プレスリリース
2010年9月7日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~髙島屋様に採用決定!百貨店業界の流通BMS利用拡大へ~
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:杉本 信芳)は、流通ビジネスメッセージ標準(以下「流通BMS」)の百貨店版である「流通BMS(百貨店版Ver.2.0)」に対応し、百貨店との取引専用のEDI統合業務パッケージ「iTERAN/AE (百貨店流通BMS対応版) 」(以下「本システム」という)の販売を開始いたしました。
流通BMSはスーパー業界を中心に推進されておりますが、百貨店業界においても、日本百貨店協会が中心となって検討が進められた結果、百貨店業界向けの流通BMS(百貨店版Ver.2.0)が策定され、本年度より本格的な運用が開始されることになりました。
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流通BMSの普及は、卸売業・製造業にとって、EDIシステムを百貨店毎に個別に構築する必要がなくなるため、システムの導入/運用に関わるコストが大幅に削減でき、新たに別の百貨店とEDI取引を開始する際も短期間、ローコストでシステムを構築できます。また、百貨店もEDIを利用できる取引先が増えることにより、紙での受発注業務が減り効率化が図れるなど、双方にとってメリットが大きく、流通BMSの百貨店業界での利用が確実に広がる状況となってきました。
本システムは、流通BMS(百貨店版Ver.2.0)に対応し、百貨店業界のEDIに特化したシステムで、流通BMSのデータ変換や通信手順といった専門的な知識がなくても簡単に百貨店とのEDIが実現できます。
商品マスタの登録、納品提案から受注確認、納品明細(納品伝票)の発行、仕入確認・支払案内等の百貨店業界固有の業務内容に対応する機能が充実しており、支払案内、POS売上、仕入情報等、百貨店からの情報入手が迅速にできるなど、業務の効率化が図れます。
また、本システムは、百貨店取引先でもっとも数の多い中規模卸売業・製造業様が導入しやすいよう低価格で提供いたします。複数の百貨店業務や、百貨店ごとの特殊要件への対応をスムーズに行うためのパターンファイル(百貨店の独自要件を管理する為のファイル)を百貨店ごとに用意し、別途安価で提供いたします。
本システムは髙島屋様に採用を決定頂き、取引先約700社に対し展開予定となっており、他の百貨店および取引先にも販売を予定しています。
今後は、本システムの販売を推進するとともに、クラウドサービスである流通BMS対応EDIサービス「TradeFront/AE」との連携など、流通業界のEDI関連業務の効率化に貢献してまいります。
製品名 | 販売価格 | 出荷時期 |
---|---|---|
iTERAN/AE
(百貨店流通BMS対応版) |
パッケージ本体価格 157,500円(税込)
サポート費用(月額) 3,150円(税込) |
2010年8月 |
2012年度末までに売上1.5億円(当社の決算期は3月末日です。)
対応OS | Microsoft Windows XP 、Microsoft Windows VISTA、Microsoft Windows7 |
---|---|
CPU | PentiumIV 1.2GHz相当以上 |
メモリ | 1GB以上推奨 |
ハードディスク | 1GB以上(空き容量)推奨 |
第1販売推進部
電話: 03-5730-0744
E-mail:fip-info@cs.jp.fujitsu.com
以上
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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