GTM-MML4VXJ
Skip to main content

富士通マーケティング

English

Japan

  1. ホーム >
  2. ICTのmikata >
  3. 特設サイト >
  4. モバイル時代、クラウド時代にふさわしいERPを!「GLOVIA iZ」開発に込めた思いとは

モバイル時代、クラウド時代にふさわしいERPを!
「GLOVIA iZ」開発に込めた思いとは

富士通マーケティングフォーラム2017
「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ」開発者インタビュー

GLOVIA事業本部 製品企画統括部 会計・人事給与ビジネス部 プロジェクト課長 稲田 智
GLOVIA事業本部
製品企画統括部
会計・人事給与ビジネス部
プロジェクト課長 稲田 智

2017年2月14日に開催された「富士通マーケティングフォーラム2017」。今回特に来場者の注目を集めたのは、昨年9月にリリースした統合業務ソリューション「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ(グロービア アイズ)」(以下、GLOVIA iZと記載)でした。「GLOVIA iZ」は、経営のスピーディーな意思決定に貢献するのはもちろん、ワークスタイル変革やクラウドサービスを重視して開発してきました。「GLOVIA iZ」には、時代の変化を見据え、考え抜いた企画が様々な機能に反映されています。製品開発に携わった株式会社富士通マーケティングの稲田智へ、開発の背景や機能にかけた思いについてインタビューしました。

データ活用が重要視される時代にマッチしたERPへ

─── 「GLOVIA iZ」の開発背景を教えてください。

富士通グループは、オフコン時代も含めて40年以上、日本企業のビジネスを支える業務システムを開発してきました。その中心にある「GLOVIA」シリーズは、20年以上の歴史を持ちます。近年の業務システムの潮流として、1990年代に外資系ベンダーが提供をはじめ、2000年代初頭に急速に広まったERPがあげられます。多くのERPは企業の業務に必要なシステムをオールインワンで提供するもので、使わない機能も含め全て導入しなければならないため、導入する企業によっては割高になっていました。それに対し、「GLOVIA」シリーズのERPは、主要な機能を必要なものだけ単体で導入することを念頭に開発してきました。お客様にとっては、自社のビジネスの成長に合わせて機能を後から追加し、連携することができるというメリットがあります。

しかし、企業におけるデータ活用の重要性がクローズアップされる中で、営業からはオールインワンでの提案をしたいという声が増えてきました。また、お客様からも初めから全て業務システムを置き換えて、データを活用したいというニーズが上がってくるようになりました。そこで、「GLOVIA iZ」では、「GLOVIA」シリーズの、必要な機能を必要に応じて導入できるメリットは残しつつ、ERPとしてのオールインワン対応とシームレスな操作性の部分を、他社のクラウドサービスとの連携も含めて大きく改善しました。

コンシューマー向けの利便性を業務システムに反映させる

FJMフォーラム「GLOVIA iZ」ブース写真
FJMフォーラムの展示ブースでは、4台の実機デモにより「GLOVIA iZ」を紹介

さらに、昨今の技術を取り巻く環境には大きく2つの変化が起きています。一つはスマートフォンやタブレットのような持ち歩きできるデバイスが普及し、企業のワークスタイルが大きく変化したこと。もう一つはインターネットの普及と高速化でクラウドの活用が進んだことです。現在は、クラウド上のサービス利用は業務部門が中心ですが、今後は全社的システムにおいてもクラウド活用は進んでいくと見ています。今求められるソリューションを考えた場合、コンシューマー向けのサービスで実現されている様々な利便性が、業務システムではまだまだ普及していないのではないか、と考えるようになりました。「GLOVIA iZ」を通じて、私たちが提供したいと考えたのは、ビジネスパーソンの誰もがスマートフォンやタブレットを活用し、クラウドが当たり前になっている時代にふさわしい、既存のERPとは異なる使いやすさを重視した業務システムです。

「GLOVIA iZ」は、「経営」、「会計」、「人事給与」、「販売」、「生産」の5つの業務パッケージをラインナップしており、個別に導入した後、追加して連携することも可能です。現在リリースされているのは「会計」「人事給与」「販売」の3つ、「経営」「生産」は2017年6月ごろリリース予定です。

図1 「GLOVIA iZ」のラインナップ GLOVIA iZ 会計ページへ GLOVIA iZ 人事給与ページへ GLOVIA iZ 販売のページへ GLOVIA iZ 経営のページへ
図1 「GLOVIA iZ」のラインナップ

