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富士通マーケティング

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ERP・グループウェア・データ解析システム導入事例

情報の一元化・見える化・活用を行い、業務の精査とブラッシュアップを実現

ゆかり ゆかり

株式会社坂角総本舖 様


人気商品「ゆかり」をはじめ、「さくさく日記」「八樂」「天まり」など、多種多様な海老せんべいを提供している株式会社坂角総本舖様(以下、同社)。明治22年、現・愛知県東海市横須賀町での創業以来、120年以上にわたって味・素材・品質などにこだわってきた商品の数々は、その水準の高さから多くの人々に贈答品として用いられてきました。

商品の製造から販売までをすべて自社内で行う同社。これまでは「生産」と「出荷」を個別のシステムで管理していたためデータの整合性が取れず、正確な状況把握に時間がかかるなど「まるで2つの違う会社が存在している」状態だったといいます。そこで同社は、システムの刷新を決断。ERPを核とした基幹管理システムを導入し、社内にある情報の一元化・見える化・活用を促進する環境を構築しました。今回はシステム導入に至るまでの経緯から、導入後の効果まで、安藤氏、竹内氏、小田氏を中心にお話をお聞きしました。

[2014年4月2日 掲載]


↓ 導入の背景 | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望 | お客様情報

導入の背景

「生産」と「出荷」の管理システムが個別に稼働し、現状把握に時間がかかっていた

製品チェック
製品チェック

「商品を一番おいしい状態でお客さまに届けたい」。これが同社で長く引き継がれてきた信念です。しかし、以前はそうした思いをシステムが阻害していました。原材料の仕入数・製造数・倉庫入荷数などを管理する「生産管理システム」と、倉庫からの出荷数を管理する「出荷システム」が個別に稼働し、連動していなかったため、売り掛け・適正在庫数など商品の現状をすばやく把握するのが困難でした。現場ではデータの整合性が取れない事態がたびたび発生し、商品の正確な現状把握に時間がかかっていたことで、迅速な経営判断と的確な指示が難しかったのです。

また、システムが分離していることによって多くの従業員が、自身の業務が会社全体にどのような影響があるかを判断しにくくなっており、従業員1人あたりの生産性も停滞していたといいます。

安藤氏
(株)坂角総本舖
取締役
マーケティング部長
安藤 哲也 氏

「自分の仕事が会社全体にとって本当に必要かどうか、製販一体の企業形態の中でしっかりと価値が連鎖しているかどうか、疑問を感じる社員もいたと思います。システムを1つに統合することが、会社全体における自分の仕事やその意義を明確にすることにつながり、それが1人ひとりのパフォーマンスを高め、市場競争力の向上につながるのではないかと思いました。」(安藤氏)

そこで同社は、基幹システムの刷新を計画。社内の商品に関するデータを一元管理し、部門間連携の円滑化、リアルタイムな情報取得、的確な経営判断の促進などを実現するシステムの構築を検討することにしました。また、現状を把握するための情報の見える化や、取得したデータを分析・活用していくための仕掛けも、併せて検討しました。

導入の経緯

生産工程や販売環境など業務内容を深く理解した提案内容を高く評価

坂角総本舖様本社工場売店 坂角総本舖様本社工場売店

同社はシステムの刷新にあたり、「商品を一番おいしい状態でお客さまにお届けする」ことを目指して、各部署の業務をゼロベースで考え直す覚悟を持ってのぞみました。それに伴い、提案を依頼した複数のベンダーにも、生産工程や販売環境を含めた会社全体の状況を把握し、その上でどのようなシステムが最適か提案内容を判断してほしいと伝えました。

「どういう業務をどのように改善したいのか分からないままでは最適なシステムを提案できない、と難色を示すベンダーも少なくありませんでした。その中で富士通マーケティングは、半年かけてじっくりと当社を理解し、当社の意向に沿った提案をしてくれました。そうした姿勢から、富士通マーケティングは課題解決という目的のために、私たちの要望に何でもイエスと答えるのではなく、場合によってはハッキリと意見をいってくれるパートナーであると判断しました。」(安藤氏)

このような理由から、同社はFutureOne社のERP「FUTUREONE ERP」、ディサークル社のグループウェア「POWER EGG 2.0」、ウィングアーク社のBI・データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」、富士通マーケティングの運用サポートサービス「IT用心棒」からなる基幹システムの導入を決めました。また、百貨店との取引が多くを占める同社では、商品が売れた分だけ商品代金が支払われる消化取引に対応するための業務運用が必須要件でしたが、その部分の対応に実績があったことも、富士通マーケティングの提案を選択する決め手となりました。

