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CI-NET(建設業EDI標準)対応WebEDIサービス『WEBCON』導入による業務効率化

建設EDI WEBCON 導入

「効率化できた時間を、更に情熱を持って建物を良くしていくことに充てたい」

安藤建設様 本社ビル

安藤建設株式会社様 導入事例

( 現 株式会社 安藤・間 様)


創業明治6年、今年で138年の歴史を誇る総合建設業の安藤建設株式会社様。「お得意様の身になって考え、計画し施工する」という社是の元、第42回BCS賞[注] を受賞したトッパン小石川ビル(東京)、帝国ホテル インペリアルタワー(東京、第25回BCS賞受賞)を始め豊富な実績とノウハウにより数多くの建物を手掛けられています。
国内では東京本社の他、札幌から九州まで8支店と営業所を展開。海外ではシンガポールとタイに拠点を置き、東南アジアを中心に活躍されています。

[注] BCS賞とは・・・建築業協会賞。社団法人建築業協会から、毎年国内の優秀な建築作品に与えられる。

1999年に国交省により実施された首都圏の大手ゼネコンを中心としたCI-NET普及促進事業(購買見積EDI実証実験)に参加し(富士通マーケティングも支援ベンダーとして参加)、当時進められていた業務改革活動にEDIシステムを付加し、更なる改善へ向け本格的な展開を開始し、社内の業務改善にとどまらず、業界全体の生産性向上を目指す活動にも積極的に参加されています。

今回は、導入に携わられた安藤建設株式会社 購買部様、社長室 情報企画部様をはじめ、CI-NETの相手先である協力会社の株式会社伊藤ガラス様、大澤塗装株式会社様からお話を伺いました。

[2011年4月15日 掲載]


↓  導入の背景 | システム導入のポイント | 導入効果 | 導入時エピソード・苦労したこと | 
今後のビジョン | お客様情報 

導入の背景

会社全体の業務改革を!

西村氏
西村 高志 
安藤建設(株)
社長室 情報企画部
副部長

安藤建設様は1998年に業務改革プロジェクト(コマース21)を発足し、『コスト競争力対応支援』『顧客への迅速且つ高精度の見積情報提供』『EDI、CALS/EC対応』といった目的に向け全社一丸となり取組を開始しました。

特に、コストマネージメントシステム構築に向けコスト情報の流れを整備し、それまでバラバラであった積算、実行予算、作業所、調達の各部門で使用する材料マスターと単価情報の一元化、一式で管理していたコスト情報を内訳ベースでの管理へ、そして煩雑な大量の書類の電子化(ペーパレス)に向け取組みました。仕組みとしては、調達部門で取決めした直近の単価情報をリアルタイムで各部門が利用する事で、精度の高い見積や実行予算書の作成が可能となり、上流からのコスト情報を利用する事で生産性と精度の向上、ペーパレス化が図られました。

協力会社様との『紙』でのやりとりを効率化したい

前原氏
前原 孝行 
安藤建設(株)
首都圏事業本部
事業統括室
副室長 兼 購買部長

しかしながら社内業務の改善が進む中、協力会社様への見積依頼から回答書徴収業務については、旧来通りFax等による『紙』でのやりとりが主流であり、手作業のため見積依頼先の社数も限られ、回答書の情報を見積比較の社内システムへ再入力する手間等、以前よりも作業負荷が増大する部分が発生する事象が起こりました。

伝票は、金額ベースで年約600億円、1件当たり平均1,000万円単位。その1明細は30項目~100項目にも上ります。この入力に、多い時で3名の担当が掛かりきりで対応、発行業務まで行っていました。

近藤氏
近藤 慎一 
安藤建設(株)
首都圏事業本部
事業統括室 購買部
課長代理

「解決策として『協力会社とのEDI』のシステム化を進め、当時、富士通が開発したCI-NET対応パッケージ『建設業電子取引便』(電子メールによるEDIシステム)による協力会社様へのEDIシステム展開を富士通マーケティングと共同で進め、EDIを使って見積依頼し、回答をもらい、電子的に協力会社様の入れた単価をシステム的に反映させることで業務の効率化を図ることを目指しました。」(西村氏)

また同時期(1999年)に国交省による購買見積EDIの実証実験へも参加し展開を進め、その後2002年『IT書面一括法施行』による規制緩和(法改正)による電子契約システム化対応、2003年に整備されたCI-NET LiteS(Ver.2.1)に合わせ出来高から請求業務のEDI化に向けたシステム強化を推進し、更なる業務改善と業界の生産性向上を目指し現在に至っています。

「EDIシステムについては、当初導入/展開していた『建設業電子取引便』の販売終息に伴い、2003年からサービスを開始したASP/SaaSサービス『WEBCON』へ切替え、社内システムの連携部分については、『WEBCON-Stream』へのリプレースによりシステムの最適化とCI-NET LiteSのバージョンアップに対応し、EDIシステムにもっとも重要な協力会社様へのサービス展開についても富士通マーケティングの協力を得、省力化と効率化を進めてきました」(西村氏)

