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食品業界向けクラウド型基幹システム 「AZCLOUD SaaS FoodCORE」導入事例

販売・在庫・生産管理までを段階的に導入し、需要変動に即応できる生産体制を構築

主力製品のメンマ

丸松物産株式会社 様


「食は、人の心とともに」を企業メッセージとして、和洋中華の業務用食材の製造・卸、および輸出入を手がける丸松物産様(以下、同社)。同社は、約30年前から販売から在庫管理までのシステム化を進め、徹底したトレーサビリティの確立による高度な「食の安心・安全」の実現に取り組んできました。しかし昨今の新規需要拡大に伴い、既存システムの保守・運用の負荷が増大。自社保有サーバで運用していたために事業継続性の確保も課題となりました。同社は、既存システムを、富士通マーケティングの食品業界向けクラウド型基幹システム「FUJITSU ビジネスアプリケーション AZCLOUD SaaS FoodCORE(アズクラウド サース フードコア)」に刷新。システム運用負荷の軽減と、販売管理やロット管理などの業務効率向上を実現しました。同社のICTシステムの構築から運用、改修までに関わってきた専務取締役 髙橋 要(たかはし・かなめ)氏、財経部 情報システム課 課長 栗林 直己(くりばやし・なおみ)氏に、導入の背景とその効果、今後の展望についてお伺いしました。

[2015年6月22日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 今後の展開 | お客様情報 

導入の背景

新規需要の拡大に伴い既存システムの保守・運用負荷が増大

髙橋 要 氏
丸松物産株式会社
専務取締役
たかはし かなめ
髙橋 要 氏

同社は、1895年創立の老舗で、ラーメンの具材として欠かせないメンマの“名づけ親”としても知られています。山形と中国・広東省に工場を保有し、原材料から製品までの一貫生産体制を整えているのが強味です。主力製品のメンマ、きのこ、山菜、ザーサイといった外食産業や食品加工メーカー向けの食材に加え、新たにコンビニエンスストアや中華レストランチェーン向けに開発した食材への需要、アジアを中心とした海外での和食人気に伴う需要が拡大。取り扱う食材の種類や規格数が大幅に増加してきました。専務取締役の髙橋 要氏は、「これまで以上に徹底した販売管理、在庫管理の必要性を感じていました。それを実行するのに、手組みのソフトウェアを自社保有サーバで運用するシステムのままでは、保守・運用面での業務負荷に加え、コストも大きくなってしまうことが懸念されました」とシステム刷新の背景を語ります。これまでのシステムでは、細かな改修作業を社内で対応することも多く、今後の需要増に対し、継続的な活用における課題も浮き彫りになっていたのです。また、従来のシステムでは、自然災害などでシステム運用に支障をきたし出荷がストップしてしまうリスクもありました。「事業継続性の観点からもシステムの刷新が必要ではないかと考えました」(髙橋氏)。

導入の経緯

販売管理から生産管理まで必要なシステムを段階的に導入

システム刷新にあたって、同社が選択したのは富士通マーケティングの食品業界向けクラウド型基幹システム「AZCLOUD SaaS FoodCORE(アズクラウド サース フードコア)」でした。これは、販売管理をはじめ、物流管理や発注仕入管理、従業員の給与管理、そして生産管理といった食品製造業に必要なシステムをパッケージ化したソリューションです。そして、各システムが保守・運用までを含めて、クラウド型で提供されます。髙橋氏は「中堅規模の企業では、複雑化するICTシステムを自前で構築し運用するには限界があります。それだけのスキルを持った人材も確保しにくいのが実情です。その点、クラウドなら中堅規模の企業のICT化に適していると考えました」と導入の経緯を語ります。

栗林 直己 氏
丸松物産株式会社
財経部
情報システム課
課長
くりばやし なおみ
栗林 直己 氏

実際の導入では、各システムを業務領域ごとに段階導入できる特長を活かし、まずは2014年12月に販売管理システムを刷新、その後、順次システムを入れ替える、あるいは新たに追加する方法がとられました。これにより、クラウドのシステムと既存システムを並行稼働させることにより、販売や在庫などのデータを順次移行し、既存システムとの調整を図りながらシステムを刷新できました。財経部 情報システム課 課長の栗林直己氏は、「AZCLOUD SaaS FoodCOREは、以前のシステムと使い勝手が異なるため、従業員が慣れるまでに多少の時間は必要です。しかし、段階的に入れ替えることができるので、本業への影響を最小限に抑えることができました」と語ります。

