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Japan

プレスリリース

2008年4月16日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社

IT全般統制について「監査基準書第70 号(SAS70)」報告書を取得

~アウトソーシングセンタにおけるアウトソーシングサービス運用での内部統制の設計の有効性を確保~

富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:伊与田悠、本社:東京都江東区青海)は、このたび当社が提供するアウトソーシングサービス運用に対し、国内5ヶ所のアウトソーシングセンタ(注1)におけるIT全般統制が、内部統制として有効に設計されていることについて、米国公認会計士協会(AICPA)の監査基準書第70 号(SAS70)に基づく「SAS70 Type I報告書」の独立監査人による検証を完了しました。

このことは、お客様が当社のアウトソーシングセンタに委託されているIT 業務については、いわゆる日本版SOX法に基づく内部統制(注2)の評価過程において、IT 全般統制の設計が有効であると評価頂ける環境が整ったことになります。
 これにより当社運用基準に基づく運用サービスをご利用いただいているお客様にとっては、そのIT 全般統制監査への対応が容易になると期待されます。また、新規のお客様に対しては、SAS70 TypeI報告書に記述されたプロセスに関して高品質なサービスを短期間かつ効率的に提供できることになりました。
 今後は、外部委託業務に対する内部統制報告について、より一層お客様の作業負荷、費用負担を軽減できるよう、「SAS70 Type II報告書(注3)」の検証を予定してまいります。

すでに認証取得済の国際規格「ISO9001(品質)」、「ISO27001(情報セキュリティ)」、「ISO20000(IT サービス)」によるアウトfソーシング運用に係る全てのプロセスの継続的改善活動に加え、今回内部統制の設計の有効性が裏付けられたことにより、信頼性が高く、安全で高品質なアウトソーシングサービスを引き続き提供してまいります。

用語説明

注1 アウトソーシングセンタ:
東京センタ、横浜センタ、BPOセンタ、ビジネスオペレーションセンタ、大阪センタの5ヶ所
注2 内部統制:
2006年6月に成立した金融商品取引法により、上場企業においては、2008年4月1日以降の事業年度から、内部統制報告書を提出する義務を負うことになり、また、内部統制報告書は公認会計士による監査の対象となりました。
内部統制報告書において報告される内容は、外部に委託した業務に関する内部統制も含まれます。
注3 SAS70 Type II報告書:
Type Iで構築した手続きが一定期間有効に運用されていることについて、独立監査人が意見を表明した報告書。日本では、公認会計士協会が監査基準18号を定めています。国際的な標準となっているSAS70 Type II報告書は、外部に委託した業務の監査報告書として利用することが可能です。

1.関連情報

【製品&サービス】

  • アウトソーシングサービス
  • BPOサービス

2.お問い合わせ

ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。

以上


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