システム導入のポイント

協力会社様にとってもメリットがあるシステムを

当時、EDIを独自開発するゼネコンがある中、安藤建設様はCI-NET導入を決めました。そのポイントとして、前原氏はこう語ります。

「一つめは業務の合理化・効率化。二つめは単価データの蓄積。そのデータベースを蓄積し、社内的に、スピーディーに活用していく。購買が取決めした直近の契約単価を積算ベースや工事部門で使用したり、契約から精算業務まで一連のデータを使うことが可能となります。また、EDIの部分を独自開発のシステムにすると、A建設専用システム、B建設専用システムと取引先ごとに対応する必要があり、他のゼネコン様とも取引きのある協力会社様にとっては大きな負担となります。将来的に見て、他のゼネコン様とも共通で使えるCI-NETの方が協力会社様の負担も少なく有効性が高いと考え、導入を決めました。」

  1. 業務効率化
  2. データの蓄積、契約から精算業務まで一連のデータを使う。
  3. 業界の中でも互換性がある。
  4. 電子化による契約書類の紛失防止
    契約業務での紛失がなくなる。確実さと業務のスピードアップにつながる。
  5. 経費削減
    注文書・請書・請求書作成・発送業務に関わる経費や印紙税等の削減
システム概要図

導入効果

スピーディーに精度の高い見積を出すことが可能に

伊藤氏
伊藤 彰朗 
(株)伊藤ガラス
営業部長

導入後、安藤建設様ではコスト情報の一元化により、作業所毎、工事工種毎で、どの位かかっているかというデータが蓄積され、活用されるようになりました。そのため、図面から建物の概算見積を出す場合、より細かいデータの裏付けがあるため、精度の高い見積を出すことが可能となりました。時代の価格変動や物価変動はありますが、実際どの位掛かったか、また、今仕掛かっている価格を、積算担当者や現場の人が見て簡単に分かるようになりました。

「細かいデータの裏付けを出すのに活用している。情報を正確に共有できるということと、それぞれの作業の効率化・スピードアップ。Webですぐ分かりますので、その点が大分違うと思います。」(前原氏)

「内部的な分析にも使えますから、かなり有効です。同じ部門内での実績が個人単位で出てきますから、それも使えます。」(近藤氏)

相手先(協力会社様)もデータ一元化・業務効率化に手ごたえを感じています。

「Web上でデータをすぐ見ることができるということは、効果の一つだと思います。今まで見積書・注文書・請書・出来高調書・請求書は紙ベースでした。手書きで作成し、届けたり郵送していました。その経費と時間が削減されました。請求もWeb上で出来高を入力して送信ボタンを押すだけで、非常に簡単です。」(伊藤氏)

大澤氏
大澤 宏樹 
大澤塗装(株)
専務取締役

「非常に効率化されたと思います。送ることも簡単ですし、データの蓄積で、過去に入れた単価や物件の検索も非常にやり易くなったと事務担当も言っています。」(大澤氏)

現在、国交省が法令順守の指導に力を入れています。その中で「必ず書面で契約してから工事に着手する」というものがあります。これに関して、前原氏は「CI-NETを使っていれば基本的にそれで十分守ることができます。経過経緯も残せるCI-NETの記録性は非常に有効です。」と言います。

指定請求書は建設会社ごとに書式が異なります。そのため、協力会社様はそれぞれに書き方を覚える必要があります。以前は、協力会社様が安藤建設様の指定請求書を購入してもらい、書式に沿って契約明細を転記(手書き)し、安藤建設様と出来高の確認を毎月し、請求書を発行していました。

「以前は、書き直しや再計算、清書の必要もあり協力会社様の事務作業量はかなりの量でした。また、弊社側も協力会社様からの毎月の請求書の確認、入力作業が省力化され、その辺も大変助かっています。」(前原氏)

導入時エピソード・苦労したこと

通信の設定を教えることに苦労

安藤建設様は2000年CI-NET導入時に、導入する協力会社様100社位を集め、1年間で7回~8回に分けて説明会を開きました。その後2~3年間は、西村副部長が全国の支店を回ったり、協力会社様を集めて説明会を開くということをしました。最初は加入して頂く会社が少なく200社位でした。その後、インターネットの普及と建設業界の電子化推進に伴い加入社数が増え、今では約1,100社に増えました。

「現在、購買の協力会社数が全社で約10,230社。CI-NET加入社数は、その中の約10%に当たります。取引額で言うと、全体の80%近くになっています。」(前原氏)

西村氏は当時を振り返り、こう語ります。

「インターネットが始まったばかりの頃で、CI-NETを使うためにインターネットを初めて利用する協力会社様が多く、通信の設定を教えることに苦労しました。」

通信の設定で戸惑ってつながらないという問い合わせが多くあったそうです。当時はWindows95の頃で、社内もまだネットワーク化できておらず、メールアドレスを持っている社員も少なかった時代です。

今後のビジョン

コミュニケーションツールとして利用したい!

