GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. ICTのmikata>
  3. 第21回 IoTで効率アップ!物流のコスト削減をスマートに

第21回 IoTで効率アップ!物流のコスト削減をスマートに

ものづくり最新動向

マケナ雅美 氏

2017年09月06日更新

イメージ さまざまな物資をもとにモノ作りを行う製造業者にとって、サプライチェーンの確立は重要なポイントです。また、物流を効率良く行うための在庫管理やロジスティクスのシステムを整えていくことは、将来的なコスト削減にもつながっていきます。そこで今回は、IoTテクノロジーを導入してプロセスの効率化を行い、コスト削減に結びつけるスマートシステムについて紹介します。

サプライチェーン可視化の重要性

サプライチェーンとは一般的に、原材料・部品の調達から、製造・流通を経て消費者に商品やサービスが届くまでのプロセスを指します。製造業者にとって、このサプライチェーンをいかに効率よくスムーズにつなげていくかは、製造のコスト削減や利益確保に大きな影響を与えます。

サプライチェーンを確実に回していくためには、サプライチェーンマネジメント(SCM)を導入し、「生産の効率化」や「調達の効率化」を行うことが欠かせません。IoTやAIなどのテクノロジーを活用し、需要予測を行ったり在庫管理を可視化したりすることで業務から無駄を省き、コストカットにつなげることができるでしょう。

センサー導入で倉庫管理

サプライチェーン全体を見渡し、コスト削減が可能な箇所はどこかを考える際に挙げられる項目のひとつに、倉庫内での出荷にかかる時間や人手をカットすることがあります。
そこで活躍するのがIoTセンサーを導入したスマート倉庫のシステムです。これはインターネットに接続されたIoTセンサーを、倉庫内の要所や倉庫内で働いているスタッフに取り付けることで、倉庫内の在庫管理を行ったり働いている人々の動向を可視化したりすることができます。

また、既存のシステムの効率化として、フォークリフトなどの倉庫内で使用している機械をスマート化するという方法もあります。スマート化することにより、その稼働率や倉庫内での各機会の動向を可視化・把握することで、無駄な位置に設置されている機械はないか見直したり、倉庫内の物資の配置改善に結びつけたりすることにつながります。そうやって改善点や問題点をしっかりと把握できるということが、今後の業務上のコストカットを実現し、最終的には利益を生み出すことにつながるのです。

「AI」で予測を立てて効率化

注文を受けた商品を最短距離でタイムリーに配達するためには、過去のデータに基づいた「予測」が役に立ちます。こういった予想を行うのに活躍するのが、現在さまざまな分野で注目を浴びている「AI(人工知能)」です。倉庫や製造の現場でIoTを介して集めた膨大な量のデータをAIが解析し、状況に応じて的確な指示を出してくれれば、現在ロジスティクスに割いている人材やコストを減らすことにつながります。

また、「工場Aで最もよく使われる部品は何か」「毎月どのタイミングで物資の発注が発生しているか」「どのトラックに配車すれば最短期間で足りない物資を工場Bまで配達できるか」といった予測をリアルタイムで瞬時に行えるようになり、物流の効率化や生産にかかる時間の短縮を実現することができます。

サプライチェーンマネジメントはコスト削減につながる

製造業者が企業の利益を向上させ、それを将来的な成長に結びつけていくためには、業務過程や流通過程の無駄を省いて効率化を行うことがポイントになります。IoTやAIを活用したサプライチェーンマネジメントを導入し、サプライチェーンの可視化を実現することは、現場で働く人々の負担を減らし、コスト削減を実現してくれるでしょう。それが利益を生み出すことができる製造現場という理想の形につながっていくのです。

著者プロフィール

マケナ雅美氏

マケナ雅美 氏

Texas A&M University、経済学部卒。福岡出身、現テキサス在住。大卒後、化粧品や医薬品の臨床試験を行う米国の会社のアジア部門にて、翻訳・通訳業務、日本やヨーロッパの顧客へのマーケティング業務を主に新しい分野で働く楽しみを覚える。経済のみでなく、テクノロジー、スポーツ、料理、アンティークなど幅広い興味を持つ。

関連情報

参考リンク

お問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-835-554 お客様総合センター

受付時間 9時から17時30分まで
(土日、祝日及び当社指定の休業日を除く)
[注] お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。