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内部統制の目的は?社員にはどんなメリットがあるの?

マケナ雅美 氏

2017年04月03日更新

イメージ 「内部統制」と耳にすると、何やら堅苦しいイメージがあったり「大変そう」「仕事がやりづらくなりそう」といったイメージがあったりするのではないでしょうか。特に内部統制のメリットを把握できていない社員から見ると、それは「面倒なルールを押し付けられる」だけでしかないマイナスのイメージのものかもしれません。

内部統制を企業のプラスにつなげるためには、社員になぜ内部規制を行うのか、それを行うことで社員や企業にどのようなメリットが生まれるのかをしっかりと伝える必要があります。今回は内部統制に関する基本情報と、いかにそれが現場で働く社員にとってのメリットとなり得るのかを解説していきます。

内部統制の目的とは?

まず、しっかりと理解したい項目として挙げられるのは、内部統制はどのような目的を持って実施されるのかということ。Fujitsu Globalが発表した「グローバル企業の内部統制プロジェクトを成功に導くアプローチ」によると、内部統制の目的は大きく分けて3つ。「仕事現場の業務内容、業務形態可視化」「リスク認識とガバナンスの強化」「組織内コミュニケーションの促進」です。

内部統制を実施する経過で作り出される社内の業務ガイドラインでは、社員全員の仕事内容に関する認識をそろえ、勘違いによる失敗を減らすことができます。またIT部門に関してもシステムの強化や改修を行うことで、より効率よく業務にITシステムを活用できるようになることも期待できます。

内部統制は社員のダメ出しシステムではない!

社員の目線で見ると「内部統制=社員の業務・行動監視」というイメージを持つかもしれませんが、その本質は社員のモチベーション向上や業績向上といったポジティブなものです。業務関連はもちろん社内での各プロセスに関する規律やガイドラインがきちんと整備されていればいるほど、社員としては業務を執行するうえでのグレーゾーンを減らすことができます。

また、内部統制のシステムを作る過程で、現在の業務システムやITシステムの見直しが行われるので、社員がより働きやすい環境やより業績を上げやすいシステムへと改善される効果も期待できます。確立されたシステムに沿って業務を行うことで業務上のミスを減らし、仮にミスが起こっても早期発見や修正を行いやすいといったメリットにつながります。

内部統制に関する知識をつけよう

内部統制を打ち出し効果を見出すためには、正しい知識を持って導入する必要があります。また、企業の業務やシステムの見直しを行うのはもちろん、修正が必要なポイントの発見やそれを改善するための解決案の生み出しなど、内部統制には多くのステップがあります。

内部統制は一時的なものでなく、今後の自社企業のあり方を定めるための土台となるものです。もし分からない部分や不安な部分がある場合は、内部統制のコンサルティングを受けたり、専門コースに参加する、ソリューションサービスを導入したりするなど、専門知識に従った運用を行うことで効率良い統制を行うよう心がけましょう。

内部統制は、健全な企業づくりの土台となる

内部統制は、丁寧に作り上げたうえで導入すれば、健全な企業づくりへの基盤となる重要なものです。社員にその重要性だけでなくメリットをアピールすることで、スムーズな導入・実施へと結びつけていきましょう。ルールがきちんと整っている企業は、社内のコミュニケーションがスムーズだったり、社員の業務に対する姿勢がそろっていたりするものです。そのような健全な仕事環境の中で、企業の成長を促進していきましょう。

著者プロフィール

マケナ雅美氏

マケナ雅美 氏

Texas A&M University、経済学部卒。福岡出身、現テキサス在住。大卒後、化粧品や医薬品の臨床試験を行う米国の会社のアジア部門にて、翻訳・通訳業務、日本やヨーロッパの顧客へのマーケティング業務を主に新しい分野で働く楽しみを覚える。経済のみでなく、テクノロジー、スポーツ、料理、アンティークなど幅広い興味を持つ。

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