GTM-MML4VXJ
Skip to main content

富士通マーケティング

English

Japan

  1. ホーム >
  2. 導入事例 >
  3. 伊藤忠ロジスティクス株式会社 様

グローバル展開を強化する“戦略的物流システム”構築事例

業務フロー見直しで、コンパクトな汎用共通システム基盤を実現

伊藤忠ロジスティクス様関東物流センター 伊藤忠ロジスティクス(株)様
関東物流センター

伊藤忠ロジスティクス株式会社 様


商社系総合物流サービスのリーディングカンパニーとして、国際運送事業 や物流センター事業など、世界規模で事業展開する伊藤忠ロジスティクス株式会社様(以下同社)。顧客 企業の物流業務を一括して受託する3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業にも注力しています。グル ープ全体で、国内66拠点に加え、中国102、インドを含むASEAN諸国に336、米国5、欧州8とグローバルに517拠 点を構えています。取引先企業は国内約2,000社、食品、医薬品、機械・自動車、ハイテク機器、繊維など幅広く取り扱っています。

同社は近年、中国に続いて東南アジア・インド・メキシコでの事業規模拡大に注力。これに合わせて、海外での国内物流を強化する目標を掲げ、2007年にWebベースで動くWMS(倉庫管理システム)「WinGs(ウィングス)21」(注)を構築しました。

富士通マーケティング(以下FJM)は、同社のITパートナーとして倉庫系システムの構築に長い間携わってきました。「WinGs21」の構築に際しては、ベースとなるWeb型庫内物流ソリューションを提供、グローバルビジネスの拡大に向けて様々なサポートを行っています。

[2013年10月23日 掲載]

(注)伊藤忠ロジスティクス(株)様が自社の新物流システムに命名。正式名称は、「Warehouse information network of Global solution21」。


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 今後の展開 | お客様情報 

導入の背景

導入当時の課題は、Webによるリアルタイムでの情報提供

矢内氏
伊藤忠ロジスティクス(株)
取締役 常務執行役員
センター事業本部長
矢内 正純 氏

“3PL”に注力する同社の物流システムは、自社業務の効率化だけを図るものではありません。「お客様の商流との接点をソリューションでサポートすることが目的です。単に商品を保管・輸送するのではなく、我々が持っているシステムを武器に、お客様がより商売をしやすいようにバックアップする、いわば“戦略的物流システム”の実現が目的です。」と取締役 常務執行役員 センター事業本部長  矢内 正純(やない まさずみ)氏は語ります。「WinGs21」は、お客様のビジネスに直接絡んでいくシステムとして構築されました。

「WinGs21」は、同社にとって4世代目の物流システムとなります。3世代目はベースが1990年代に作られたもので、Web対応が難しく、お客様を支援する機能が脆弱でした。例えば、顧客企業にリアルタイムで在庫状況や出荷進捗情報を提供することも困難でした。そのため4世代目に求められたものは、旧来のクライアント・サーバ型からWebベースに変更、ブラウザさえあればどこからでもアクセスできる利便性でした。また、倉庫内のロケーション管理機能などの強化を行いオペレーションの効率化を追求しました。

導入の経緯

多品種に対応するためシステム基盤を統一、グローバル展開への布石に

苧原 氏
伊藤忠ロジスティクス(株)
CIO(兼)
経営企画本部
情報システム部長
苧原 達 氏

6社のWMSを検討した中で、FJMのWeb型庫内物流ソリューションを選んだ理由は、導入実績が豊富で、SEの物流 に対する知識・経験が高かったことに加え、倉庫内業務に使用する無線ハンディ端末の機能、グローバル展開 に向けた多言語対応という性能面に対する高い評価です。また、自社開発のソリューションであり、カスタマ イズへの柔軟性が高いこともポイントになりました。「業種によって商流形態が異なり、手直しして対応する ことがWMSには必須です。柔軟な対応が出来なければ、多彩な物流をカバーできる仕組みにはならないので す。」と語るのはCIO(兼)経営企画本部 情報システム部長  苧原 達(おはら とおる)氏です。

イメージ

同社は、3社合併により誕生したという経緯があり、それぞれが保有するシステムをいかに統合するのかが経営課題でした。しかし、扱う商品カテゴリが広く、顧客企業によって提供するサービス内容は異なるので、ひとつのシステムですべてをカバーできるものでもありません。「システムをどこまで統合するかに尽力しました。家づくりで例えると、基礎工事や水回り、玄関等は共通にして、お客様によって部屋を模様替えするという流れです。」と分かりやすく解説してくれるのは苧原氏。“土台”となる共通のシステム基盤をつくり、その上に「食品」、「医薬品」、「自動車」といった各カテゴリのオプションを乗せるというのが基本構造です。