導入の効果

日次実績データをその日中に入力するようになり、リアルタイムの現状把握が可能に

竹内 氏
(株)坂角総本舖
製造部
生産推進課
課長
竹内 雅康 氏

構築過程では、各部署が自身の業務と向き合い工程をできる限りシンプルにするために、同社側とベンダー側がさまざまな意見を出し合いながら進めました。結果、自分たちの仕事を見直すきっかけにもなったといいます。また、現場でのデータ入力作業についても、パソコン操作に不慣れな従業員のために、分かりやすさ・入力しやすさを重視して開発を進めていくなど、試行錯誤を繰り返しながらシステム構築を進めていきました。

「これまで生産実績は他部署(管理部署)に入力してもらっていましたが、新システムの導入後はリアルタイム性というシステムのメリットを活かすために、その日のうちに自らの手で実績データを入力するようになりました。これによって、どのくらい生産してどのくらいロスが出たかを自分たちでリアルタイムに実感できるようになったのです。これは従業員の責任感やモチベーションの向上にもつながりました。」(竹内氏)

システム構成図
システム構成図

生産から出荷という工程の中で、業務効率化や必要な情報の円滑な取得などの効果を感じている同社。経理部門でも、今回のシステム導入の効果は大きかったようです。

小田 氏
(株)坂角総本舖
総務部 経理課
係長
小田 隆志 氏

「1つ目は、処理時間の短縮。以前は、購買における未払いの仕訳、FBANK支払データの生成などそれぞれの業務を別々のシステムで管理・処理していましたが、それが今では同時にできるようになり、月次決算前の忙しさが大きく軽減されました。2つ目は、データのドリルダウン機能により、元伝票に戻って内容照会ができるようになったこと。3つ目は、個人の仮払金の管理が可能になったこと。以前のシステムではできなかったことが管理できるようになり、業務効率化につながりました。」(小田氏)

将来の展望

導入後も自発的に、さらなる業務効率化に向けて挑戦を続けていく

PC操作の様子

天然ものの素材にこだわり、できるだけ無駄が少なくなるように1枚1枚丁寧に作っているため、生産工程が多く完成までに時間がかかる同社の商品群。その妥協のない生産工程をより効率的に進めるため、そして「商品を一番おいしい状態でお客さまに届ける」ために、今回導入した基幹システムが役立っています。

「導入したら終了ではなく、導入してからがスタート。新システムの導入をきっかけに社員1人ひとりが自分の仕事を見直し、自身のパフォーマンスを向上させ、結果的に会社全体の市場競争力ををアップさせることが目標です。業務効率を上げるために、“新システムを使って、もっとこんなことができないか“と、社員たちが自発的にいろいろなことにチャレンジをすることが大切だと考えています。」(安藤氏)

消費税増税など、今後も世の中は目まぐるしく変化していくことが予想されます。そうした変化にも柔軟に対応していけるように、システムも常に進化させていきたいと同社は考えています。そうした中で、最小限のコストで最大の効果が上がるような、時流をとらえつつ同社にとって的確な提案を、富士通マーケティングに期待しています。

集合写真

 

左から
取締役  マーケティング部長  安藤 氏
総務部  システム課  南 氏
営業部  主幹  舩川 氏
製造部  生産推進課 課長  竹内 氏
総務部  経理課 係長  小田 氏
製造部  商品管理課 課長  田平 氏
総務部  システム課 課長  渡邉 氏

総務部  部長  吉澤 氏
総務部  システム課  山地 氏

 

お客様情報

お客様名 株式会社坂角総本舖新規ウィンドウが開きます  坂角総本舖様ロゴ
所在地 愛知県東海市荒尾町甚造15-1
代表取締役 坂 英臣
創業 明治22年
資本金 8000万円
従業員数 530名
事業内容 海老を中心に海の幸を主原料とするお菓子の製造と販売

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2014年3月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

担当営業の声

磯貝 株式会社富士通マーケティング
中部営業本部 東海支社
流通・サービス第一営業部
磯貝 仁博(いそがい まさひろ)

坂角総本舖様における基幹システム構築においては、必要な情報をタイムリーに獲得し、意思決定のスピード、品質、精度を向上させることを目的としておりました。その為には、従来の分断された仕組みの統合が必須と捉え、ERPを核とした人・モノ・金の動きを統合管理する提案を致しました。 構築においても課題がどのように解決し、改善できるかをプロジェクトと一緒になって分析し、改善提案をさせて頂いたことが評価されたものと思っております。 今後も坂角総本舖様のビジネスに貢献できるよう、ビジネスパートナーとして精一杯ご支援させて頂きたいと思います。

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