2015年03月11日更新

Microsoft Officeで仕事力アップ【PowerPointで仕事力アップ】 プレゼン資料に表やグラフを追加。聞き手を視覚的に訴求!

第4回はPowerPointの活用方法をご紹介します。
PowerPointでは、Excelと同じように表やグラフを作成できます。表はデータの比較や整理をするのに便利ですし、グラフはデータの傾向や変化を一目で把握するのに役立ちます。今回は、視覚的に訴求力をアップする表やグラフを作成する機能をご紹介します。

表の作成

例のスライドでは、文字が羅列されていてデータを比較するのに時間がかかってしまいますが、表にすると一目でデータの比較ができるようになります。

PowerPointの使用方法1

表を挿入するスライドを選択し、《挿入》タブの《表》グループの《表の追加》ボタンをクリックします。《表の挿入》をクリックします。

PowerPointの使用方法2

PowerPointの使用方法3

《表の挿入》ダイアログボックスが表示されます。
《列数》と《行数》を設定して、《OK》ボタンをクリックします。
表が作成されました。

PowerPointの使用方法4

必要な文字を入力します。

  • (注)
    リボンに《表ツール》の《デザイン》タブと《レイアウト》タブが表示されます。

PowerPointの使用方法5

表の移動とサイズ変更

作成した表が、他のデータと重ならないように移動してサイズを変更しましょう。 移動するときは、表内をクリックし表の周囲に枠線が表示されたら、枠線をポイントしてドラッグします。サイズを変更するときは、表の周囲の□をポイントしてドラッグします。
表が移動し、サイズが変更されました。

PowerPointの使用方法6

表の書式設定

表に自動的に設定された「表のスタイル」を変更して、塗りつぶしや罫線などの表の見栄えを変更しましょう。
表内をクリックし、《表ツール》の《デザイン》タブの《表のスタイル》グループの下向き三角の《その他》ボタンをクリックして、任意のスタイルをクリックします。

PowerPointの使用方法7

PowerPointの使用方法8

体裁の整った表を簡単に作成することができました。

PowerPointの使用方法9

グラフの作成

例の表では、数値の大小や傾向を読み取るのに少々時間がかかりますが、グラフにするとデータの傾向を瞬時に判断できます。

PowerPointの使用方法10

グラフを挿入するスライドを選択し、《挿入》タブの《図》グループの《グラフの追加》ボタンをクリックします。

PowerPointの使用方法11

PowerPointの使用方法12

《グラフの挿入》ダイアログボックスが表示されます。
グラフの種類を選択し、《OK》をクリックします。
ワークシートが表示され、仮データでグラフが作成されます。

PowerPointの使用方法13

データを変更し、グラフが更新されることを確認します。

  • (注)
    グラフのもとになるデータは枠線で囲まれます。必要に応じて枠線のサイズ調整をします。

PowerPointの使用方法14

ワークシートのウィンドウを《閉じる》ボタンをクリックして閉じます。

グラフの移動とサイズ変更

作成したグラフが、他のデータと重ならないように移動してサイズを変更しましょう。移動するときは、グラフをクリックし、グラフの周囲に枠線が表示されたら、枠線をポイントしてドラッグします。サイズを変更するときは、グラフの周囲の□をポイントしてドラッグします。
グラフが移動し、サイズが変更されました。

PowerPointの使用方法15

グラフのレイアウトや書式設定

グラフのレイアウトを変更してタイトルやデータラベルを追加しましょう。 グラフをクリックし、《グラフツール》の《デザイン》タブの《グラフのレイアウト》グループの《クイックレイアウト》ボタンをクリックします。任意のレイアウトをクリックします。

PowerPointの使用方法16

グラフのレイアウトが変更されました。

PowerPointの使用方法17

このように短時間で視覚的にわかりやすい表やグラフを作成することができますので、みなさんもぜひ試してみてください。

全88ページ、47の小技でスキルアップ!
冊子「実務に役立つMicrosoft Officeで仕事力アップ」

著者プロフィール

富士通エフ・オー・エム株式会社 ソリューション最適化事業本部 ソリューション開発部

瀬戸 里織(せとさおり) 氏

1994年から約20年間において、多くの企業・自治体様向けにExcel、WordなどのOffice系や、業務システムの研修を実施。
基本操作から、業務に即活用できる実績的な操作方法まで広い範囲で、研修カリキュラムを企画。また、その経験を活かし、多くの研修講師を養成した経験あり。
本コラムでは、長年の研修経験やお客様よりいただいたご質問などを基に内容を構成してご紹介しています。

瀬戸 里織 氏

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