GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. サービス >
  3. “クラウドファースト”がビジネスにもたらすメリットとは?

【5分でわかる!クラウド入門】
“クラウドファースト”がビジネスにもたらすメリットとは?

“クラウドファースト”がビジネスにもたらすメリットとは?

登場からわずか10年ほどで情報システムのプラットフォームの有力な選択肢となったクラウドコンピューティング。様々な企業での活用が進み、いまや情報システムを新しく構築したり、既存システムを移行したりする際に、クラウドサービスの採用を第一に検討する「クラウドファースト」が企業のスタンダードとなっています。そのメリットとは何か、再確認してみましょう。

基幹システムにも浸透しはじめたクラウド

「クラウドコンピューティング」という言葉が世に登場したのは、2006年頃のことです。このわずか10年の間に、クラウドコンピューティングを取り巻く環境は急激な変化を遂げています。

当初のクラウドは宣伝文句的なバズワードとみなされ、大学・研究機関や一部の先進的な企業のみが利用するシステムに過ぎませんでした。しばらく経つと、一般企業でも情報系システムを中心に活用されはじめ、急速に浸透し、最近では基幹システムにも使われるようになりました。

クラウドが浸透し始めたころでも、多くの企業ではオンプレミスを前提にシステムを検討するのが一般的でした。それが、クラウドを前提にするという意識に変化したのはなぜか、「クラウド(パブリッククラウドサービス)」と「社内のサーバルームで自社運用するオンプレミス」の2つのケースに分類し、それぞれのメリット・デメリットから考えてみましょう。

クラウドとオンプレミスの比較

コスト(初期コストとランニングコスト)

初期コストとランニングコストに分けて考えてみましょう。

初期コストについて、クラウドは、一般的に初期費用が無料のため、低コストでスタートする事が出来て、圧倒的なメリットがあります。オンプレミスの場合は、サーバやネットワーク機器を購入する必要があり、小さくない導入費用がかかります。

ランニングコストについて、クラウドは、月額・年額などの期間課金やリソース消費量から算出される従量課金など、クラウド事業者へ利用料を支払う必要があります。 オンプレミスの場合は、利用料はかからないが、運用・監視のための人件費、電気費用、地代家賃などのファシリティ費用がかかります。クラウドの場合は、上述の利用料にこれらの金額が含まれます。

しかし、クラウドはサーバ数量やトラフィック量に比例してコストが増加していきますので、大規模システムや長期間使用する場合は、オンプレミスのほうが安価になるケースが多いのも事実です。次項以降のクラウドのメリットを考慮した上で、検討することが大切です。

  クラウド オンプレミス
コスト 初期
ニジュウマル
バツ
ランニング
マル
マル

システム構築のリードタイムと自由度

リードタイムについて、クラウドは、すでに用意されているリソースから最適のものを選ぶだけで、すぐに利用を開始できますが、オンプレミスは、ハードウェアを検討・調達するまでに長期間かかることもあります。

また、 初期設計の容易さでも、クラウドにメリットがあります。クラウドは、ニーズに合わせて柔軟にリソースを追加・削除できるのが最大のメリットです。まずは最小限でスタートし 、ビジネス の変化に合わせて俊敏に拡大 や縮小を行い、 いざというときには終了 することも容易 です。オンプレミスシステムの場合、ピーク時の負荷や将来的な拡張を予測して、リソースの規模を検討しなければなりません。

ただしクラウドは、比較的自由度はあるものの、ある程度仕様の決まった中でシステムを設計する必要があります。既存のビジネス環境に適さない場合もあるでしょう。オンプレミスシステムは、特殊な要件であっても、自由に設計できるメリットがあります。

  クラウド オンプレミス
リードタイム
マル
バツ
設計の自由度
サンカク
マル

運用の手間

クラウドは、ハードウェアの管理責任がクラウド事業者側にあり、ソフトウェアを含めてインフラを管理する必要はありませんが、オンプレミスでは、デバイスにトラブルが発生した場合、自ら発見・対応し、対策を講じる必要があります。仮にトラブルが発生していなくとも、法定停電や温度・湿度管理など、さまざまな運用業務が必要です。

  クラウド オンプレミス
運用の手間
マル
バツ

事業継続・災害対策

過去に大きな震災をいくども経験し、日本企業においては特に BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)やDR(Disaster Recovery:災害復旧)といった、不測の事態への備えが求められています。