経営管理可視化のノウハウを「GLOVIA iZ」に込める

─── 「GLOVIA iZ」の主な特長を教えてください。

「GLOVIA iZ」の主な特長は3つあります。

  • ① 経営テンプレートによる的確な意思決定
  • ② コミュニケーション機能を利用したワークスタイル変革
  • ③ オンプレミスとクラウドの最適化

一つ目の特長である「経営テンプレートによる的確な意思決定」は、「GLOVIA SUMMIT」で得た経営管理のノウハウを反映させたものです。「GLOVIA SUMMIT」は、大手企業のお客様を中心に約8年間、我々GLOVIA事業本部が導入支援を直接行ってきた実績があります。導入したお客様に対し、こんな機能、こんな画面を使ってはどうか、何が使いやすく、何が使いにくいのか、直接会話する中で、分析やビジュアライズについて提案を行ってきました。その中で培ったノウハウが「GLOVIA iZ」には盛り込まれています。

「GLOVIA iZ 経営」では、経営管理を可視化するためのKPI一覧やレポート画面をテンプレートとしてすぐに活用できるよう提供します。経営者や経営企画室の方にぜひ活用いただきたいと考えています。

「GLOVIA iZ 経営」KPI画面
「GLOVIA iZ 経営」では、事業のKPIを集約し、スライダーによる直感的なシミュレーションが可能

GLOVIA iZ 経営の詳細はこちら

また、「GLOVIA iZ」は、企業活動に関わるデータを統合し、企業活動を反映した独自の指標を自由に作ることができるのも大きなメリットです。今までは販売のデータや、会計のデータだけ見ていたのに対し、人事データとつなぎ合わせて担当者別の売上ランキングを見る、生産管理と組み合わせて在庫情報や原価情報を販売で活かす、といった部門を横断したデータ活用が容易にできます。

GLOVIA iZ Webセミナー 業績を上げるための経営管理システムのあり方 詳細・お申し込みはこちら(新しいウィンドウが開きます)

コミュニケーション機能の強化を通じて、目指すはワークスタイル変革

二つ目の「コミュニケーション機能を利用したワークスタイル変革」は、メールをはじめLINEのような新しいコミュニケーションツールと業務システムを連携させることで、ワークスタイルを変革することを考えました。「GLOVIA iZ」のコミュニケーション機能では、業務システムからメールを使った通知を送ることができ、送られたメールのURLをクリックすると、送信者が開いている画面を共有することができます。例えば、担当者が受注入力をしているときに上司にメール通知を送り、画面を直接見てもらい、明細の確認や値引きの相談などを行うことができます。メール通知のURLからログインしないで直接業務画面を開く機能は、他社のERPパッケージにはないもので、現在特許を出願しています。さらにメール通知には細かいルール設定ができ、ある得意先から一定金額以上の発注があった場合のみ上長にメール通知を行う、といった運用が可能になっています。

「コミュニケーション機能」画面
「コミュニケーション機能」にて、営業とマネージャーの情報共有を円滑にし業務効率化を図る

GLOVIA iZ 詳細はこちら

企業のコミュニケーションではメールが中心となっていることから、コミュニケーション機能はまずメールで実装しますが、LINEをはじめ今後新しいコミュニケーションツールが普及した場合にも容易に技術対応できます。また、PCだけでなくモバイル対応も行っています。例えば、卸売業では、商談から帰社して在庫確認を行い、発注量の調整を行うケースをよく耳にしますが、スマートフォンやタブレットで商談中に在庫を確認し、在庫の引き当てまで完了することが実現できればと考えています。

また、システムにログインした時の「ファーストビュー」画面も、これまでと全く違う構成にしています。従来の業務システムのメニューは、階層構造から使いたい業務メニューを選択するようになっており、お客様にやるべき業務を考えながら使っていただく見せ方になっています。これに対し、「GLOVIA iZ」の「ファーストビュー」は、ログインしたときに個々のお客様が必要とする情報をグラフィカルに示し、やるべき業務はこれです、というタスクを指標として大きく表示します。

「ファーストビュー」画面
「ファーストビュー」はセルフカスタマイズ可能なダッシュボードであり、メニュー画面としての機能を持つ。指標をクリックすることで対象機能を起動し業務をスムーズに進めることが可能

「ファーストビュー」は、個々の指標をクリックすることで直接業務メニューを呼び出すことができるようになっています。システムにログインして、機能について考えることなく直感的に業務をこなすことができる、という点にこだわりました。「ワークスタイル変革」に貢献する主力機能の一つとして位置付けています。

