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FUJITSU ヘルスケアソリューション「HOPE Cloud WINCARE」導入事例

タブレット端末の利用により訪問先で看護記録を共有、質の高い訪問看護サービスを実現

医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレア様訪問看護ステーション・カトレア

医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレア 様


栃木県小山市で医療事業を展開している医療法人 信誠会様。診療所「苅部(かりべ)医院」をはじめ、入所して介護を受ける介護療養型老人保健施設、通所リハビリテーション施設を併設する「苅部 太陽の家」、在宅での看護サービスを提供する「訪問看護ステーション・カトレア(以下、同施設)」などを運営しています。同施設では、訪問看護を受ける一人ひとりの状況を看護スタッフ間で共有し、医師やケアマネージャーと密接に連携することを目的に、富士通の介護事業者支援システム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE Cloud WINCARE (ホープ クラウド ウィンケア)」と「HOPE Cloud WINCARE 介護事業者システム スマートデバイスオプション」さらにモバイルプリンターを導入。看護師が、訪問宅でタブレット端末を用いて看護記録を入力し、本部事務所やほかの看護師とリアルタイムに共有することで、訪問看護サービス利用者の症状や体調に応じたより適切な看護を提供できるようになりました。同施設の管理者であり看護師・介護支援専門員の鈴木美幸氏と事務職員の竹澤安希子氏に、システム導入の経緯と効果について伺いました。

[2015年11月9日 掲載]


 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望お客様情報 

導入の背景

介護レセプトの処理など事務作業の効率化と看護スタッフ間での看護履歴の共有が課題

鈴木 美幸 氏
医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレア
管理者
看護師
介護支援専門員
すずき みゆき
鈴木 美幸 氏

日本での介護保険制度施行開始は2000年。同施設では、それ以前の1996年から訪問看護サービスを提供してきました。高齢化が進む中、政府は「在宅での介護・看護」を重視する方針を打ち出し、訪問看護への関心やニーズが急速に高まっています。同施設でも「介護レセプト」と言われる介護給付費明細書の作成をはじめとする事務処理作業が大幅に増加。また、これまでは、看護師が訪問先で記入した看護記録を、本部事務所に戻って手書きの報告書にまとめ、それを事務担当者がパソコンに入力するという手間を掛けていました。そのため、一連の事務処理効率化が求められていたのです。同施設の管理者で看護師・介護支援専門員の鈴木氏は「訪問看護では利用者様の症状や体調の正確な把握と迅速な判断が求められます。事務処理に追われてしまうと、そうした判断に支障をきたすこともありえます。そのため業務作業の効率化が必須でした」と背景を語ります。

それだけではありません。一人ひとりの状況に応じた訪問看護には、利用者様の症状や体調を記録した看護履歴を参照することが大切です。「看護師が訪問先から素早く看護履歴を確認でき、より適切な看護サービスが提供できる仕組みを構築したいと考えていました」(鈴木氏)。

導入の経緯

病状や経済状況などの情報も扱うため強固なセキュリティも選定の決め手に

訪問看護サービスの質をさらに高めるために、同施設ではICTシステムの導入を検討しました。ほかの訪問看護施設の取り組みを参考に選定を進め、富士通の介護事業者支援システム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE Cloud WINCARE (ホープ クラウド ウィンケア)」を導入。これは、訪問看護の計画書や報告書、看護師のスケジュールなどを一元管理できるシステムです。その後、看護師が訪問先でタブレット端末を使い看護記録や利用者様の状況を入力し、本部事務所に送信できるシステムの構築のために「HOPE Cloud WINCARE 介護事業者システム スマートデバイスオプション」を追加。モバイルプリンターを活用し、その場で看護の内容をご家族にお渡しできる仕組みも整えました。

富士通マーケティングのICTシステムを選定した理由について、鈴木氏は、「高いセキュリティも決め手の一つでした」と語ります。HOPE Cloud WINCAREでは、タブレット端末に利用者の情報が残らないほか、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠しセキュリティが確保された専用回線を利用します。また、万一タブレット端末を紛失した場合でも遠隔操作により使用できないようにすることができます。「タブレット端末を紛失したときでも、情報漏洩のリスクがほとんどないのが安心でした」(鈴木氏)。

導入の効果

事務処理にかかる日数が半分に短縮
利用者様により質の高い訪問看護を

竹澤 安希子 氏
医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレア
事務職員
たけざわ あきこ
竹澤 安希子 氏

同施設では、ICTシステムの導入で、毎月末に集中していた看護レセプトや訪問看護報告書の集計・処理業務を大幅に効率化できました。事務職員の竹澤氏は、「看護師がタブレット端末から送ってくるデータを整理するだけで効率良く報告書が作れます。毎月10日間前後もかかっていた作業日数が約半分に短縮されました」と大きな効果を実感しています。

