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冷凍・冷蔵倉庫向け倉庫管理ソリューション「WebSERVE」導入事例

在庫のピンポイント管理と業務効率化をクラウドで実現

館

酒六冷蔵株式会社 様


愛媛県八幡浜市に本社を構える酒六冷蔵株式会社様(以下同社)。本社工場・宇和工場の2拠点を持ち、水産物から農産物、冷凍食品やその原料まで多様な食品をお客様から預かっている会社です。社長の方針により、宇和工場ではお遍路さんの休憩所として事務室を提供するなど、地元を訪れる方々に寄り添った取り組みも行っています。

そういった同社は、倉庫の保管場所管理をゾーンからピンポイントへ変更する、3つのシステムを統合し二重入力を無くす、リアルタイムの情報共有を実現するといった目的のため、新たな倉庫管理システムの導入を検討開始。震災など「万が一」の事態を考慮し、クラウド型物流統合ソリューション(倉庫管理)「WebSERVE」を採用しました。その決め手や効果について、今回は専務取締役の古庄氏と顧問の忽那(くつな)氏にお話を伺いました。

[2013年9月9日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入効果 | 将来の展望 | お客様情報 

導入の背景

扱う荷物の多様化に伴い、よりハイレベルな管理体制が求められる時代

古庄 氏
酒六冷蔵(株)
専務取締役
古庄 誠 氏

これまで同社で保管を請け負う荷物は、水産物と農産物が中心で、単一商品を大量に取り扱うという性質上、保管場所管理もピンポイントで特定するほど厳密ではありませんでした。ところが、近年は預かる荷物の種類が多様化して、冷凍商品やその原材料が増えてきました。多種類の商品を細かく管理し、倉庫収容率を向上させるため、ゾーンでの管理からピンポイントの管理が必要になってきたのです。

「どの場所に、どの荷物が保管してあるのか。さらには各荷物の賞味期限や入庫日といった情報まで確実に把握する必要性が出てきました。また、お客さまからの配送時間の指定に応えるためにも、ピンポイントでの管理を始めざるを得ませんでした。」(古庄氏)

同社では、それまで10年ほど前に個別開発したオリジナルシステムで倉庫管理をしてきたのですが、請求書発行については便利だったものの、その他の管理については何かと「かゆいところに手が届かない」状態だったといいます。そのため、在庫等重要な情報の管理は別のシステムを用いて行っており、そこで二重入力の手間やミスが発生していました。

また、宇和工場は今までINSや光回線サービスエリア外で、本社から宇和工場の在庫状況を確認するには、電話回線での伝送・バッチ処理終了まで待ち、当日分がやっと確認できる状況でした。取り扱い製品の多様化が顕著になる中、時間と正確さが重要と判断した同社は、2012年6月から新システム導入に向けて本格的に検討を始めました。

導入の経緯

クラウド型・開発の信頼性・金額・期間のすべてにおいて優位な評価!

忽那 氏
酒六冷蔵(株)
顧問
忽那 恭一 氏

同社が新システムの検討時に必須条件としていたのが、「3つのシステムを統一化して二重管理をなくすこと」と「本社と宇和工場がリアルタイムに情報を共有できること」でした。さらに、金額や開発期間などの条件を加味して、2012年9月、複数のベンダーからの提案を比較検討。これらの条件をすべてクリアしたのは、富士通マーケティング(以下、FJM)が提案した「WebSERVE」(開発元:富士通システムズ・イースト)でした。

「当社の提案依頼書に対して、パッケージソリューションで対応できるのは富士通マーケティングの提案だけでした。この時点で、一からシステムを開発する他社とは開発の信頼性で大きな差がつきました。金額や開発期間でも富士通が優位でした。もともと使用していたオジナルシステムでは業務拡大の度に追加開発が必要でしたし、システムの開発者が退職すると、その後のシステム運用に支障が出る心配もありました。また、富士通グループならシステム導入後のアフターサポートなども、安心して任せることができるという点も魅力でした。」(忽那氏)

さらに同社が強くこだわっていたのは、「クラウド型」であること。大きな天災など万が一のときに自社でサーバを管理していると、復旧までに時間がかかってしまいますが、離れた場所にあるシステムを利用するクラウド型なら、ともに天災による被害を受けてしまう恐れは少なくなります。この点も、「WebSERVE」の採用を後押ししました。

導入効果

人力での作票・計算作業がほぼゼロになり、作業効率が大幅にアップ!

