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デジタルサイネージソリューション「FUJITSU Software ChaMEO」導入事例

簡単な操作とタイムリーな情報発信で「沖縄のこころ」を世界に

沖縄県平和祈念資料館様 外観

沖縄県平和祈念資料館 様


沖縄県糸満(いとまん)市にある「沖縄県平和祈念資料館」様(以下、同館)。太平洋戦争における沖縄戦に関わる歴史的教訓を後世に正しく伝え、世界に向けて平和の尊さを訴えることを目的に、2000年4月に設立されました。同館ではその目的達成に向けて、国内外からの来館者の理解を深め、満足度を高めるための「多言語対応」をはじめとするシステム全体の強化が求められていました。その一環としてデジタルサイネージソリューション「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」を導入。来場者自らが展示内容などの情報をタイムリーに取得できる環境の構築に加え、同館の職員が展示内容の告知やお知らせなどのコンテンツを簡単な操作で随時配信できる仕組みを整えました。システム導入の経緯と効果について、同館・学芸主幹の新垣 誠(あらかき まこと)氏、学芸主査の真栄平 房佳(まえひら のぶよし)氏にお伺いしました。

[2016年4月27日 掲載]


 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望お客様情報 

導入の背景

使命は国内外からの来館者に「沖縄のこころ」を正しく伝えること

「子ども・プロセス展示室」のChaMEO沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)は、「沖縄戦最後の激戦地」として知られています。同館の学芸主幹・新垣 誠氏は、「人間の尊厳を何よりも重く見て、戦争につながる一切の行為を否定し、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する心、それが『沖縄のこころ』です。県民一人ひとりの戦争体験を結集し、沖縄戦の実相を後世に正しく伝えるとともに、平和を希求する『沖縄のこころ』を広く内外に発信することが沖縄県平和祈念資料館の役割」と語ります。
同館では、これまでも常設展示や特別企画展の内容を詳細に検討するなど、「沖縄戦の本当の姿、実相を伝える情報発信」(新垣氏)に取り組んできました。ここ数年は、修学旅行による国内の来館者が増えてきたことに加え、アジアや欧米など海外からの来館者数が2年前の約2倍に増加し、来館者の特性に沿った情報発信の取り組み強化が急務でした。
そのような中、同館・学芸主査の真栄平 房佳氏は、「これまでは、企画展の内容やお知らせを告知するのに、職員が手作りでポスターや看板などを作成していました。作成に手間がかかる上、せっかく作っても来館者の目に留まる効果があったのかを考えると、『手作りの情報発信』にはやはり限界があるのではないかと感じていました」と課題を語ります。また、子供向けの展示内容に特化した「『子ども・プロセス展示室』に、もっと多くの来館者に入ってもらう」(真栄平氏)ことも大きな課題でした。
同館では、これまで展示内容の紹介パネルを日本語と英語で表記するなど、海外からの来館者に向けた取り組みを進めていましたが、「多言語化への対応が不十分であることが当館のウィークポイント」(新垣氏)であり、携帯型の音声ガイダンス機器も台数に限りがあるなどの課題もありました。「海外からの来館者に内容を伝えたくても伝えられない状況で、外国語表記を充実させて欲しいといった声もよく耳にしました」(新垣氏)。

導入の経緯

情報更新の手軽さとタイムリーな情報発信が選定のポイントに

新垣 誠 氏
学芸主幹
あらかき まこと
新垣 誠 氏

こうした課題の解決に向け、同館では「展示内容の多言語化」を核に、「音声ガイダンス機器」と「デジタルサイネージシステム」の活用による「沖縄のこころ 平和発信強化事業」の実施内容を検討しました。公開入札により、株式会社りゅうせき(以下、りゅうせき)を事業者として選定。りゅうせきの提案に基づき、館内の各展示コーナーでは、タブレット端末、音声ガイダンス機器、そしてデジタルサイネージシステムを活用した多言語化により、増加する海外からの来館者の理解促進を図ることにしました。その中でデジタルサイネージシステムとしては、メインエントランス、正面玄関、「子ども・プロセス展示室」の入口に合計4台の大型ディスプレイを設置。その表示内容の正確かつ効率的な運用を図るための「情報発信インフラ」として、富士通マーケティングのデジタルサイネージソリューション「FUJITSU Software ChaMEO(以下、ChaMEO)」が採用されました。
ChaMEOで簡単な情報更新を実現採用の最大のポイントはその「使いやすさ」でした。ChaMEOでは、例えばパソコン画面上で「展示内容」や「イベント情報」といった表示内容ごとのフォルダに、テキストやExcel、画像などのコンテンツを入れていくだけで、即座に情報の更新や発信ができます。プログラミングの知識やメンテナンスにかかる特別なスキルも不要なため、情報更新のたびにシステムベンダーに依頼する必要もなく、簡単でタイムリーに情報発信ができるところが高く評価されました。
また、サイネージシステムとしての安定性や信頼性も求められました。そこでりゅうせきと富士通マーケティングは堅牢な屋外設置用の筐体を提案。台風や、海に近いことによる塩害にも強い「耐環境性能」も選定のポイントとなりました。
さらにデジタルサイネージシステムについて「より多くの子どもに、楽しみながら展示内容に興味を持ってもらうためのツールとしても活用したい」(真栄平氏)との考えから、ChaMEOが子供向けコンテンツをはじめとする様々な外部のコンテンツやソフトウェアと幅広く連携できる柔軟性も、選定理由の一つでした。

