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第01回 これだけは確実に押さえておきたいWindows 10の3つのポイント

いよいよWindows 7のサポート切れが迫ってきた!
~Windows 10への移行を計画する前に押さえておくべきポイント~

エムオーテックス株式会社

2018年11月09日更新

いよいよWindows7の延長サポート期限が迫ってきた!でも・・・

Windows7の延長サポートの期限が2020年1月14日に迫っていることをご存じでしょうか?
すでに2015年1月に「メインストリームサポート」の期間は終了しており、現在はセキュリティ更新プログラムの配信のみが行われる「延長サポート」の期間ですが、その期間も残りあと1年に迫っています。

Windows OSのサポート期間
Windows OSのサポート期間

サポート切れのOSを使い続けることは、脆弱性をついた標的型攻撃や、マルウェア感染などによる被害を受けるリスクが高まり、大変危険です。しかしそれがわかっていても、Windows 10への移行に簡単には踏み切れない、ある問題があります。

それは、OSのアップデート方針の変更です。

Windows 10では、OSのアップデート方針が大きく変わっています。特に企業・組織のシステム管理者はこの変更を理解しておかないと、アップデートの度に業務が止まってしまうかもしれません。

そこで今回は、これだけは確実に押さえておきたい、Windows 10の3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:便利な一方で管理が難しい??「WaaS」ってなに?

Windows 10は「最後のOS」といわれており、Windows as a Service(通称:WaaS)と呼ばれる新しいアップデート方針を採用しています。

従来は2~3年おきに「Windows XP」「Windows 7」という違う名前のOSがリリースされ、サポート終了に合わせてPCごと次のOSに入れ替える対応が一般的でした。
しかしWindows 10からはそうではありません。OSはWindows 10のままで、6か月ごとにアップデートを積み重ねていきます。

Windows 10では、「機能更新プログラム(Feature Updates、通称:FU)」と「品質更新プログラム(Quality Updates、通称:QU)の2種類の更新プログラムが提供されます。

QUはこれまでの月例パッチのイメージです。一方FUは、OSの機能面のアップデートを行う更新プログラムで、おおよそ半年に1回のペースで提供されます。このFUによって、従来のWindows 7からWindows 8ほどの規模のアップデートが、徐々に行われる仕組みがWaaSです。

Windows 10の2種類の更新プログラム
Windows 10の2種類の更新プログラム

WaaSによって、最新機能や最新のセキュリティ対策をいち早く導入することが可能になるというメリットがあります。しかしその一方で、OSのバージョンが上がると業務アプリとの互換性がなくなり業務に支障をきたす、というリスクが想定されます。

「FUの管理」という課題をどうクリアするかが、Windows 10運用のカギとなります。

ポイント2:LTSCでいいの?サービスモデルごとの運用の違い

ここで少し詳しい方は、「LTSCであれば半年ごとのアップデートは不要なので簡単じゃないか」と思ったかもしれません。

Windows 10には、大きく「Semi-Annual Channel(通称:半期チャネル、SAC)」と「Long Term Servicing Channel(通称:LTSC)」2種類のサービスモデルがあります。
サービスモデルとは、平たく言うと保守サポートの提供形態のことです。

Windows 10の2種類のサービスモデル
Windows 10の2種類のサービスモデル

SACの場合、18カ月間という短いサポート期間の間にFUを適用し、次のバージョンへアップデートを行わなければ、サポートが切れてしまいます。
それに対してLTSCの場合は、FUが提供されず、最長10年にわたりアップデートなしでもサポートを受け続けることができます。

LTSCのサービスモデルは、一見、Windows 7などの従来のOSと同じように利用できるかのように見えます。そのため、管理が簡単だと考えて、一般のPC用のWindows 10をLTSCのモデルで購入するケースがあるようですが、これはまったくおすすめできません。

なぜなら、LTSCは、「リリース時に存在しているOfficeやプロセッサ世代にしか対応しない」とういうポリシーがあるからです。

例えば、コラムを執筆している現時点で最新のLTSCモデルは2016年10月13日にリリースされたバージョン1607(通称:2016 LTSC)ですが、実はこのバージョンではOffice 2019は使えません。

マイクロソフトは、Office 2019のLTSCモデルでの対応OSは「Windows 10 Enterprise LTSC 2018」としています。もしOffice 2019を使いたい場合には、2018 LTSCのWindows 10を新たに購入し、OSを入れ替えなくてはなりません。

また、CPUのプロセッサ世代のサポートポリシーはより深刻かもしれません。
2016 LTSCがリリースされた時点でのCPUは第6世代でしたので、2016 LTSCでは第6世代しかサポートされません。

しかし実は、ほとんどのPCメーカーが、第6世代のCPUを搭載したPCの出荷は2018年中までとしています。つまり、OSはサポート期間中にも関わらず、サポートするPCが入手できないという状況が起こってしまいます。

LTSCではリリース時のプロセッサ世代しかサポートされない
LTSCではリリース時のプロセッサ世代しかサポートされない

このような理由から、LTSCは通常業務に利用するPCには不向きだと言えます。LTSCを使うという考えは捨てて、SACのサービスモデルで、どうやってアップデートを行ったらよいのかを検討するべきです。

ポイント3:どの方法が最適?Windows 10アップデートの3つの方法

ではWindows 10のアップデートを行うには、どのような方法があるのでしょうか?その方法は大きく分けて3つあります。

Windows 10のアップデート方法
Windows 10のアップデート方法

Windows 10 のアップデートを行う方法の1つ目は、Windows UpdateでMicrosoftの自動配信に任せるという方法です。
管理者側の作業が不要な、最も簡単な方法ですが、アップデートがユーザー任せになるため、企業・組織のPCを管理する方法としては不十分です。

それに対して、「WSUS」やエムオーテックスが提供する「LanScope Cat」のようなIT資産管理ツールを活用する場合、「どの更新プログラム」を「どのタイミング」で管理端末へ配信するかを、管理者側でコントロールすることが可能です。
Windows Updateとの大きな違いは、専用サーバがあることです。専用サーバで情報を集約管理し、更新プログラムの配信をコントロールすることができます。

前述の通り、勝手にOSがアップデートされてしまうと、業務アプリとの互換性がなくなり業務に支障をきたす、というリスクが想定されます。
企業・組織のPCの場合には、「WSUS」や、「LanScope Cat」のようなIT資産管理ツールをうまく活用し、Windows 10のアップデート管理を行うことが必要です。

では、WSUSやIT資産管理ツールを使うことでWindows 10のアップデート管理がどのように便利になるのでしょうか?そのポイントは次回のコラムでご紹介します。

面倒な作業は不要!IT資産管理・Windows10管理をカンタンに実現する方法とは?詳細はこちら

著者プロフィール

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エムオーテックス株式会社

エムオーテックス株式会社は、シェアNo.1[注] のネットワークセキュリティ・IT資産管理ソフトウェアLanScope Catを開発・販売するソフトウェアメーカーです。
お客様の大切な情報資産が安全に守られ、なおかつ、社員の方々がITの利便性を十分に活用できるシステム環境の実現をお手伝いします。

[注] 富士キメラ総研 2005~2018 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧「IT資産/PC構成管理ツール・2017年度」

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