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富士通マーケティング

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クラウドERPスイート「NetSuite」導入事例

IT業界向けテンプレートでプロジェクト単位の損益を可視化

1階看板

ワールドビジネスセンター株式会社 様


顧客のシステム運用管理やネットワーク環境構築等を主にシステムインテグレーションサービスや、コンピュータおよび周辺機器の販売も行うマルチベンダー、ワールドビジネスセンター株式会社様(以下、同社)。文教機関、医療機関を中心に総合的な情報処理サービス事業を提供しています。

同社は、基幹業務システムをリプレースするにあたって、販売管理システムとしてクラウドERPスイート「NetSuite」のIT業界向けテンプレートを導入。富士通マーケティング(以下、FJM)から技術支援を受けつつ、システム導入の大部分を自社で行いました。今回はその製品選定および自社導入に関わられた宮本氏と中村氏にお話を伺いました。

[2013年3月6日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入効果 | 今後の展開 | お客様情報 

導入の背景

システムの老朽化と原価把握のタイミングにより、経営的な判断のスピードが遅くなっていた

これまで同社では、自社で開発・構築した基幹業務システムを長い間運用してきました。しかし、組織や制度の変更に伴う修正や利用部門の要望を次々と追加するうちに業務間の連携等が複雑化してしまい、これに手を加えることが困難な状態になっていました。そこで、予め完成しているパッケージの基幹業務システムを導入し直し、その業務プロセスに自社の業務と運用を合わせていくことを決断しました。

宮本 氏
ワールドビジネスセンター(株)
取締役
ソリューションサービス本部
本部長
宮本 学 氏

また、これまで自社開発のシステムでプロジェクト管理を行っていましたが、発生原価の途中経過が見えず、月次処理で実績値を集計するまで損益の判断ができないことに不満を持っていたと宮本氏は語ります。
「たくさんのプロジェクトが同時並行で動いている中で、プロジェクトの原価や収益がどの程度進捗しているかを早い段階で確認することが出来なかったのです。それは、基幹業務システムが分散していたために、各システムで 月次確定させた実績データを集計して損益を確認するまでの時間がかかっていたことが原因。経営的な判断をするためには、このデータを一元管理することが必要でした。」(宮本氏)

そこで、同社は2010年頃、基幹業務システムをリプレースするための検討を始めました。

導入の経緯

個々のプロジェクト単位の損益が見える「NetSuite」IT業界向けテンプレートを選定

同社では、一部の業務システムには既にパッケージを導入していました。しかし、社内の組織や制度の変更によって高い頻度でアプリケーションの改変が必要となるシステムについては、そのたびにベンダーを呼び解決してもらうという手法は適さないと感じていました。そのため、新たに導入する販売管理システムには、ガチガチではなく多少の汎用性があるシステムを模索していました。

中村 氏
ワールドビジネスセンター(株)
管理本部 総務部
次長 兼
統括グループ長
中村 成利 氏

また、インターネットに接続できる環境とWebブラウザがあればすぐに利用でき、システムの構築に大きな時間をかけずに使い始めることができるクラウド型のシステムを試してみたいという希望を持っていたこともあり、今回はクラウドERPスイート「NetSuite」のIT業界向けテンプレートを導入しました。

「数社の提案を受けERP製品を比較検討しました。その中で、クラウド型のパッケージ製品でIT業界向けのテンプレートを持つ製品は、FJMから提案を受けた『NetSuite』だけでした。プロジェクト管理機能を備えた販売管理システムをすぐに動作確認できる点や、カスタマイズがある程度柔軟にできる点は魅力的でした。クラウド型の選択はセキュリティやBCP対策も含めて検討したものです。」(中村氏)

「当社の事業形態において売上原価に占める人件費の比重が大きいため、プロジェクト管理の徹底が大変重要となります。そのためプロジェクト管理機能を兼ね備えた販売管理システムであることを前提条件とし、更に「1. クラウドであること、2. SFA・CRM機能が強化できること、3. 可用性および汎用性があること」を選定基準のベースとしてスコープしました。その結果、今回選定したのが『NetSuite』です。各プロセスのステータス毎にさまざまな情報が一元管理でき、運用次第でリアルタイム性も向上してくるので、経営基盤の強化に繋がると考えています。」(宮本氏)

