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後悔しないビッグデータ導入! 問題となりやすいのはどんなこと?

マケナ雅美 氏

2016年03月01日更新

イメージ これからのマーケティングやセールスは「データ」が命!IoTテクノロジーやモバイル端末の普及により、企業は顧客や業務プロセスに関する膨大な量のデータを収集できるようになっています。しかし、きちんとした下準備を行わずに、データ収集だけを先行させてしまうと、処理しきれない膨大なデータに埋もれて身動きできなくなる可能性があります。こうした事態を避けるために大切なのは、ビッグデータに対応できるシステムを企業としてきちんと設計し、計画性を持ったデータ収集を行うこと。そのシステム設計を的確に行うために、ビッグデータ導入の問題点について学んでおきましょう。

ビッグデータシステムを作る上での問題点は?

ビッグデータの収集と保管を行う上で問題点となるのは、「データプロセス」「データストレージ」「データセキュリティ」の3つです。

  • 膨大な量のデータを適度な速度で送受信できるプロセッサやバンド幅を持っているか。
  • 集めたデータを保管できるだけのストレージ容量があるか。
  • データを漏えいやハッカーから守るセキュリティは整っているか。

ビッグデータを導入するにあたり、これらの項目をしっかりクリアする必要があります。

データの送受信のシステムを確保せずにデータ収集を開始すれば、使用されるデバイスの速度が落ちたり、クラッシュしたりする恐れがあります。収集したデータがどれくらいの期間でどれくらいの容量になるのかをきちんと予測しておかなければ、気がついたらストレージが満杯で、あわてて追加場所を探すことになってしまいます。適切なセキュリティを設定しなかったばかりに、顧客のデータが漏えいしたり、ハッカーに企業データを盗まれてしまったりしては、企業の信用問題にも関わることになります。

ビッグデータの情報源はどこ?

ビッグデータ収集を行うための情報源は、インターネット上にあふれています。Eメール、インターネット検索、ブログのコメント、SNS、eコマースの購買傾向、アプリの使用頻度や使用時間……こういったものの中から、自社にとって最も有益なデータを生み出してくれるのはどのチャンネルかを熟考しましょう。

キーとなるチャンネルを絞り込むことで、不必要なデータを収集してしまうリスクをカットできます。データの保管やセキュリティシステムの開発、実行すべて手間やコストが発生するもの。「とにかくすべてのデータを収集する」というのではなく、「役に立つデータを厳選した上で収集する」という姿勢で取り込むことが、効率の良いビッグデータシステム設計のポイントです。

データ分析について熟考する

データは集めるだけでは役に立ちません。企業としてビッグデータシステムを成功させるには、収集したデータをいかにして分析し、企業のシステム改善やマーケティングにつなげていくかがポイントになります。

データ分析を行うことで、顧客のニーズや企業の長所・短所を把握し、その情報をもとに「マーケティング」「サプライチェーンマネジメント」「アカウンティング」「リスクマネジメント」など、さまざまな角度から、企業が抱える課題への解決策を見つけていきましょう。

また、企業としての課題や目標を把握した上で、どのようなデータを採取するべきかを決定するという方法もあります。課題や目標をクリアする上で、「どのような情報が役に立つか」「どういった方法でどの程度の情報を収集すれば良いか」などと考えるのが良いでしょう。

ビッグデータは企業成長の糧になる!

バズワードとして話題にのぼることの多かった「ビッグデータ」ですが、きちんと効率的に活用できれば、企業にとって有益な情報が収集できます。そのデータを分析し、今後のビジネスの改善や新ビジネスの開発につなげていくことこそが、今後、企業を成長させていくための糧となります。

著者プロフィール

マケナ雅美氏

マケナ雅美 氏

Texas A&M University、経済学部卒。福岡出身、現テキサス在住。大卒後、化粧品や医薬品の臨床試験を行う米国の会社のアジア部門にて、翻訳・通訳業務、日本やヨーロッパの顧客へのマーケティング業務を主に新しい分野で働く楽しみを覚える。経済のみでなく、テクノロジー、スポーツ、料理、アンティークなど幅広い興味を持つ。

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