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Japan

プレスリリース

2009年8月18日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社

中規模卸売業・製造業向け流通BMS対応EDIパッケージ「Speedikit Lite」の販売開始について

~流通BMS関連ソリューションをフルラインアップ、全てのお客様の流通BMS導入をご支援~

富士通エフ・アイ・ピー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:杉本 信芳)は、流通ビジネスメッセージ標準(以下「流通BMS(注1)」)に対応した、中規模卸売業・製造業向けのEDIパッケージ「Speedikit Lite」(スピーディ・キット ライト)の販売を本日より開始いたします。

当社は業界最大級のEDIサービスを小売業約230社、卸売業・製造業約31,000社のお客様に提供してまいりましたが、それらの豊富な実績とノウハウを活かし、新たに本システムを提供することになりました。本システムの発売により、規模の大小を問わず小売業、卸売業、製造業の全てのお客様に対して流通BMSの導入を支援するソリューションの提供が可能となりました。

本システムは、お客様が自社で現在ご利用中の基幹システムをお使いのまま、流通BMSに容易に対応できることを主眼に開発し、流通BMS対応のため最低限必要となる「通信機能」と「データフォーマット機能」に特化することにより低価格を実現いたしました。
 「通信機能」は、流通BMSデータを送受信するための機能で、送受信のために流通BMSで定められている3つの通信手順の中から、中小企業向けEDI通信手順として採用されることが最も多いJX手順を採用しています。
 「データフォーマット機能」は、流通BMSフォーマットデータとお客様が現在ご利用中の基幹システムの自社フォーマットデータを相互変換するための機能です。変換のためのレイアウトの設定を、ドラッグアンドドロップによるマッピング機能を用いて簡単に行うことができます。
 また、あらかじめ日時を指定して起動させたり、他のシステムからのコマンドによって起動させるなど、業務スケジュールに合わせた柔軟な運用も可能となっております。
 さらに、本システムと合わせて当社の流通BMS対応EDIサービス「TradeFront/AE」をご利用いただくお客様は、24時間365日受付可能なサポートをご利用いただくことができ、迅速な問題解決を図れるなど、流通BMS導入のための万全なサービスを提供いたします。

当社は今後も、「TradeFront/AE」サービスや流通BMS対応システムの機能をさらに充実させ、流通業界のEDI関連業務の効率化に貢献してまいります。

1.機能

  1. 流通BMS対応機能
    • 流通BMS対応XMLデータ送受信機能。独自フォーマットデータ(固定長/CSV)にも対応。
    • 流通BMS通信機能。JX手順通信パッケージを同梱。
  2. データフォーマット機能
    • 流通BMSデータをSpeedikit Lite標準レイアウト(CSV)か簡易マッピング機能で設定したレイアウト(固定長/CSV)にて出力可能。一度の設定で、指定形式にてフォーマット変換が可能。
  3. スケジューラ機能
    • 指定した設定情報を元に自動で送受信、バックアップを実行。日時指定起動やファイル監視起動。外部からのコマンド起動が可能。

2.流通BMSソリューション

3.注釈

注1 流通BMS:
流通BMSは、流通業界全体の最適化基盤としてインターネットを利用した新しいEDIの仕様で、今後流通業界で普及が進められます。従来のEDI では、小売先様ごとにメッセージフォーマットや通信手順が異なるため、卸売業・製造業の各社様は小売先様ごとに個別の対応が必要でした。
流通BMSはメッセージフォーマットや通信手順が標準化されるため、個別対応にかかっていたコストを大幅に軽減することができます。
他にも、インターネット回線を利用するため、通信時間が短縮され、業務効率が上がるなど、様々なメリットが考えられます。

4.関連情報

【製品&サービス】

5.お問い合わせ

ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。