選定の決め手となったのは、誰がいつどのデータにアクセスし、どの項目を変更したかについて詳細な更新履歴が残るため、安心できること。もう一つは、最初は少ないライセンスでスモールスタートが可能で、導入費用を抑えることができる点でした。

導入効果

NetSuiteの自社導入により、初期コストを約4分の1に削減

同社は今回の導入において、トレーニング・勉強会などの教育に関してはFJMの支援を仰いだものの、実際のNetSuiteへの設定の落とし込みやカスタマイズは、ほぼ自社メンバーで実施しました。実業務に基づく開発ノウハウやスキルを持ち合わせている同社だからからこそ、この自社導入を実現できたといえます。また、一般的に専用のサーバを購入して自社内に同等のシステムを構築した場合と比較すると、初期の導入コストは約4分の1に抑えられたといいます。

「全社導入後、対外的な事も含め大きなトラブルもなく稼働しています。まだ、本稼働を開始して数か月という段階なので正直これからといった感ですが、今後、プロジェクト管理の徹底はもとより、『NetSuite』の特徴を生かしたSFA・CRMの活用を進めることで情報共有基盤としての価値も高めていくつもりです。」(宮本氏)

「自社でERPのパッケージを導入するのは初めてだったので、構築に実際どのくらいの期間と工数が必要なのか、どのような設計が必要なのかなど試行錯誤しながら進めた部分もありましたが、思いのほかERPパッケージとしては柔軟性が高くスムーズに進行できたと思います。」(中村氏)

個々のプロジェクト単位の損益を、リアルタイムで確認できるようになった

2012年10月から本稼働した同社のNetSuite。構築当初は10ライセンスからスタートし、現在は46ライセンスまで増やしています。今後も同社は状況によりライセンス数を調整していく予定ですが、こうして導入範囲やビジネス状況により柔軟に利用する規模を変更できることもメリットの1つと考えています。

また、選定時の大きなポイントだった個々のプロジェクト単位の損益についても、現在はリアルタイムに原価情報や売上情報が紐付いて確認できるようになりました。これらのデータをどのように分析し、どのように経営判断に活かしていくかについては、これから少しずつ研究していきたいと同社は考えています。

WBC様 サービスイメージ

今後の展開

新たな機能を幅広く活用し、更なる効果を模索していきたい

イメージ 1階フロア

将来は自社独自のプロジェクト管理の手法を、NetSuiteの中に組み込んでいきたいと考えている同社。ほかにもNetSuiteのあらゆる機能を熟知して、使いこなしていきたいと考えています。

「『NetSuite』がERPとしてもつ標準的なプロセスも参考にしながら、実業務を通じてより有効と判断できる管理手法については、許容される範囲で『NetSuite』の中に組み込んでいければと考えています。まだ、稼働直後で運用を定着させることが優先ですが、今後は利用者の中からも新しい提案が出てくる事と期待しています。」(宮本氏)

また同社では、各パートナー会社とのやりとりにおいてより効率的に手続きが行えるよう、将来ECサイトを構築していくことも計画中です。FJMには、今後もさまざまなNetSuiteの機能・活用方法などのアドバイスを期待しています。

お客様情報

お客様名
所在地 京都府京都市南区西九条東御幸田町25-2
代表者 代表取締役社長  椋田 稔夫 氏
設立 1966(昭和41)年7月26日
資本金 2億3,744万円
売上高 49億100万円 (2012年3月期)
従業員数 585人
事業所 京都、大阪、東京
関連会社 ワールドビジネス高知センター株式会社
事業内容 コンピュータシステムにおける総合サービス提供

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2013年2月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

藤原 株式会社富士通マーケティング
関西営業本部
京都支店
藤原 宗太

今回Netsuiteプロジェクト管理テンプレートのご活用により、課題解決のお手伝いができたことを光栄に思っております。
またお客様により設計からインプリまで全て実施されたことは、ワールドビジネスセンター様のスキルの高さを改めて感じました。Netsuiteを深く理解頂き、情熱を持ってプロジェクトを遂行されたことが、成功の要因であると感じております。
今後、ワールドビジネスセンター様のビジネスに貢献できるよう、パートナーとして精一杯ご支援させていただきたいと思います。

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