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難易度に合わせて選ぶ、経理担当者のスキルアップに役立つ資格

酒井 麻里子 氏

2016年04月01日更新

イメージ 現在の仕事をずっと続けたいと考えるなら、実践的な知識や技術を身につけることが重要です。もちろん、経理担当者にとっても例外ではありません。経理・財務に関する資格には、比較的簡単なものから非常に高度なものまで幅広くあります。これからのキャリアを考えるうえでも役立つ、経理に関する主要な資格をご紹介します。

日商簿記

初心者でも受験しやすい経理に関する資格の定番といえば、日商簿記検定試験です。3級・2級は所有している人も多いでしょう。実務で経理に携わっているなら、より専門的な知識を問う1級に挑戦みるのもよいかもしれません。日商簿記のなかではもっともレベルの高い資格ですが、ほかの国家試験に比べると、比較的挑戦しやすいのではないでしょうか。
1級では、大卒程度のレベルの商業簿記と工業簿記、原価計算や会計学の知識を問う問題が出題されます。合格すると税理士の受験資格を得られるので、税理士資格の取得をめざす人が、その最初の1歩として受験するにも適した資格です。

<参考リンク>

ファイナンシャル・プランニング技能士

お客様に貯蓄や投資のプランを提案するファイナンシャル・プランナー(FP)。関連する資格は数多くありますが、その多くは民間資格です。そのなかで唯一の国家資格(技能検定)となるのが「ファイナンシャル・プランニング技能士」です。試験は3級〜1級に分かれており、それぞれ学科試験と実技試験が実施されます。いずれの級でも、社会保険や年金、資産運用をはじめ、不動産取引や相続についての知識が問われます。
3級は受験資格がないので、これからFPの仕事をしていきたい初心者でも受験しやすい資格です。2級と1級は受験のための条件として、実務経験または前の級に合格していることが求められ、その分、難易度も上がります。

<参考リンク>

税理士

税理士試験は、税や会計についての専門知識を持ち、税理士として仕事をしていくために必要な資格。簿記論、財務諸表論の必修2科目と、選択3科目の合計5科目合格する必要があります。科目ごとに合否の判定がなされるので、1度にすべての科目を受験するのではなく、1科目ずつ順に受験して、長期計画で資格取得をめざす方法もあります。
税理士試験を受験するには、大学や専門学校で法律学や経済学に関する科目を履修していることや企業の会計業務に携わった実務経験などの条件が必要となります。日商簿記やファイナンシャル・プランニング技能士に比べると難易度がかなり上がりますが、将来的に税理士として仕事をしていきたいと考えるなら欠かせない資格です

<参考リンク>

公認会計士

会計に関して、さらに専門性の高めていきたいと考えるなら、公認会計士をめざすという道もあります。経理・会計に関する資格のなかではかなり難易度の高いものですが、それだけ資格としての価値も高くなります。公認会計士試験はマークシート形式の短答試験と記述式の論文試験で構成され、このうち短問試験では、財務会計論や管理会計論、監査論や企業法などについて出題されます。そして、論文試験は、会計学や監査論、企業法、租税法および選択科目1科目から出題されます。
全ての科目が合格点に到達しなかった場合は、以降の試験で合格した科目が免除される制度もあるので、数年間かけて取得をめざすことも可能です。受験のための資格や条件は定められていないので、誰でも受けることが可能ですが、公認会計士としての登録を行うには2年以上の実務経験および実務補習の終了が必要となります。

<参考リンク>

自分に必要な資格は何かを考えよう

難易度の高い資格になるほど、取得するまでにたくさんの時間や費用を必要とします。そのため、受験を決める前に本当にその資格が必要なのかをよく考えることも大切です。「有名な資格だから」「持っていると有利そう」といった、軽い気持ちだけで勉強を始めてしまうと、勉強を続けるためのモチベーションが維持できなくなる可能性もあります。
また、合格後にどうしたいのか、どうなりたいのかを決めることも欠かせません。そうしないと、せっかく合格してもその資格を生かすことができない……という事態になる可能性もあるからです。自分にとって本当に必要な資格を目標に定め、合格後の自分をイメージできれば、つらい勉強も続けることができるのではないでしょうか。

著者プロフィール

酒井麻里子 氏

酒井 麻里子 氏

IT系コンテンツを多数手がけるライター。著書に『これからはじめるスマホユーザーのためのLINE Facebook&Twitter安心・かんたんスタートブック』(秀和システム)など。
初心者ユーザーに向けたスマホやPCソフトの使い方から業界最新ニュース、Webマーケティングまで、ITに関することを幅広く扱っています。

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