導入の効果

自ら情報を入手し、より広く、深く知ることができるようになったことで来館者の満足度も向上

真栄平 房佳氏
学芸主査
まえひら のぶよし
真栄平 房佳 氏

同館では、デジタルサイネージシステムの導入による効果として「能動的な情報発信が可能」(新垣氏)になったことを挙げています。これまでは、手作りのポスターや看板で展示内容を告知していましたが、「どうしても『掲示・設置しておくだけ』という印象が強く、自ら情報を発信しているという感覚があまり感じられなかった」とのことです。デジタルサイネージを導入したことで、「よりタイムリーに、より『目立つ』かたちで情報発信できるようになりました。これまで以上に、資料館が伝えたいことを来館者に伝えられるようになったと感じています」(新垣氏)。
 また、「子ども・プロセス展示室」には、毎年実施している絵画・作文・詩のコンクール「児童・生徒の平和メッセージ」の入賞作品を展示していますが、デジタルサイネージシステムによって、過去の入賞作品も表示できるようになりました。「来館者がタッチパネルを操作しながら目当ての作品を探して見ることができるようになりました。従来は展示スペースの制約から展示物を厳選し、そのために伝え切れないこともありましたが、これからはそれも解消されると期待しています」(真栄平氏)。
一方、同館では、来館者の潜在ニーズを掘り起こすツールとしての活用にも効果を期待しています。「最近デジタルサイネージの表示が、韓国語になっているのをよく目にするようになり、韓国語の情報へのニーズが多いことを発見するきっかけにもなりました。来館者が自分から能動的に情報を探し、自分が理解できる言語で確認できることで滞在時間も長くなり、来館者の理解度や満足度も向上していると感じています」(新垣氏)。

沖縄県平和祈念資料館様システム概要

将来の展望

展示内容と情報発信の仕組みという「両輪」が整ったことで将来のさらなる効果に期待

同館では、今後、デジタルサイネージシステムの活用を含めてさらに情報発信を積極的に進めていきたい考えです。新垣氏は、「世界や後世に向けて伝えなくてはならないこと、つまり、コンテンツは豊富にあります。それらをどう伝えていくか。コンテンツと情報発信の仕組みは、同館を広く知っていただくための『両輪』です。来館者により興味を持ってもらい、深く理解をしてもらえるための情報発信の仕組みが整ったところです」と語ります。
具体的には、特別企画展の告知内容をさらに充実させたいと考えています。「企画展のための準備の様子や他の資料館、博物館との連携の様子、現地調査の様子の写真なども、随時デジタルサイネージを使って予告としてお知らせすることもできます。そのような活動に来館者が興味を持って、SNSなどを通じて発信してくれれば、来館者がさらに増えることも期待できるでしょう」(新垣氏)。
デジタルサイネージシステムの導入をはじめとする今回のシステム強化を皮切りに、今後さらに沖縄県平和祈念資料館の価値を高めていくことで、「沖縄のこころ」と「平和の尊さ」を世界に発信してきたいと考えています。

お客様情報

お客様名

沖縄県平和祈念資料館Open a new window  沖縄県平和祈念資料館様ロゴ

所在地 沖縄県糸満市字摩文仁614-1番地
代表者 館長 國仲 功
設立 2000年4月
職員数 16名
設立理念 戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝え、全世界の人びとに私たちのこころを訴え、もって恒久平和の樹立に寄与する

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2016年3月27日現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

具志堅 孝氏株式会社りゅうせき
ITソリューション事業本部
ソリューション営業担当 課長
具志堅 孝(ぐしけん たかし)

コンテンツの多言語化を軸としたシステムの構築と、デジタルサイネージの導入をはじめとするトータルな提案により、情報発信の強化にご協力できたこと、評価いただけたことを大変光栄に存じます。「沖縄のこころ」を世界や子どもたちにますます広められるよう、今後も資料館様のパートナーとして尽力してまいります。

担当営業の声

末吉 桂太郎株式会社富士通マーケティング
九州営業本部
九州支社 沖縄支店
末吉 桂太郎(すえよし けいたろう)

デジタルサイネージソリューション「ChaMEO」の運用の容易さ、コンテンツ表示のバリエーション、外部Webサイトとの連携機能などをご評価いただき、ご導入いただいたことに心から感謝いたします。これからも継続的なサポートにより「沖縄のこころ 平和発信強化事業」のさらなる発展に寄与させていただければ幸いです。

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