総クラウド化への過渡期として、オンプレミスも対応

─── 三つ目の「オンプレミスとクラウドの最適化」についても教えてください。

クラウドの普及は徐々に広がっており、いずれ業務システム全てがクラウド化されると考えています。
これまでの業務システムは、導入して一定期間が経過するとハードウェアの保守ができなくなりリプレイスする必要がありました。システムに大きな不満がないにも関わらず投資を余儀なくされます。また、業務システムのパッケージ自体も保守期間が切れてしまい、リプレイスせざるを得ないケースが出てきます。リプレイスに伴う投資はベンダー都合であって、お客様にとっては本来必要のないコストです。こうした無駄なコストはクラウド化によって支払う必要がなくなります。さらにクラウドサービスは、システムのアップデートが容易で、オンプレミスのようにエンジニアが現地に保守作業を行う必要もなくなります。クラウド型のサービスであれば、常にセンターで最新のシステムを提供できるため、お客様にもクラウドのメリットを感じていただけると思います。最近の業務システムの引き合いは、オンプレミスと合わせてクラウドについても提案を求められるケースが大半です。クラウドとオンプレミスを比較するという流れは出てきていますので、クラウド化については手応えを感じています。10年単位で考えると全てクラウド化になっていくと想定しています。

ただし、そうはいっても重要な社内情報をクラウドに保管することに、大きな抵抗感があることも現実です。そこで、全業務システムがクラウド化される前の過渡期として捉え、「GLOVIA iZ」ではクラウドとオンプレミスの併用を想定し、いずれにも対応しています。また、パッケージごとにクラウドとオンプレミスを混在させ、一つのERPシステムとして利用することも可能です。

FJMフォーラム「GLOVIA iZ」ブース写真

なお、「GLOVIA iZ 経営」では、企業のベストプラクティスに基づいて作られた経営テンプレートをクラウド版に限定して提供することを考えています。新しいテンプレートもどんどん増やしていく予定ですので、クラウド利用のメリットをより感じていただけると思います。

新しい機能のアイディアを生み出すために、BtoCの先行事例を常にウォッチ

─── 「GLOVIA iZ」の新たな企画はどのように生み出されたのですか?

GLOVIA事業本部をはじめ、営業部門、販売推進部門などのプロジェクトメンバーでアイデアを出し、考え抜いたものを開発に反映させています。我々は商談の場にも参加し技術的側面での提案支援も行っていますので、お客様の声を直接聞く機会もあります。ただし、「ワークスタイル変革」という面では、お客様のリクエストに応えるだけでは変革につながるようなものは生まれません。お客様の声も参考にしながらメンバーで議論を重ね、新しい機能を一から考え抜き、製品という形にしたのが「GLOVIA iZ」です。

新しい機能を考える上では、AmazonのようなECサイトで新しくリリースされた機能等、全く別の業種、業界の取り組みを常にウォッチしています。特にBtoCの取り組みには先行事例が多いため、私たちの開発している業務システムに活かすことができる部分はないかと、常日頃から意識しています。新しい機能のアイデアは、業務時間外に生まれることも多いですね。

─── リリースからまだ間がない「GLOVIA iZ」ですが、営業やお客様からの反応はいかがでしょうか。

おかげさまで営業からは、提案がしやすくなったと好感触を得ています。これまで営業からは一つのパッケージで業務全体についての提案を行いたいという声があがっていたので、要望に応えられるようになりました。営業部隊だけでなく、パートナー企業様からも、新しい機能を実装したERPとして訴求しやすいと評価をいただいています。すでに導入が決まった案件も複数社出ており、おかげさまで非常に多くの引き合いをいただいているところです。

「GLOVIA iZ」は、これまで「GLOVIA」シリーズで培ってきた機能をベースに、ERPとしてより多くの企業様にご利用いただきたいと考えて開発しました。今回フォーラムにお越しいただけなかった方にも、セミナー・イベントなどを通じて「GLOVIA iZ」をご紹介していきますので、ぜひ一度ご確認いただければと思います。

GLOVIA iZ Webセミナー 業績を上げるための経営管理システムのあり方 詳細・お申し込みはこちら(新しいウィンドウが開きます)

関連情報

お問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-835-554 お客様総合センター

受付時間 9時から17時30分まで
(土日、祝日及び当社指定の休業日を除く)
[注] お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。