クラウドを利用することは、BCPやDRにも繋がります。地震や水害などの自然災害に強く、非常用電源なども備えているデータセンターで運用されているクラウドサービスを利用することで、耐災害性の高いシステムを実現することができます。

  クラウド オンプレミス
事業継続・災害対策
マル
バツ

まとめ

以上のように、クラウドとオンプレミスのメリット・デメリットを比較すると、クラウドのメリットが目立つことがわかります。

表:クラウドとオンプレミスの比較表
  クラウド オンプレミス
コスト 初期
ニジュウマル
バツ
ランニング
マル
マル
リードタイム
マル
バツ
設計の自由度
サンカク
マル
運用の手間
マル
バツ
事業継続・災害対策
マル
バツ
(注)システムの規模や用途によって細かな評価は異なります

クラウドサービスを利用することで、直接的なコスト削減だけでなく、ビジネスの俊敏性や運用負荷の低減、事業継続といった、従来のプラットフォームでは実現が難しかったメリットも享受することができるのです。 しかし、様々な事情から全てのシステムがクラウド化出来るというわけではありません。近年では、クラウドやオンプレミスを組み合わせてセキュアで柔軟なインフラ環境を実現する「ハイブリッド」の活用事例も増えてきています。

富士通エフ・アイ・ピーでは、“クラウドファースト時代”に相応しいクラウドサービス等のプラットフォームの提供と運用サービス等を組み合わせて、お客様のビジネスに合わせた最適なITインフラ環境を総合的に支援します。お気軽にご相談ください。

著者プロフィール


富士通エフ・アイ・ピー株式会社
富士通エフ・アイ・ピー株式会社


全国に展開されている富士通のデータセンターで、お客様の大切なデータを守り運用しています。さらに、ICTサービスの提供で培ってきた業種・業務ノウハウやソフトウェア技術など、様々な素材・資源・技術を組み合わせ、お客様のご要望にマッチした最適なサービスを提供するLCMサービスベンダーとして、データセンターを基盤にアウトソーシング、クラウド、ソリューションの3つのサービスを提供しています。

関連コラム

 クラウド  クラウド選定時にチェックしたいセキュリティのポイント クラウド選定時にチェックしたいセキュリティのポイント

【5分でわかる!クラウド入門】企業におけるクラウド導入は拡大を続けており、総務省の発表した『平成26年通信利用動向調査』におけるクラウドの利用状況に関する調査では、何らかのクラウドサービスを利用している企業が全体の約40%となっています。一方、クラウドを利用していない企業は、「セキュリティに不安がある」(34.5%)を「必要がない」(44.7%)に次ぐ2番目の理由として挙げています。

 クラウド  法律上規制の厳しい業界のクラウド活用法 法律上規制の厳しい業界のクラウド活用法

【クラウド活用術】企業が情報システムの設計や移行に際してクラウドサービスの採用を第一に検討する「クラウドファースト」の考え方が定着する一方で、様々な理由からクラウドの採用を見送る企業も少なくありません。また、金融や医療、製薬業、自治体等、法律上の制約からクラウドの利用ハードルが高く、普及が進んでいない業界もあります。

 クラウド  企業の成長を促す“攻めのIT”基盤とは 企業の成長を促す“攻めのIT”基盤とは

【クラウド活用術】企業ITは業務効率化やコスト削減等“守りのIT”として活用されてきましたが、欧米などで高い収益を上げている企業では、商品開発強化やビジネスモデル変革といった“攻めのIT”への投資が進んでいます。クラウドサービスを活用し、“攻めのIT”基盤を構築したお客様の事例を取り上げ、そのポイントについて解説します。

 導入事例  株式会社 アマタケ様 株式会社 アマタケ様のロゴ

 プライベートクラウド 
富士通FIPのプライベートクラウドにより、ITコスト削減とシステムの安定稼働を実現。

 導入事例  阿部蒲鉾店様 阿部蒲鉾店のロゴ

 プライベートクラウド 
富士通FIPのデータセンターを活用し、オンラインショップのセキュリティ強化と運用効率化を実現。

 導入事例  マルコメ様 マルコメ君のキャラクターマーク

 プライベートクラウド・BPOサービス 
富士通FIPの長野データセンター活用で、システムの安定稼働と業務効率化を実現。

GTM-KRVVZD