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富士通マーケティング

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事業継続性確保のため、分散するデータ拠点を一元化

オフコン資産を仮想環境で活かし、オペレーションを変えることなくサーバ統合を実現

東京ショールーム 東京ショールーム

リリカラ株式会社 様


壁紙、カーテン、床材等のブランドメーカーで業界有数のシェアを誇るリリカラ株式会社様(以下、同社)。同社は、全国7拠点にオフコンを分散配置し、受・発注や在庫、発送などのデータを管理していました。事業継続性の観点から、以前よりオフコン統合と一元管理を検討していましたが、2011年3月の東日本大震災を契機に、各拠点に散在していたオフコンを富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」のプラットフォームに統合し、データセンターにホスティングすることを決断。このプロジェクトを推進してこられた同社取締役常務執行役員 佐藤伸男氏、システム統括部長 台井誠(だいい・まこと)氏にお話をお伺いしました。

[2014年4月10日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望 | お客様情報

導入の背景

目指したのは事業継続性の確保
システム統合も視野にオフコン集約化を検討

東京の本社をはじめ、札幌、東北、大阪、広島、九州の全国5か所の支店と、東京、大阪の2か所に物流センターを展開するリリカラ様。受注件数は全国ベースで1日約40,000件にも達し、自社配送と路線便業者でのクイックデリバリーが強みです。同社はすでに約40年も前から全国の拠点に、随時オフコン(現PRIMERGY6000に相当)を導入し、膨大な受・発注データや在庫の管理、本社で全社の売上・実績管理、請求書発行といった処理を行っていました。

同社の場合、受注データの管理といっても簡単ではありません。主力商品であるカーテンの場合、通常は天井までの高さを基準に長さが指定されますが、なかには「50センチ幅にカットして」というイレギュラーな注文も。また、壁紙は製造されたロットによって同じ品番であっても色合いが微妙に異なることもあり、品番だけではなくロット管理まで必要です。

同社では、全国7拠点に導入してきたオフコンについて、事業継続性の確保を目的に2009年頃からさまざまな角度で、統合も視野に入れた再構築を検討してきました。しかし、お客様ごとの細かな仕様に対応するため、各拠点に導入されていたシステムには地場のお客様と連携しやすいように独自の仕組みも採り入れられていました。そのため、異なる拠点間ではデータのやり取りができない、ある拠点のシステムに不具合が起きるとその拠点の担当者しか対応できないといった弊害があったにもかかわらず、統合をすぐに進めることができなかったのです。

導入の経緯

従来のアプリケーションをそのまま活用できる!
「PRIMEQUEST」で移行が容易に

佐藤氏
リリカラ株式会社
取締役常務執行役員
総務本部担当
佐藤 伸男 氏

オフコン統合の直接的な契機となったのは、検討を重ねているまさにその最中に発生した2011年3月の東日本大震災でした。同社の東北支店には大きな被害はなかったものの、1週間程度は電力供給がストップし、サーバが停止していたため、出荷できない状態が続きました。佐藤常務は当時を振り返りこう語ります。「震災直後から、東北エリアでも比較的被害の少ないところから東北支店に注文は来ていました。ところが停電のためそれには対応できず、他の拠点でカバーしようとしても、マスタから違うためそれも簡単にはできませんでした。事業継続性という観点から考えると、どんなときでも日々の業務を確実に遂行できる環境を整えておくことの重要性を痛感しました」。同社では、佐藤常務をトップとする「情報システム継続計画プロジェクト委員会」をすぐさま発足させ、オフコン、システムの統合を目指した取り組みをスタートさせました。

同社が採用したのは、あらゆる災害に備えた堅牢なファシリティと、厳重なセキュリティ対策をほどこした富士通グループのデータセンターの利用でした。メインフレーム技術を活用した高信頼性・高可用性を継承したオープン性のメリットも備え持つ富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を設置、集約化の第一段階として従来各拠点で動作していたシステムを仮想環境で動かすというものです。「PRIMEQUEST」には、ASPというオフコンの基本ソフト(OS)も搭載することが可能で、従来のオフコン環境のプログラムを稼働させることができます。各拠点の既存のシステムと従来の業務スタイルを大きく変えることなく、移行させることができました。

