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「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart FoodCORE」導入事例

食品製造における原価管理や在庫管理の精度を高め、迅速な経営判断を実現

おせち他

カネハツ食品株式会社 様


カネハツ食品株式会社様(以下、同社)は、1942年に愛知県で創業し75年の歴史を誇る国内有数の老舗食品メーカーです。煮豆や佃煮などの惣菜や、正月のおせちなどを主力商品としています。同社では「少量多品種」といった市場ニーズの変化や商品ライフサイクルの短期化に対応するため、食品業界向けの基幹システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart FoodCORE(グロービア スマート フードコア)」を導入。商品ごとの原価管理と在庫管理のさらなる精度向上とシステム運用コストの低減、さらに、在庫ロスの大幅な削減を実現し、経営判断のスピードアップを図りました。システム導入の背景と経緯、その効果や今後の展望について、同社 常務取締役の加藤徳彦氏、経営管理部 総務人事課 課長の近藤徹氏にお話を伺いました。

[2016年8月2日 掲載]


 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望お客様情報 

導入の背景

原価管理と在庫管理の精度を高め製造・販売工程をグループ全体で『見える化』

日本の食卓を彩る煮豆や佃煮など、伝統的な調理食品を製造・販売する同社。愛知県名古屋市に本社・工場を構え、神奈川県と熊本県に製造工場と営業所、大阪市に営業所と出荷倉庫を保有し、4拠点体制で事業を全国展開しています。同社では、スーパーやコンビニエンスストアなどで惣菜を購入する消費者ニーズの多様化にともない、これまで以上に少量多品種での製造が求められていました。同社の常務取締役である加藤徳彦氏は、「ここ10年間で当社が手がける商品の種類は急増しました。例えば煮豆であれば、ひじきやコーンを組み合わせたシリーズなど、派生商品を次々に市場投入してきました。これまでは1商品で3~5種類のバリエーションだったのが、現在では10~15種類展開している商品もあります」と語ります。

加藤常務
カネハツ食品(株)
常務取締役
加藤 徳彦 氏

また、同社が扱う調理食品は製造してすぐに出荷するいわゆる日配品が中心です。「各商品のライフサイクルも短くなっています。
少量多品種の日配品について、原価や在庫を正確に管理し、原材料の仕入れから製造、出荷までの工程を『見える化』するシステムへの切り替えが求められていました」(加藤氏)と背景を語ります。

一方、同社では、経営基盤のさらなる強化を目指してグループ会社の統合を進めており、その過程で、グループ会社ごとに独自で導入していたシステムを一本化し、仕入れ・製造から販売までのプロセスを統合的に管理する基幹システムへと刷新する必要性も生まれてきました。「グループ会社の統合を一つの契機として、基幹システムのリプレースを検討したのです」(加藤氏)。

導入の経緯

「食品業界に特化したシステム」が選定のポイント

近藤課長
カネハツ食品(株)
経営管理部
総務人事課
課長 近藤 徹 氏

同社は、基幹システムのリプレースにあたり、2012年に社内の営業、販売、製造、財務、システムなど各部門の担当者で構成する「システム整備プロジェクト」を立ち上げました。そのプロジェクトのメンバーで、原価管理や在庫管理が正確にできる生産・販売管理システムの具体的な検討を開始。3社から提案を受け、最終的に富士通マーケティングの食品業界向け基幹システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart FoodCORE(グロービアスマート フードコア、以下、GLOVIA smart FoodCORE)」を選定しました。同社の経営管理部 総務人事課 課長の近藤徹氏は、選定のポイントとして、まず「食品製造業向けに特化したシステムだった」ことを挙げています。「それまで当社の独自システムで使用していた管理項目や用語と、『GLOVIA smart FoodCORE』の管理項目や用語が似ていたため、システムの移行がスムーズにできるのではないかと感じました。また、ユーザーインタフェースや操作感も従来システムと比較して違和感が少なく、現場で使う社員にも受け入れられやすいと判断しました」(近藤氏)。

同社では、システム統合に合わせたインフラの最適化を図るため、2013年には「インフラ再整備プロジェクト」も立ち上げ、工場や営業所など各拠点で使用していたパソコンやプリンタの統合にも着手。「基幹システムを『GLOVIA smart FoodCORE』に切り替えるタイミングで、不要なハードウェアのリース契約を効率良く解約できるように調整しました。新システムへの切り替えとハードウェアの統合といった作業を全て同時並行で進めなければなりませんでしたが、富士通マーケティングのサポートもあってスムーズに行えました」(近藤氏)。