導入の効果

販売・出荷の業務効率を大幅に向上
基幹システムにかかる投資を約4分の1に

「AZCLOUD SaaS FoodCORE」の導入で、同社ではより正確かつ迅速に販売実績や出荷実績、在庫を管理する仕組みが整いました。食材の製造日で在庫管理ができるのはもちろん、取引先ごとや食材ごとに、鮮度を意識した賞味期限を指定してのロット管理も可能となるなど、「食の安心・安全」を確保する取り組みがさらに強化されました。

システム刷新と併せて、業務そのものの見直しを行ったことで、販売・出荷に必要だった帳票類を刷新前の50%以下に削減。「販売管理や出荷管理の業務が大幅に効率化されました」(髙橋氏)。また、食材の種類・規格が増大する中、「これまではお客様からの様々な要望に対応するために、自社でシステムを改修しながら対応していました。AZCLOUD SaaS FoodCOREでは、それらの機能があらかじめ提供されているので、保守や運用にかかる業務負荷も軽減されました」(栗林氏)。

一方、富士通グループの堅牢なデータセンターに移行したことで、事業継続性も確保できました。「クラウドで提供される現在のシステムと同等の仕組みを、仮に既存システムをベースとして構築すると、どの程度のICT投資が必要になるかを試算しました。それと比較するとクラウド型なら約4分の1の投資で、保守・運用、事業継続の確保も含めてシステム化できることが判りました。そこに大きなメリットを感じています」(髙橋氏)。

システム概要

今後の展開

生産から販売までのシステム化で顧客の要望に即応できる生産・供給態勢を構築

オフィスの様子

同社では、販売管理システムの次に、給与システムや会計システムを順次クラウドシステムに刷新し、2016年度中には生産管理システムを導入する計画です。販売、出荷、在庫の管理と生産管理システムまでをデータ連携させることで、生産工程で「食材ごとの原価」をリアルタイムで管理できるようになるほか、全社のデータを一元管理することにより、販売計画に基づく最適な生産計画の立案など、経営基盤をさらに強化できます。「経営判断のスピードをさらに速め、つねに変化するお客様からのニーズ、需要変動に即応できる体制にしていきます」(髙橋氏)。同社が見据えているのは、今後の拡大が期待される、高齢者向け食材や海外における和食やラーメン人気に伴う食材への対応です。さらに厳格なトレーサビリティ、原価管理、販売戦略の立案が求められるでしょう。ICT基盤を段階的に拡充し、より柔軟な生産・販売体制を確立していく同社。富士通マーケティングのサポートへの期待が一層高まっています。

お客様情報

お客様名

丸松物産株式会社Open a new window  ロゴ

所在地 東京都世田谷区代田1-47-2 丸松ビル
代表者 松村金榮
設立 1895年
資本金 9,800万円
従業員数 120名
事業内容 和洋中食材製造・輸出入・販売
国内営業所 山形営業所・大阪営業所・福岡営業所・札幌出張所
国内工場 山形工場
ISO 22000:2005 味付メンマ・水煮メンマ(パウチ詰め)の製造
山形県上山市新北浦3番地
中国工場 松徳豊食品有限公司
ISO 9001・HACCP取得
中国広東省清遠市清新県清和大道中16号

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2015年5月30日現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

忽那 大輔 株式会社富士通マーケティング
流通・サービス営業本部
流通統括営業部 食品・卸営業部
忽那 大輔(くつな だいすけ)

この度はお客様の多大なご協力により、無事稼働に至り、心より感謝しております。これまでもオフコンベースのシステムを長年活用され、高い評価をいただいており、今回のパッケージによるクラウド移行は、いくつかのハードルもありました。しかし、お客様の「会社の将来のためにはこの道しかない」という強い決意のもと、それらのハードルがクリアされました。このプロジェクトを担当させていただけましたことをたいへん嬉しく思っております。

担当開発技術者(SE)の声

矢代 茂 株式会社富士通システムズ・イースト
ソリューション開発本部
開発技術統括部 クラウドソリューション開発部
矢代 茂(やしろ しげる)

既存システムの運用・保守負荷増大というお客様の課題に対し、弊社が提供するクラウド型サービスを利用いただくことで、システムの事業継続性向上と運用・保守の負荷軽減が少しでも図れたと思います。また、システム導入については、お客様に多大なご尽力をいただき、無事に稼働させることができました。引き続き、次のステップに向けてより付加価値の高いサービスのご提供を目指して参ります。

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