台井氏
リリカラ株式会社
システム統括部長
台井 誠(だいい まこと) 氏

なお、「PRIMEQUEST」でASP搭載が可能となったのは2011年11月。2009年の検討開始の時点には、まだこの技術はなく、東日本大震災を機に検討を本格化させてから、ほどなくこれが可能となりました。その意味では、同社はオフコン統合によるCOBOL資産活用に「PRIMEQUEST」を採用した先駆者でもあります。プラットフォーム統合の陣頭指揮を執った同社の台井システム統括部長は、「今回はアプリケーションを変更することなく移行できました。お客様にもサーバが変わったことを意識させず、社内的にもこれまでと同じやり方で受発注の管理ができます。これが非常に大きい。運用面では、現場でサーバ管理をすることが無くなり、現場の負荷を軽減し、安全性や業務継続性は今まで以上に高めることができました」と、PRIMQUEST採用のメリットを語ります。2014年中にはすべての拠点のサーバ移行を終了し、一つのプラットフォームに統合する予定です。

導入の効果

売上データの集計処理時間が約2分の1(注1)

現段階では、まだすべての拠点の移行が終了していないため、全体的な効果は把握できませんが、プラットフォーム統合による効果は、目に見えてあらわれてきています。その1つが従来は本社でバッチ処理していた全社の在庫管理・売上管理データの集計時間が大幅に短縮されたことです。これまでは夕方から本社で集計が開始され、約4~5時間かかったため、全国の営業が売上高データを把握できるのは、早くても翌朝でした。この処理が現在では1時間程度で終了するため、営業が売上高データを夕方6時、7時頃には把握できるようになり、次の営業提案に向けた迅速な取り組みも可能となりました。もちろん、経営の観点からも、すばやい数字の把握はすばやい経営判断につながります。

システム構成図
システム構成図

注1:当システム導入前との比較。各企業様のご利用状況により数値は異なります。

将来の展望

「プラットフォーム統合」から「システム統合」へ

カタログ

「現段階では、まだ一つの大きなハコに、仮想でサーバがいくつも入っているかたちです。いわば『マンション型』。今後はシステムもあわせた統合効果を大いに期待しています」と台井システム統括部長は語ります。次のステップでは、営業拠点ごとに管理している壁紙やカーテンといった商品マスタの一元化をはじめ、システムの統合です。「システムをマンション型から『一軒家』にする」(佐藤常務)という当面の目標を達成することで、全国のどこで注文しても、お客様の細かなニーズに対応し、迅速なデリバリーを実現することが可能となります。「我々のような多品種で迅速なデリバリーが求められる業種では、システム化をすることは簡単ではありません。だからこそICTによる業務効率化は重要な経営課題の1つです。一方で、技術が進化し、どのタイミングでどういった技術を使えば理想に近いシステムが構築できるかという判断も難しくなっています。我々の業界を熟知しているからこそできる提案を、富士通マーケティングには今後も期待します。それができるパートナーでいつづけて欲しい」(佐藤常務)。プラットフォームの統合は第一ステップ。システム統合という次のステップに向けた取り組みが、すでにスタートしています。

お客様情報

お客様名 リリカラ株式会社新規ウィンドウが開きます  リリカラ株式会社様ロゴ
所在地 〒160-8315 東京都新宿区西新宿7-5-20
代表者 代表取締役社長 山田俊之
設立 昭和24年7月15日
資本金 33億3,550万円(平成3年JASDAQ上場)
従業員数 463名(平成25年12月)
売上高 353億円(平成25年度実績)
事業内容
  • インテリア事業部
    壁紙、オーダーカーテン、床材などトータルインテリア商品の企画・開発・販売。関連インテリア商品の販売。
  • スペース ソリューション事業部
    施設などの空間、オフィス空間の設計、施工、プロジェクト管理。家具、間仕切り、事務用品等の提案販売。

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2014年4月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

山口 株式会社富士通マーケティング
流通・サービス営業本部
流通統括営業部
山口 佑介

リリカラ様とは、約30年間と長いお付き合いをさせて頂いております。今回、長年の目標であったオフコン集約化が実現しました。PRIMEQUESTを活用したオフコンの統合および資産活用というのは、導入当時実績が少なく富士通グループの構築や導入経験のあるメンバーをプロジェクトに加えグループ一丸となって構築作業を行いました。今回のプロジェクトは物理集約化でしたが、最終形であるシステム統合化を目標とし更にお客様の発展に貢献出来るよう今後もご支援させて頂きます。

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