プレスリリース
2013年3月26日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~巨大地震による地盤の大変形・崩壊挙動シミュレーションが可能~
近年、鉄道の沿線などにおいて、巨大地震や集中豪雨により発生する斜面崩壊・液状化など、地盤の大変形・崩壊に関わるリスクへの関心が高まっています。従来、これらのリスクが発生した場合の影響を予測するため、有限要素法(注4)を用いた地盤の変形解析が用いられてきましたが、この解析手法では、地盤の大変形への対応が困難でした。
これに対し、東京大学生産技術研究所 小長井一男教授の指導のもと、公益財団法人鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市、以下「鉄道総合技術研究所」)が開発した粒子法を用いた解析手法は、地盤の大変形・崩壊挙動の解析が可能で、地震時の斜面崩壊や液状化などの大変形解析が行えます。
当社は2008年より本手法開発に参加し、モデル作成やシミュレーションを支援してまいりました。このたび、本手法を防災・減災に資するため、鉄道総合技術研究所と共同で、粒子法による大変形地盤解析システムを当社FCENAシリーズのひとつとして商品化し、販売します。
粒子法による大変形地盤解析例
その他、並列計算処理に対応したGPGPU(注5)版、当商品を用いた解析支援・受託計算も可能です。 価格などは商品サイトをご参照下さい。
電力・鉄道などの地盤構造物の設計・防災対策など
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富士通エフ・アイ・ピー株式会社
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