冷蔵倉庫

今回、同社のシステム構築は、特に大きな不具合もなく短期間で順調に進みました。詳細なピンポイント管理や特殊な請求処理を実現するためのアドオン開発、データ移行などの課題はありましたが、クラウドを前提としたシステムであるため、SE(富士通システムズ・イースト)がいる東京の事務所に一時的に構築中のシステムを仮設置。何かあれば常にシステムを見ながら確認できるようにしたことで、愛媛と東京という遠距離にありながら、安心して構築を進めることができたといいます。その後、2カ月のテスト期間を経て、データセンターへサーバを移設し、2013年5月より本稼働となりました。

「『WebSERVE』の本稼働から約2カ月が経過し、請求書処理が容易になったことで、月末の作業負担が大幅に削減できました。それまでは、2名で10日ほどかかっていた処理が、1名で約3日になりました。また、以前発生していた二重入力による入力ミスも、新システム導入後は無くなりました。毎月社長に提出する売上状況報告書も、これまでは人力で3~4日かけて作成していましたが、今では半日で完成させることができるようになりました。その背景には、新システムの導入とともに40種類くらいあった在庫報告書等を、それぞれお客様にお願いして統一した形にできたことも大きな成功要因です。」(古庄氏)

また、冷凍倉庫業の特殊な慣例として、預かっている荷物の名義が途中で変わることがあります。以前のシステムでは、そうした「名義変更」ができなかったため、荷物の名義が変わったら「一度出荷したことにして再び入庫する」という余計な手順を踏む必要がありました。こうした問題も、新システム導入により解消。無駄な作業を減らし、作業効率化を実現できました。

2カ所の正確な倉庫の利用状況をリアルタイムで把握

本社と宇和工場の状況を、それぞれWeb上でリアルタイムに共有できるので、何か疑問な点を発見すれば早急に対応可能です。そのため、トラブルを未然に防ぐことにも役立っています。また、営業担当者が外にいながら倉庫の空き状況を細かく把握できるので、お客さま先でより積極的な営業活動ができるようになります。

「ほかにも、旧システムでは3つのシステムが混在したため入力ミスが多く、必要に応じて倉庫に入って現物を確認することもありました。しかし、今では毎日の在庫や集荷状況などがリアルタイムで管理できるため、随時棚卸しができているような状態です。すべての作業効率がアップしたことで、時間外労働が減少し、社員の労働環境も向上しました。」(古庄氏)

システム概要図

将来の展望

売上拡大につなげるべく、営業支援ツールの一環としても活用

まだ稼働から2カ月ながら、大きな導入効果を感じている同社。新システムを営業支援ツールの一環として活用する試みを始めています。そして、「精度の高い新システムを利用している」ことを大きな強みとして、新規顧客の獲得を狙っていこうとしています。

古庄氏と中村営業

「工場内のいろいろな状況が数字で正確に把握できるので、営業担当者も動きやすくなると思います。例えば、お客さまの利用状況を荷物ごとや、日ごと月ごとの数字で分かりやすく説明し、さらに効率的な利用方法をご提案する、という形です。既存のお客さまに対して、蓄積してきた正確なデータをベースにして『提案営業』を行うことで、新しいニーズ獲得につなげていきます。」(古庄氏)

「これまでは『コンピュータに使われて』いましたが、今後は『コンピュータをしっかり活用して』、今回のシステム導入で捻出できた時間を、本来やるべき別の業務に注力していきます。倉庫収容率の更なる改善、関連業務への取組みなど新システムを活用した業務拡大が少しずつ始まっています。今後も、富士通マーケティングには、さらなる改善につながる提案を期待しています。」(忽那氏)

お客様情報

お客様名 酒六冷蔵株式会社
所在地 愛媛県八幡浜市松柏丙824
代表者 代表取締役社長 忽那 英計
設立 2007年5月
資本金 1百万円
売上高 239百万円
従業員 14名
拠点 本社、宇和工場
事業内容 冷凍・冷蔵倉庫業、生鮮魚介卸売業

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2013年9月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

中村 株式会社富士通マーケティング
流通・サービス営業本部
流通統括営業部
運輸サービス営業部
中村 拓満

この度は、WebSERVE冷凍冷蔵をご採用して頂き誠にありがとうございます。東京=愛媛という状況ではありましたが、クラウド環境を利用することで、お客様とSE側が同一の状態を常に把握し、課題や質問事項を共有することで、レスポンスよく対応し短期間で導入することが出来ました。また、今日、導入効果が現れているのも、システム導入の目的意識をしっかり持ち、酒六冷蔵様全社一丸となって本稼動に向けた対応を実施した結果だと思います。今後も、更なるシステム活用に向けた提案及びサポートをさせていければと思います。

担当SEの声

池田 株式会社富士通システムズ・イースト
第二流通ソリューション本部
卸・運輸事業部
第一運輸ソリューション部
池田 郁己

冷蔵倉庫管理における業務ノウハウを蓄積した業務パッケージを採用して頂くことで、高品質かつ低コストでの導入を実現できたと思います。またインフラについては、導入後のシステム維持・運用コストの負担を無くすために、富士通のクラウド環境を利用しました。パッケージとクラウドの2つのメリットを有効に活用し、プロジェクトの開始と同時にシステムを利用できる環境を準備することができました。その結果、お客様が愛媛、SEが東京という状況ではありましたが、本稼働への移行をスムーズに行うことができました。今後も手厚くサポートさせて頂くとともに、パッケージの機能拡充も行いたいと思っております。

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