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Japan

PRESS RELEASE

2011年8月24日
株式会社富士通マーケティング
株式会社ワイ・シー・シー

韮崎市立図書館に山梨県内初となるFeliCaを活用したIC図書管理システムを納入

~市民交流センターの中核施設として、利用者へのサービス向上と効率的な運営を実現~

   株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)と、株式会社ワイ・シー・シー(本社:山梨県甲府市、代表取締役社長:長坂 正彦、以下:YCC)は、このたび、韮崎市様がJR韮崎駅前に開設する「韮崎市民交流センター」内の市立図書館に、山梨県内では初となるFeliCaを活用した図書管理システムを構築、納入しました。

   韮崎市様では、駅前活性化と住民サービスの向上を目指し、図書館、公民館、子育て支援センター等を集約した、市民交流センターの開設に取り組まれておりました。その中で、あらゆる世代が集い、情報・交流の中核を担う施設として、図書館の充実化について、市民から多くの要望が寄せられておりました。今回そのニーズに応えるため、韮崎市様では、最新のIC技術と運用・サポートを活用した、新しい市立図書館を開設しました。

   FJMはこれまで日本全国で図書館システムを納入しており、公共、大学および専門図書館において約200ユーザの実績があります。

   一方YCCは、山梨県内においてこれまで図書館システムを多数構築しており、システム構築や図書館運営に関する豊富なノウハウと実績があります。

   このたび、韮崎市様の事業をサポートする提案内容と、両社のこれまでの活動実績が評価され、新システムを採用頂きました。

   今後も韮崎市様の「夢と感動のテーマシティにらさき」のコンセプトのもと、人が集う交流のあるまちづくりをシステムで支援していきます。

   韮崎市様では、交通の要所として駅周辺の活性化を目指し、新たな市民文化を創造する拠点として、図書館、公民館、子育て支援センターなど、市民の生活に役立つ多様な機能を集約した「韮崎市民交流センター(愛称NICORI ニコリ)」を新設し、9月3日からオープンします。

   その中で、市立図書館は、より多くの人々が集まるための中核を担う施設として、市民会館から市民交流センターの2階に移転し、新たに開設されました。これに伴い、蔵書数を従来の約1.25倍の約10万冊に増やし、あわせて利用者へのサービス向上と、運営の負荷を軽減するべく、最新のIC技術を活用した図書管理システムを導入しました。新図書館では、おサイフケータイ機能を持つ携帯電話での図書貸し出しやIC予約棚による予約図書・資料の受け取り自動化、ICゲートによる盗難防止や貸し出し未手続き資料の特定など、高品質な住民サービスを実現します。


   FJMとYCCは、今回韮崎市様のご要望を具現化し、さらには将来学校図書館などへの拡張性を考慮し、図書館情報システム「iLiswing21/We V2(アイリスウィン21 ダブリューイー)」を活用した最新のIC図書館システムを構築しました。


韮崎市様 IC図書館設立の目的、期待する効果


  1. 実績豊富なパッケージの導入による、安心できるシステムの構築

       初めてのシステム化となるため、実績の豊富なパッケージシステムを導入することで、稼働後の運用業務を標準化し効率的かつ安心できるシステムを構築する。

  2. 駅前活性化に向け市民が利用しやすい機能、サービスの充実

       駅前活性化に向け、機能やサービスを充実させ市民が利用しやすい図書館システムにする。特にWebサービス機能や、おサイフケータイによる簡便な登録で利用増加を図る。

  3. ICタグシステムによる業務効率化と利用者サービスの向上

       全面的にICタグシステムを活用することで、持出防止やカウンター業務等の効率化を図ると共に、自動貸出機や予約本受取棚など、市民の利便性が高まる仕組みを導入する。

  4. システムの管理負荷軽減と運営のスリム化の実現

       館内業務のアウトソーシングにより、サーバシステムの管理負荷の軽減と運営の効率化を実現する。

[ 提案コンセプト ]

提案コンセプト

本システムの特長


  1. 県内初となるFeliCa対応

       標準のIC利用カード、住基カードに加え、FeliCa対応のためおサイフケータイでの利用が可能となり、市民の利用を促進する。

  2. 図書管理業務の効率化を実現

       ICタグを活用した持ち出し防止ゲート、自動貸出機、予約受取棚、返却ポストなどを設置し、利用者の利便性向上と管理業務の効率化を実現する。

  3. サーバのハウジングによるシステム管理業務の効率化を実現

       サーバ機器を専門の技術者が常駐するセンターにて保有・管理するため、システム管理業務にかかる人的負荷やコストを削減し、業務の効率化と本来の業務やサービス向上へのリソースの集中を図る。

  4. 将来的な拡張性

       将来的な学校連携や電子書籍への対応を見据えた、拡張性の高いシステムを構築する。

   今後もFJMとYCCでは、図書館システムのサービス機能向上やユーザサポート面での充実を図るとともに、図書館システムの構築を通じて、地域活性化の支援を目指します。

[ 韮崎市立図書館システム全体図 ]

韮崎市立図書館システム全体図

韮崎市立図書館について

  • 住所:山梨県韮崎市若宮1-2-50
  • 面積:延べ床面積 約 3,420平方メートル
  • 図書館蔵書:約10万冊

株式会社ワイ・シー・シーについて 新規ウィンドウが開きます

商号 株式会社ワイ・シー・シー
代表取締役社長 長坂正彦
資本金 2億1,200万円
本社 山梨県甲府市飯田3-1-2
設立 1966年5月
従業員数 160名(2011年3月末)

iLiswing21/We V2(アイリスウィン21 ダブリューイー) について

   図書館情報システム「iLiswing21/We V2(アイリスウィン21 ダブリューイー)」は、公共図書館向けに特化したシステムで、貸出・返却・蔵書管理・統計などの基本機能に加え、インターネットからの蔵書検索や予約、またICタグを活用した新サービスの提供が可能となっており、現在全国450自治体で稼働中です。


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