2022年5月23日更新

購買体験の革新 第02回 「ニューリテール」の実現はまだまだ道半ば?日本の小売業の分岐点とは

株式会社船井総合研究所 丹羽 英之 氏

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皆様、こんにちは。
今回もコラムをご愛読頂き、誠にありがとうございます。

前回コラムでは「日本のスーパーマーケットは小売業dxの王フーマーに勝てるのか?」と題して、急速な「DX・デジタルトランスフォーメーション」が迫られている小売業全体の概況と、それに伴う業界全体の変化について解説いたしました。

コロナ禍での小売業は人手の不足、製品原価の高騰など生産性の低下に拍車がかかった一方で、ステイホームの習慣からGMS・食品スーパーを始めとする生活最寄り品を扱う小売業の需要は確実に高まっていることも事実です。このコロナを業界のピンチと捉えるか、はたまた変化の大チャンスと捉えるかで小売業界における企業の生き残りの明暗は分かれると言っても過言ではない、ということをお伝えいたしました。
しかし、DXによる生産性の向上や非接触の売り場づくりというのはあくまで初期的な目的でしかなく、その先にはお客様への今までにない革新的な購買体験の提供へと繋がっていくことが真の目的になってくるのです。

では、具体的になにが小売業のDXなのか?なにから取り組むべきなのか?
本日はその疑問にお答えするべく、小売業界、特にGMS・食品スーパーにおける具体的なDXの最新トレンドについて、いくつか事例を交えながら解説いたします。

  • トレンドⅠ:小売業の新たなる業態「ネットスーパー」
  • トレンドⅡ:店舗の無人化図る「フルセルフレジ」
  • トレンドⅢ:進化し続けるPOSシステム「スマホPOS」

ここから先の内容については資料をダウンロードしていただき、お読みください。

「ニューリテール」の実現はまだまだ道半ば?日本の小売業の分岐点とは

著者プロフィール

株式会社船井総合研究所 事業イノベーション支援部

丹羽 英之 氏

流通小売業に向けた業績アップコンサルティングを展開し、 数多くの商業施設、専門店チェーンの出店・開発にかかわる。
近年はその経験を活かし、SCマネージャー研修、テナント店長研修、チェーンSV研修を積極的に行っている。
著書に「売れる店長の全技術(かんき出版)」「新しいチェーンストアの出店戦略(すばる舎)」がある。

丹羽 英之 氏

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