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第06回 工場での事故を防いで安全な現場を作るための5S運動をおさらいしましょう

ものづくり最新動向

酒井麻里子 氏

2016年05月13日更新

イメージ 工場や製造現場ではおなじみの「5S運動」。分かっているようでいて、その必要性や意義を十分に理解できていない……という方もいるかもしれません。せっかくの活動が言葉だけのものにならないよう、改めて5S運動の大切さを見直してみませんか?

5S運動はなぜ必要なのか

「5S運動」とは、製造業の現場効率化・改善のために考案されたルール。製造業における業務の効率化で幅広く使われている「トヨタ流改革」のひとつです。

5S運動を実施する最大の効果は、業務の無駄をなくすことができる点にあります。不要な物を処分して、必要な物をいつでも取り出せるように整理すれば、業務効率の低下につながる「物を探す」時間を減らすことが可能になるのです。

5つのSの意味とその必要性

では、5S運動の5つのSのそれぞれの意味について、改めて確認してみましょう。

整理
業務に必要な物と必要でない物を分類して、不用品を処分することを「整理」と呼びます。いらない物を捨てることで、すっきりとした現場となります。さらに、使用頻度の低い工程を外部に委託して「整理」する、というように、物以外に対して「整理」が行われることもあります。

整頓
業務に必要な物を、決まった置き場所に使いやすく配置することです。現場が整頓されていないと、業務に必要な物をすぐに出すことができず、効率の低下につながります。また、散らかった現場は、事故も発生しやすくなります。安全な環境を維持するためにも、必要な物をきちんと整頓しておくことは大切なのです。

清掃
こまめに掃除することで快適に働けるようになります。また、ゴミを放置しないことは、火災予防の観点からも重要となります。工場内の清掃はもちろん、機械や設備をきれいな状態に保つことも欠かせません。

清潔
整理、整頓、清掃がきちんと行われている状態を維持するための運動のことを、5S運動では「清潔」と呼びます。例えば、「終業時には机の上に物を置かずに帰る」というような工夫やルール作りなどの取り組みがこれにあたります。

しつけ
5S運動を継続するためのルールを決め、それが守られるように徹底することが「しつけ」です。すべての従業員が実践できてこそ、5S運動は効果を発揮するのです。

5S運動を効果的に実施するには?

いくら5S活動の意味や大切さを呼びかけても、やり方が面倒だったり分かりづらかったりすると定着や継続的な実践は困難になってしまいます。そのため、職場の全員で取り組めて、簡単に実践できる方法を取り入れることが欠かせません。

5Sを実践するための具体的な方法のひとつに「赤札作戦」があります。まず、職場内の物品を「いる物」「いらない物」に分類します。そして、「いらない物」には、品名や区分、不要になった理由や処分方法やいつまでに処分するかを記入したラベル(赤札)を貼ります。そして、記入した期限までに処分するのです。

さらに、最近1ヶ月間使わなかった物にも赤札を貼ります。そして、それを職場から離れた場所で保管して、期限がきたら再度見直しを行います。この方法を使うことで、効率的に職場の中に眠る「無駄な物」を見つけることができます。

以上のプロセスを経て無駄な物を処分できたら、次に残った物を使いやすいように整理します。不要品がなくなったことでスペースにも余裕ができているため、すっきりと使いやすい職場環境を作れるはずです。

継続的な実践が大切

5S運動は単なる標語ではなく、安全で快適、そして効率的に仕事のできる環境を作るために大切なしくみです。その必要性を理解してきちんと実践すること、そして、それを継続することが重要になります。改めて5S運動の価値を見つめなおし、より実践しやすい環境作りについて考えてみませんか?

著者プロフィール

酒井 麻里子 氏

酒井 麻里子 氏

IT系コンテンツを多数手がけるライター。著書に『これからはじめるスマホユーザーのためのLINE Facebook&Twitter安心・かんたんスタートブック』(秀和システム)など。
初心者ユーザーに向けたスマホやPCソフトの使い方から業界最新ニュース、Webマーケティングまで、ITに関することを幅広く扱っています。

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