プレスリリース
2019年3月28日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
2018年12月に厚生労働省より「医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン」が発出されたことにより、医薬品の流通過程においては、より厳格な温度管理や偽薬対策など、高水準かつ画一的な流通業務の推進が求められるようになっています。また、スペシャリティ医薬品や再生医療等の高度な治療方法が登場し、これら製品の特性からも、より厳格な品質保証や情報管理が求められています。
今回の基本合意契約により、アルフレッサ、PHC、富士通エフ・アイ・ピーの3社は、上記のような環境変化への対応として、特殊医薬品の流通経路をシームレスに管理するための、新たな流通管理ソリューションサービスの提供を目指します。アルフレッサの医療用医薬品等卸売事業における流通ネットワークと、PHCの薬用保冷庫等のライフサイエンス機器の高い品質と市場占有率という強みに、富士通エフ・アイ・ピーの製薬・医薬品業界向けシステム開発実績を活かした各種クラウドサービスを融合し、3社の知見を活かすことで、安心・安全な特殊医薬品が確実に提供されるプラットフォームの構築を目標とし、検討を進めてまいります。
特殊医薬品流通管理プラットフォーム構築の概念図
アルフレッサは、お得意様や患者様が必要とする医薬品等を必要な時に、必要な量を、必要な場所へ「安心・安全・高品質」にお届けする社会的使命を担っております。東名阪、甲信越および九州を営業エリアとし、医薬品、検査試薬、医療機器などの国内外のメーカーをほぼすべて取り扱う「フルラインの品揃え」とそれを支える「万全の品質管理と安心・安全の納品体制」に加え、質の高い「情報提供力」によりお得意様や患者様の多様なニーズに柔軟に即応出来るよう取り組んでおります。
www.alfresa.co.jp
PHCは、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアITの事業分野において、開発、製造、販売、サービスを行っているPHCホールディングスグループの日本における事業会社です。世界125カ国以上のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。2018年4月にパナソニック ヘルスケア株式会社より社名変更しました。
www.phchd.com/jp/
富士通エフ・アイ・ピーは1977年に設立しました。受託計算やソフトウェア開発から始まった事業は、時代のニーズに応えながらEDIやシステムインテグレーションを経て、データセンターを基盤としたアウトソーシング、SaaS、クラウドへと拡大。現在、自治体や流通など様々な業界のお客様に向けて、安心・安全で、高品質かつ高コストパフォーマンスのICTサービスを提供しています。ライフサイエンス・ヘルスケア分野においても各種ソリューションを提供しており、特に医薬品卸に対する業界EDI(注3)サービス、製薬企業に対する医薬品安全性管理ソリューションにおいては長年お客様と共に歩み続けそれぞれ業界No1のシェアを有しています。
www.fujitsu.com/jp/fip
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
富士通エフ・アイ・ピー株式会社 第五統括営業部 第三営業部
TEL:03-5730-0714 E-mail:fip-info@cs.jp.fujitsu.com
受付時間 8時45分~17時30分(土曜日・日曜日・祝日ほか当社休業日を除く)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。