4世代システムの構築にあたっては、矢内氏がユーザーの代表という立場で、熱い議論を戦わせたそうです。「お客様が10人いれば10の意見があり、それが事業所ごとになる訳ですから、何百倍という意見が出てきます。すべてに対応したら巨大なシステムになってしまいますので、その中から共通項を見出し、運用手順を変えて対応するなど業務フローを見直してコンパクト化を追求しました。」と矢内氏は振り返ります。例えば、賞味期限がある食品と保管期限のある文書管理の業務では、“日付”をキーワードにして共通化を図る、という具合です。

導入の効果

ロケーション機能の強化で1日の出荷量倍増ケースも

Webベースになり、顧客企業側が自社の物流情報をリアルタイムに見られるようになったことは大きな成果です。東京・名古屋・大阪にまたがる拠点をすべてリアルタイムで見たいという要望にWeb化で対応したわけですが、これはあくまで2007年の導入当時の成果。現在は、国内での「見える化」を果たしたシステムを英語・中国語など多言語対応し、海外で事業を展開する顧客にも同じレベルのサービスを提供しています。

石田 氏
伊藤忠ロジスティクス(株)
情報システム部
戦略システム課長
石田 正史 氏

また、ハンディ端末とバーコードを活用して庫内を無線化、商品のロケーション機能が充実したことで倉庫業務でも大きな成果が出ています。「お客様からオーダーを受け、引き当て処理後に商品のピッキングをして配送現場に回すという作業が誰にでも容易にできるようになり、以前に比べて所要時間が半分以下になりました。」と成果に驚くのは、情報システム部 戦略システム課長  石田 正史(いしだ まさし)氏。商品を箱詰めする業務に関しても、システム側が容量を自動計算して使用する箱の指示も出せるようになり、効率化されています。庫内作業の進捗状況も事務所にいながらにして確認できるため、人の配置もコントロールしやすくなったそうです。倉庫業務には不可欠な棚卸し業務の所要時間も同様に半減しています。「全般的に作業スピードが2倍になったことで、あるお客様のケースでは、1日の出荷量が最大6,000件だったところが1万1,000件にまで増えました。出荷量が増えるということは、お客様の売上増にも貢献するはずです。」と石田氏。お客様へのサービス向上を目指した新システムは、作業スピードと出荷量の倍増という驚くべき導入効果を上げています。

伊藤忠ロジスティクス様全体構成イメージ

今後の展開

海外へ赴任したら次の日から営業できるシステムを

今後は、会計システムや海運・空運を統制するシステムが複数混在している海外拠点のシステム統一が課題とのこと。「私の理想は、海外に経営者が赴いたら、次の日から営業活動ができるシステムです。E-mailシステムや会計システムなどをいちいち考えなくても、我々のデータセンターからクラウドですぐに提供したい。」と苧原氏。

矢内氏は「システムは、4世代目にして理想に近づきましたが、さらにコンパクトにしたいと考えています。また、今後FJMに期待することは、我々の海外対応をより強力にバックアップして欲しいということです。」と語ります。グローバル化を見据えたビジネスパートナーとして、FJMへの期待がさらに大きくなってきています。

お客様情報

お客様名

ロゴ
伊藤忠ロジスティクス株式会社新規ウィンドウが開きます

所在地 東京都港区赤坂三丁目3番3号  住友生命赤坂ビル
代表者 代表取締役社長  佐々 和秀
設立 1961年7月
資本金 42億6,063万円
売上高 446億400万円(2013年3月期:単体)
従業員数 1,115名(2013年4月1日現在:連結)
拠点 517(2013年4月1日現在)
事業内容 総合物流業(倉庫事業、貨物運送取扱事業、国際貨物取扱事業、 外航海運取扱事業、国際航空貨物取扱事業)、建設業(とび・土工工事業、機械器具設置工事業)、不動産賃貸事業、配送センター事業

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2013年10月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業のメッセージ

中村 株式会社富士通マーケティング
流通・サービス営業本部
流通統括営業部 運輸サービス営業部
中村 拓満(なかむら たくま)

WinGs21の情報を活用し、国内外を問わず、複数寄託者様対応を目的にシステム構築を実施致しました。国内外の一貫物流によるグローバルサポートによりお客様の物流業務を支えております。今後も更なる提案サポートとともに、益々拡大される海外展開においては、富士通グループの総力をあげてパートナーとして対応させて頂きます。

お問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-835-554 お客様総合センター

受付時間 9時から17時30分まで
(土日、祝日及び当社指定の休業日を除く)
[注] お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。