また、訪問先での看護状況がリアルタイムに送られてくるので、看護師のスケジュール管理もしやすくなりました。「利用者様からの急な訪問要請やキャンセルなども事務所のパソコンからタブレット端末にすぐ通知でき、看護師のスケジュール調整が素早くかつ適切に行えるようになりました」(竹澤氏)。

タブレット利用シーンこうした一連の業務効率化だけでなく、看護サービス利用者にとってのメリットも大きいと強調します。その一つが、モバイルプリンターの活用です。「看護師が訪問先で看護の状況を出力し、お渡しできます。ご家族も、それを見ることで、その日にどのような看護がなされたのかをすぐに知ることができます」(鈴木氏)。
また、タブレット端末のカメラで「床ずれ」などの症状を記録し、利用者やその家族に状況を正確に伝えることもできます。「症状や患部を画像で記録することで、変化を正確にお伝えでき、利用者様やご家族の方々の安心感につながっています。看護師も過去と現在を比較し、どういった処置が必要かのより正確な判断もできるので、一段と質の高い訪問看護サービスが提供できます」(鈴木氏)。そのほかにも、健康保険証や介護保険証などの記録にも役立っています。これまでは、訪問看護師が保険証を一旦預かり近くのコンビニエンスストアへコピーを取りに行くなどしていましたが、タブレット端末で撮影することでその手間もなくなります。「利用者様の精神的な不安を和らげることができるのもICTシステムを導入した大きなメリットです」(竹澤氏)。

医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレア様システム概要システム概要
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将来の展望

地域の医療機関との連携も視野に入れシステム基盤をさらに活用

ICTシステムの導入により、同施設では「看護師や事務の担当者を含めスタッフ全員に時間的な余裕が生まれ、より質の高い訪問看護サービスを提供できるようになった」(鈴木氏)と感じています。今後はさらに、このシステムを「もっと利用者様のメリットとなるように活用を進めていきたい」(鈴木氏)と語ります。
具体的には、地域の医師やケアマネージャー、ヘルパー、そして利用者の家族までも含めた、地域の「医療情報ネットワーク」との連携です。そのためには、利用者の看護情報を記録し、ほかのネットワークからも活用ができるようにするシステムが必要です。医師やケアマネージャー、ヘルパーなど、より多くの医療関係者からの情報が集まれば、より適切かつ質の高い訪問看護サービスの提供につながります。「病気を抱えている利用者様は、症状が刻々と変化する場合もあり、“今の正確な情報”を知ることが極めて重要です。数時間前の症状ですら遅い、ということもあり得ます。そのためにスピーディーに情報共有できる仕組みづくりが大切です。リアルタイムに情報共有できるICTシステムをさらに活用していきたい」(鈴木氏)。ICTシステムの基盤に対する期待もさらに高まっています。

お客様情報

お客様名

医療法人信誠会 訪問看護ステーション・カトレアOpen a new window

所在地 栃木県小山市大字南飯田317-5
代表者 理事長 苅部 知郎
設立 1996年
従業員数 常勤看護師3名
非常勤看護師3名
事務職員1名
看護サービス内容
  • 日常生活支援
  • 医師の指示による医療的処置
  • 症状の観察
  • 医師への連絡・調整
  • 福祉サービス制度や介護用品の紹介
  • リハビリテーション
  • ご家族へ助言相談

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2015年10月31日現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

西海 勇佑 株式会社富士通マーケティング
関東・信越営業本部 関越支社 ヘルスケア営業部

西海 勇佑(にしうみ ゆうすけ)

この度は「HOPE Cloud WINCARE」とタブレット端末との連携システムをご採用いただき大変光栄に思います。スマートデバイスの活用で訪問看護の「業務スタイル変革」と介護記録の「リアルタイム共有」が実現し、お客様の事務作業が減ることで本業の介護業務へより注力いただけるようになりました。将来的には「施設サービス」でのタブレット導入、電子カルテ連携など、富士通の総合力でさらに質の高い医療・介護サービスの実現に向けたご支援を進めてまいります。

担当SEの声

重村 佳克 株式会社富士通マーケティング
ヘルスケア事業本部 ヘルスケアソリューション事業部 首都圏システム部

重村 佳克(しげむら よしかつ)

「HOPE Cloud WINCARE スマートデバイスオプション」をご導入いただいた当初は、タブレット端末のタッチパネル入力という、従来と異なるスタイルで業務に滞りがでないかが不安でしたが、業務担当者様からは事務処理が楽になったとのご意見をいただきました。今後もお客様の現場の声を取り入れ、実業務をさらにスムーズに進めていただける環境となるよう尽力してまいります。

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