導入の効果

「原価」や「在庫」の正確な状態を把握し経営判断を迅速に

同社では、新システム導入から2年が経過しました。現在、どのような効果を感じているのでしょうか。「当社は、システムのリプレースで3つの目的を掲げました。原価管理の精度向上、在庫管理の精度向上、そして、コスト削減です。これら3つの目的は達成できつつあると感じています」(加藤氏)。さらに、加藤氏は「経営判断に役立つ効果も表れています」と強調します。「これまでは、商品ごとに利益がどの程度かを素早く正確に把握することが困難でした。それが、月次や週次、商品によっては日次で把握できるようになりました。商品のライフサイクルも短くなり、今後はますます成長力や競争力の高い商品に注力していかなくてはなりませんが、より正確な情報を得られることでスピーディーに正確な経営判断ができるようなったと感じています」(加藤氏)。

オフィス

また、グループ全体でシステムを統合できたことによる、運用コストの低減効果もあります。「運用が標準化され、ハードウェアも含めて統合されたことで、保守費用なども合わせて年間数百万円のコスト削減が図られました。10年の継続利用を考えると、数千万円以上のコスト削減効果があると期待しています」(近藤氏)。

さらに、同社では、製造と販売の差異である商品のロスについても大幅に削減できたようです。「以前のシステムでは約2%のロスがでていました。それがシステム刷新後は0.3%にまで減少しています。7分の1程度にまで縮小したということ。これも大きな効果です」(加藤氏)。

カネハツ食品様システム概要図

将来の展望

GLOVIA smart FoodCOREで把握できる数字から将来を見据えた経営判断を

同社は、「GLOVIA smart FoodCORE」の導入効果を感じている一方で、すでに今後の運用での改善も視野に入れています。具体的には、製造における経費の処理です。「現在の運用では、製造にかかったさまざまな経費を月一度のタイミングで、会計システムから『GLOVIA smart FoodCORE』へ経費連携を実施しています。今後はこれを日次で管理できるような運用にしたいと考えています。具体的には、事前に入力した予算をベースに日次で把握し、最終的に月次のタイミングで実際の経費に入れ替える運用にすれば、精度の高い情報を社内に共有できると考えています」(近藤氏)。

また、加藤氏は今後、予測型の判断ができるようなシステムの活用を考えていると言います。具体的には「調理食品の市場における定性的な情報と、『GLOVIA smart FoodCORE 』で把握できる定量的なデータとを結び付けることで、今後、残すべき事業や強化すべき事業を判断する、といった活用ができないかを検討したいと考えています。BI(ビジネス インテリジェンス)ツールとの連動なども視野に入れるとさらに可能性は広がると思います。富士通マーケティングには、今後のさらなシステム活用の部分でもサポートしていただきたい」(加藤氏)。

導入から2年が経過し、システム統合による原価管理の精度向上、在庫管理の精度向上、ランニングコストの削減という当初の目的は達成できたようです。同社にとって、今後の事業拡大に向けた新たなスタートといえそうです。

お客様情報

お客様名
所在地 愛知県名古屋市南区豊三丁目19番24号
代表者 代表取締役社長 加藤 英敏
設立 1942年4月
資本金 1億円
従業員数 437名(2015年4月末日現在)
事業内容 食料品の製造・加工及び販売
(佃煮・煮豆・惣菜を主とする各種食品)

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2016年8月2日現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

磯貝SA 株式会社富士通マーケティング
中部営業本部 東海支社
流通サービス営業部
営業主任
磯貝 仁博(いそがい まさひろ)

食品業界における環境変化が進む中、お客様は、従来の仕組みを革新し、商品ごとの原価管理の実現と在庫管理の精度向上を目的とした、新たな仕組みの導入を模索されていました。それには、販売・生産が一貫して管理できる、食品業界に特化したシステムが必要と考え、「GLOVIA smart FoodCORE」を核とした仕組みをご提案しました。
今後も、お客様のビジネスに貢献できるよう、ビジネスパートナーとして精一杯ご支援させて頂きたいと思います。

担当SEの声

黒田SE 株式会社富士通システムズ・ウエスト
第一流通システム本部 第一システム事業部
第一流通システム部
プロジェクト課長
黒田 知宏(くろだ ともひろ)

このたびの「GLOVIA smart FoodCORE」導入は、お客様の業務への影響が大きかったため、「現行業務を変革し標準化を目指す」という方針を、お客様ご自身にプロジェクト開始から終了まで一貫して推進していただけたことが非常に重要でした。「原価管理、在庫管理の精度向上」「運用コストの削減」という目的に対し具体的な効果を実感されているとのことで、担当SEとして非常に光栄に存じます。
今後も、お客様の事業発展に貢献できるよう「GLOVIA smart FoodCORE」の機能を向上させ、システム面から支援させていただきます。

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