CI-NET活用の可能性について、前原氏はこう語ります。

「単に単価データのやりとりではなく、現状の土地や建物の状況、図面、そういうデータも一緒に送りたいです。各業者様が共通で見ることができるポータルサイトのようなものが連携されているといいですね。そこに図面データを入れておけば、関係者がいつでも見ることが可能というような。そこで物件情報を閲覧できれば、業者様が見て見積を作っていただける。そういう使い方ができれば、もっと効率化されます。そういうことをしていきたいですね。」

「コミュニケーションが正確にできて、お互いに理解して一つの目標に向かって作り上げていく。我々だけではなくて、当然現場の社員や職人さんも共有化できる中で、コミュニケーションツールとしてCI-NETを使うことができれば、より役に立つのかなと思います。」

「協力会社様に現場に出向いてもらい、現地を見て所長と話し合い納得した上で作っていただけることが大切。その時間を作るために効率化があれば良いと思う。所長や業者様が請求業務に追われて時間がないということにならないように。我々はモノづくりが基本ですから、効率化で余った時間を、もっと情熱を持って建物を良くしていくということに使うことができれば理想的です。」

協力会社様の伊藤氏、大澤氏にも語っていただきました。

「CI-NETを有効に使いつつ、現場には足を運び、お客様と顔を合わせて、という営業をしっかりしていきたいです。」(伊藤氏)

「CI-NETに加入する企業様がもっと増え、業務手続きが統一化されてくると、更に効率化すると思います。」(大澤氏)

富士通マーケティングは、安藤建設様の「建物を良くしていきたい」という熱い思いをご支援するべく、WEBCONを活用した業務効率化を今後もサポートして参ります。また、それと共に建設業界の生産性向上に向けCI-NETの更なる活用の可能性を拡げる取組みを続けて参ります。

CI-NETとは

建設業界における電子交換を行う際の取り決め(EDI標準規約)です。建設産業における企業間の商取引には、見積依頼などの商談から注文、請求、決済までいくつもの段階があり、その都度伝票などの情報のやり取りが行われています。CI-NETでは、これらの各段階で生じる情報を電子的に交換するため、建設業に最適な交換手段を業界標準として設定したものです。

WEBCONとは

WEBCONはCI-NET(業界標準)準拠のEDI機能を提供する、インターネットを活用した ASP型アプリケーションサービスです。拡張性に優れ、基幹システムとの連携を実現し、総合建設会社と専門工事業者間などの取引業務の効率化と生産性向上に大きく貢献します。

お客様情報

2013年4月1日安藤建設株式会社様は「株式会社 安藤・間」に社名変更。下記お客様情報は2011年4月取材当時の内容です。
会社名 安藤建設株式会社新規ウィンドウが開きます
所在地 東京都港区芝浦3丁目12番8号
代表者 代表取締役社長  山田 恒太郎 氏
創業 1873年(明治6年)
創立 1918年(大正7年)3月20日
資本金 89億8,552万円(平成22年3月末現在)
売上高 1,506億7,700万円(平成22年3月期)
従業員数 1,697名(平成22年3月末現在)
事業内容
  • 土木建築の請負、設計、監理およびコンサルティング業務
  • 不動産の所有、売買、賃貸、仲介、管理および鑑定
  • 建設用資材、建設用機器および建設用機械装置の製造、加工、販売ならびに賃貸他
実績例 トッパン小石川ビル(東京)、実践女子学園 桃夭館/図書館(東京)、日本盲導犬総合センター(静岡)、ニュークリフォードピアフェリーターミナル(シンガポール)
会社名 株式会社伊藤ガラス
所在地 東京都千代田区三崎町2丁目16番9号
代表者 代表取締役  伊藤 克己 氏
電話番号 icon-telephone 03-3261-5552
事業内容 建築用板硝子工事請負
実績例 アサヒビール吾妻橋ビル(東京)、東京都庁(東京)、幕張プリンスホテル(千葉)
会社名 大澤塗装株式会社新規ウィンドウが開きます
所在地 東京都文京区水道1丁目2番6号 タトルビル
代表者 取締役社長  大澤 茂樹 氏
電話番号 icon-telephone 03-5804-2500
事業内容 塗装工事、防水工事、タイル工事、左官工事、内装工事
実績例 ナショナルトレーニングセンター(東京)、ダイヤモンドシティキャラ(埼玉)、小田急相模原駅北口再開発(神奈川)

担当営業の声

株式会社富士通マーケティング
産業・流通・金融営業本部 産業第一統括営業部 産業第一営業部
担当課長 猪股 洋二

富士通マーケティングと安藤建設様は大変長いお付き合い(約30年程)をさせていただいており、その時代毎のお客様のニーズにお応えし、現在に至っています。
CI-NETのビジネスについては、ここ10年以上推進してるプロジェクトですが、様々な困難をお客様と一体となって乗り越え、進化を遂げてきました。
現在も、更なる効率化に向けた協議を進めており、これからもベストパートナーとしてお客様の視点に立った活動を進めてまいります。

(注)記載されているお役職等の情報につきましては、2011年4月現在のものです。
(注)記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。

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