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Japan

DMPでデータを可視化!マーケティング効果を上げるその仕組みとは

マケナ雅美 氏

2017年10月20日更新

イメージ ICT(Information and Communication Technology:情報処理や通信に関連した技術・サービスの総称)の進化により、企業が入手できるデータの量は年々増加傾向にあります。しかし、このデータに隠されている「企業がマーケティング効果を上げ、売り上げを伸ばしていくためのヒント」を生かしきれている企業はどれくらいあるでしょうか? 「データ内に隠された大切なヒントをどうやって見つければいいかわからない……」「どのように活用すればいいのかがわからない……」と感じている人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな企業向けにオススメのDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を紹介します。

DMPとは?

DMPとはデータ・マネジメント・プラットフォーム(Data Management Platform)の略語です。データを管理するための基盤を指し、企業が業務を行ううえで集めることができる社内外のさまざまなデータを統合・分析して、効果的なマーケティング手法を見つけ出す役割を担ってくれるものです。

DMPで収集されるデータには「ウェブサイトを訪問した人々のデモグラフィックの情報」「ウェブサイト内のどういった情報にアクセスしたかの情報」「アクセス後にどういった行動をとったかの情報」など、さまざまなデータが含まれます。こういった情報を統合することで、マーケティングの最適化を行えるのが、DMPの最大のメリットです。

オープンDMPとプライベートDMP

DMPには「オープンDMP」と「プライベートDMP」の2種類があります。オープンDMPは第三者が用意したプラットフォームで、ウェブ上の情報や広告に人々がアクセスしたデータや、デモグラフィックに関するデータを蓄積する目的を持ったものです。マーケティングを行う企業にとって、新規顧客を獲得したり、見込み顧客を的確に割り出したりするのに役立ちます。

プライベートDMPはオープンDMPの情報に合わせて、企業の自社ウェブサイトへのアクセス情報や顧客情報といった情報を統合させることで、その企業に特化したユニークなプラットフォームとなります。プライベートDMPを導入することにより企業は、ターゲット消費者という大きな枠ではなく、消費者個人個人の嗜好(しこう)やニーズにあわせたマーケティングを打ち出すことが可能となり、その効果を高めやすくなるのです。

大切なのは「分析」

DMPを設置したものの、統合・分析したデータを社員がうまく活用できなければ、それを企業の成長や売り上げの向上につなげていくことはできません。企業内に分散しているさまざまなデータを全体共有できるようなシステム作りを行い、収集されたデータをどのように分析すれば活用できるかを考えることが重要となります。

これは、マーケティング方法の改善や顧客へのアプローチのタイミングの見極めなど、売り上げにつなげる方法を編み出すためにはデータの可視化が欠かせないからです。「市場の傾向は今、どうなっているのか」「顧客Aさんは今、商品購入検討のどの段階にあるのか」「顧客Bさんのデモグラフィックや好みのブランドから見て、好みそうな商品はどんなものか」など、DMPを介して行った情報収集・分析により明確にしていくことで、その個人にとって、今、最適なマーケティングはどういったものかを的確に見極めることができるようになります。

データの活用が、今後の企業の行く先を左右する

ICTの進化で企業は容易にたくさんのデータを入手することができるようになっています。このデータを宝の持ち腐れにするか、それとも企業の成長に欠かせない要素として活用していくことができるかが、その企業の10年後の姿に大きな影響を与えるかもしれません。手元にある膨大な量のデータをしっかりと活用するための方法のひとつとして、DMPをぜひ知っておきましょう。

著者プロフィール

マケナ雅美氏

マケナ雅美 氏

Texas A&M University、経済学部卒。福岡出身、現テキサス在住。大卒後、化粧品や医薬品の臨床試験を行う米国の会社のアジア部門にて、翻訳・通訳業務、日本やヨーロッパの顧客へのマーケティング業務を主に新しい分野で働く楽しみを覚える。経済のみでなく、テクノロジー、スポーツ、料理、アンティークなど幅広い興味を持つ。

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