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難易度別にみる情報システム担当者が取得しておきたい資格とは?

酒井 麻里子 氏

2016年04月26日更新

イメージ IT関連の資格は種類が非常に多く、難易度もさまざま。取得を考えていても、どこから手をつけてよいかわからないという方も多いのではないでしょうか? IPA(情報処理推進機構)が実施するIT系の資格試験は、難易度および求められる技能・知識によって分類されているので、その区分を知れば自分が今受けるべき試験も明確になります。情報システム担当者が取得しておきたい資格を難易度順にご紹介しましょう。

ITパスポート(入門)

いきなり専門性の高い試験を受ける自信がないという人におすすめなのが、ITパスポート試験です。情報機器や情報処理、セキュリティなどに対する基礎知識を問う内容で、この後にご紹介するほかの試験を受験するにあたっての基礎固めとしても役立ちます。試験時間は165分、コンピューターを使って回答するCBT方式で随時実施されているので、思い立った時にチャレンジできるのもメリットでしょう。

<参考リンク>

基本情報技術者(初級者)

新入社員や、情報システム担当になったばかりの人がまず目指したい資格が、基本情報技術者試験でしょう。
ITソリューションや製品、サービスに関する業務に携わるために必要な技術や知識を問う内容で、受験者に求められているのは次のような技術です。

1.情報技術を活用した戦略立案について

 戦略立案に関する基本的なことを理解して、業務に活用できる。

 上司の指導のもと、情報戦略に対する予測、分析、評価および提案ができる。

2.システムの設計や開発、運用について

 システムの設計や開発、運用に関する基本的なことを理解する。

 上司などの指導のもと、システムの設計や開発、運用またはソフトウェアの設計ができる。

 求められている方針を理解したうえで、みずからソフトウェアを開発できる。

試験は毎年4月と10月の年2回実施されます。設問はすべて選択式で出題され、試験時間は午前、午後それぞれ150分ずつです。

<参考リンク>

応用情報技術者(中級者)

基本情報技術者試験に合格した後、実務で経験を積んだ人がステップアップしたい時におすすめなのが「応用情報技術者試験」です。こちらは、情報技術に関するより高度で踏み込んだ知識や技術が求められる内容となっています。

1.情報技術を活用した戦略立案について

 経営戦略や情報戦略について、経営者の方針や経営をとりまく環境を正確に把握できる。

 経営戦略や情報戦略の評価にあたり、定められたモニタリング指標に基づいて差異分析などを行える。

 提案討議に参加して、提案書の一部を作成できる。

2.システムの設計や開発、運用について

 アーキテクチャの設計にあたり、システムに対する要求を整理して、適用可能な技術について調査できる。

 運用管理・オペレーション・サービスデスクなどのチームメンバーとして、サービスの提供や安定稼働の確保ができる。

 プロジェクトメンバーとして、リーダーのもとでスコープや予算、工程、品質などを管理できる。

 情報システムやネットワーク、データベース、組み込みシステムなどの設計や開発、運用、保守において、上司などの方針を理解して、技術的な問題を解決できる。

4月と10月に実施されることや、試験時間が午前・午後それぞれ150分である点は基本情報技術者試験と同じですが、こちらは記述式の問題も出題されます。

<参考リンク>

専門ごとの上級資格

さらに上位の資格では、分野ごとに試験が分かれています。そのため、自分の専門分野に合った試験を選んで受験することになります。

システムアーキテクト試験(上級者)

情報システムや組み込みシステムの開発について、全体を把握しながら業務を進めるための能力や技術・知識が求められます。

<参考リンク>

ITストラテジスト試験(上級者)

企業の経営戦略に基づいて、ITを使った基本戦略を策定・提案をする能力や、組み込みシステムの企画開発の統括に求められる能力が問われる試験です。

<参考リンク>

システム監査技術者試験(上級者)

責任者など、情報システムを監視する立場で業務に携わるために必要な知識を問う試験です。

<参考リンク>

自分のレベルに合った資格からチャレンジしよう

資格試験は、やみくもに受ければよいというものではありません。現在の業務に必要なもの、自分のレベルに合ったものは何かを考え、自分のレベルに合った資格試験にチャレンジすることから始めていきましょう。

著者プロフィール

酒井麻里子 氏

酒井 麻里子 氏

IT系コンテンツを多数手がけるライター。著書に『これからはじめるスマホユーザーのためのLINE Facebook&Twitter安心・かんたんスタートブック』(秀和システム)など。
初心者ユーザーに向けたスマホやPCソフトの使い方から業界最新ニュース、Webマーケティングまで、ITに関することを幅広く扱っています。

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