大切にしていること
「一人ひとりがいきいきと働ける職場」を風土として育て、
個の能力・多様性を活かしてパフォーマンスを発揮し、お客様へ貢献していきます。
富士通ISサービス(FISS)では、2020年7月に改訂された富士通グループ全社員の行動の原理原則である「Fujitsu Way」で示されている、社員として遵守すべき「行動規範」としての「人権を尊重します」、そしてダイバーシティ&インクルージョンと非常に関連の高い価値観が示されている、社員一人ひとりが持つべき「大切にする価値観」に基づきダイバーシティ&インクルージョンの活動を推進しています。
「Work Life Shift」をコンセプトとしたニューノーマルにおける新たな働き方を実現する上で、テレワーク勤務が基本となる働き方においても、「社員一人ひとりの能力を活かしパフォーマンスを発揮できる、そして一人ひとりがいきいきと働ける職場づくり」を引き続きテーマに掲げ、様々なライフステージ・ライフスタイルにあった働き方、辞めずに働き続けることができる働き方の実現、社員を会社の「人財」として育て一人ひとりの能力・多様性を活かし、お互いを認め合える風土づくりに取り組み、お客様への支援サービスの更なる拡大を実現したいと考えております。
ダイバーシティ&インクルージョン推進室、人材開発、職場が連携し、「多様性のある・多種な人材が存在意義を感じられるインクルージョンを実践している会社」を目指していきます。
ダイバーシティ&インクルージョン推進の取り組み
平成17年4月施行「次世代育成支援対策法(次世代法)」や平成28年4月施行「女性活躍推進法」に基づき行動計画を策定し、目標達成に向けた施策に取り組んでいます。
また、今後増加が予測される介護を抱える社員への対応として、仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取り組んでいます。
新しい働き方
業務の特性上、月末や期末に業務が集中する傾向があるということ、そして女性の割合が高いという特性があります。出産や育児はもちろん、介護や病気などの事象を持つ社員に対応した働き方を推進しています。
更に、これからのニューノーマルな時代において、「仕事」と「生活」をトータルにシフトする「Work Life Shift」を実践し、会社として、個人としてのWell-Beingを目指した施策にも取組んでまいります。
個人の能力を伸ばし多様性を高める
お客様へ付加価値の高いサービスを提供できるように、個人の能力を伸ばし、多様性を高め活かし、社員一人ひとりが常に高いモチベーションで働くための施策に取り組んでいきます。
風土づくり
ニューノーマルにおける新たな働き方において、社員一人ひとりがお互いを思いやり尊重し合える風土を醸成し、社内制度を利用しやすく、また自由闊達に意見が言え、新しいことにチャレンジできる環境を整えていきます。
そして、「個」がパフォーマンスを発揮できるよう、社員が様々なライフステージを迎えても、それぞれのワークライフバランスを実現しながら、働きがいをもって働き続けることのできる風土を組織と個人の双方でつくり育てていきます。
具体的な取り組み
新しい働き方の推進
フレックス勤務、テレワークの活用
業務やライフスタイルに合わせて時間や場所をフレキシブルに選択可能とする働き方にシフトしていきます。育児、介護等の理由に関わらず、一人ひとりが充実したワークライフバランスを実現できるようにコアタイムのないフレックス勤務や在宅テレワークを活用しています。
令和2年度の総務省「テレワーク先駆者百選」に選出されました。
「トモニン」マーク活用スタート (2014年~)
仕事と介護を両立できる職場環境を整備促進する企業として「トモニン」マークを活用
次世代認定マーク「くるみん」取得 (2015年、2018年)
「子育てサポート企業」として厚生労働大臣から認定
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画(注1)を策定し、「くるみんマーク」を取得しました。- (注1)行動計画:2013年から実施しており、現在は第3期行動計画(2017年4月1日~2021年3月31日)を実行中です。
厚生労働省のサイト「両立支援のひろば」 一般事業主行動計画 (次世代法)
個人の能力・多様性を高め、パフォーマンスを発揮する
FISS College
インサイドセールスとしてのスキルアップやキャリア形成のための学習体系です。
ビジネスリーダー育成研修やキャリア研修などの実施、自己学習の支援として資格取得支援制度やeラーニングなどがあります。入社5年目を対象とした「Inside Growing up Program」では、マインドチェンジやキャリアビジョンの明確化を図る研修を実施しています。キャリア面談
普段の業務に留まらず、上司の期待や本人の目指す姿について話し合い、今後の育成計画の検討や中長期的な人材育成を支援します。
1on1ミーティング
社員のエンゲージメントを向上させ、ありたい姿を実現するために、上司と部下で定期的に1対1でコミュニケーションをとり、中長期的な視点や成長に関する観点について会話をします。
風土づくり
働きやすく働きがいのある職場づくりには、職場風土の醸成と社員一人ひとりの意識が大切です。
テレワーク中心の働き方となり、社内サイトやViva EngageなどのSNSを活用した風土づくりに変化しています。
各職場にてワークショップをオンラインで開催(2021年度~)
Viva Engageへの投稿(2021年度~)
意識調査
社員アンケート
ダイバーシティに関するアンケートを毎年実施しています。
社員の声を聞きながら、働き方、働きがいの取り組みを検討しています。
ダイバーシティ&インクルージョン推進会議
いきいきと働ける職場を自らの手でつくる
ダイバーシティ&インクルージョン推進室には、職場代表の推進リーダにより形成された「ダイバーシティ&インクルージョン推進会議」があり、メンバーは『ピクルス』という愛称で活動しています。
推進会議では、パフォーマンスを発揮できる、いきいきと働ける環境をつくるために、テレワークを中心とした新しい形での「働きやすい職場づくり」や、個を高め自分らしさをもって成長することで感じられる「仕事への誇り・働きがい」という2つをテーマとして取り組んでいきます。
主な活動内容
研修会、座談会 | 「ワークライフバランス研修会」、「仕事と介護との両立セミナー」の実施 テーマ別座談会の開催(テーマは、ワークライフバランス、育児など) |
---|---|
情報発信 | 働き方やワークライフバランスに関する情報や、職場の取り組みなどを掲載した情報紙を定期的に発行し、全社員へ配信 |
ロールモデルの紹介 | 働き方やワークライフバランスの参考となる社員を「キラリ☆と光る人」として社内ホームページで紹介 |
メリハリのある働き方 | 職場ごとに取り組みテーマを決めて実践、職場主体の全員参加型の取り組み |
~ FISSダイバーシティ&インクルージョンのシンボルマーク ~
クローバーの四色の葉は多様性を、広げた両手は多様性を受け入れることを表しています。
それぞれの多様性を認め尊重し、受け入れ、活かしていきます。