プレスリリース
2007年3月8日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~木造住宅新工法性能認証取得!~
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:太田幸一、本社:東京都江東区青海、レインボータウン)は、このたび、財団法人日本住宅・木造技術センター(以下、住木センター)の木造住宅新工法性能認証を取得した木造住宅構造計算システム「STRDESIGN(ストラデザイン)V13」の販売を開始いたしました。本システムは、木造住宅の構造計算を専門に行うシステムとしては、日本で初めて本認証を取得いたしました。
木造住宅新工法性能認証は、住宅・木材産業における新工法や新製品が、社会的に認められて広く普及するようになることを目的として創設されました。企業等が開発した工法、部品・部材及び電算プログラムについて計算プログラムの妥当性、誤用防止の対策、メンテナンス・サポート体制などを総合的に審査し、品質・性能が法的・技術的基準を満たしていることを認証するものです。
新潟県中越地震や三陸沖地震など日本では頻繁に地震が発生しており、今後も地震の脅威が予想されております。また、耐震強度偽装問題等も発生しており、社会的に適正な構造計算が行われることが求められておりますが、精度の高い構造計算を手作業で行うことは容易ではありません。このような中、現在、木造住宅について構造計算が法律で義務付けられているのは、3階建て以上の場合のみですが、2階建て以下であっても、安全性を確保するため構造計算を行う傾向が強くなっております。
STRDESIGN(富士通エフ・アイ・ピー株式会社の登録商標)は、建築基準法、同施行令及び国土交通省告 示に準拠した、平屋建て~3階建て木造軸組住宅の許容応力度計算を行うシステムで、建物モデルが マウスの操作だけで簡単に作成でき、構造計算と構造計算書の出力はもちろん、簡易図面まで作成が可能です。
STRDESIGN V13は、木造住宅の構造計算の計算方法が、住木センター推奨の計算方法(建築基準法、同施行令及び国土交通省告示に準拠)に準拠し、さらに使いやすさを追求したシステムです。
本認証により、建築物を建築する際に必要な建築確認申請において、本システムを利用して作成した計算書を提出することで、計算書の内容が法律に準拠していることが客観的に証明されるため、建築士(申請者)・検査確認機関の双方にとって、申請・確認がスムーズに行えます。また、誤用防止の機能も搭載しているため、計算書の偽装を防ぐことも可能です。
今後も、富士通エフ・アイ・ピーでは、住宅メーカ、設計事務所、工務店の皆様の様々なニーズにお応えすべく万全な体制を整え、より信頼のおけるサービスのご提供に努めてまいります。
認証機関 | 財団法人日本住宅・木材技術センター |
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認証番号 | 新工法NSP3a1 |
認証日 | 2006年12月13日 |
認証区分 | 性能認証 |
物件種別 | 電算プログラム |
認証事項 | 当プログラムの構造計算は基本的に財団法人日本住宅・木材技術センター発行「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(第3版)」に準拠していること |
STRDESIGN V13は、従来のシステムの機能アップと、特に誤用防止機能を付加しております。
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以上
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