プレスリリース
2006年6月16日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~病院経営管理に役立つ帳票を思いのままに作成!~
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:太田幸一、本社:東京都江東区 レインボータウン)は、このたび中堅病院向け医療情報分析支援システム「MedicalCabinet J (メディカルキャビネット ジェイ)」の販売を開始いたしました。病院経営管理に必要な統計資料が簡単に作成できるため、病院経営者はその統計資料を基に多角的に分析し、病院経営の効率化を図ることができます。
本システムは、中堅病院向け医療事務システムHOPE/SX-J(富士通株式会社製)をご利用の病院様向けのシステムで、病院経営者はHOPE/SX-Jの医事会計データを基に統計をとり、データを戦略的に活用することで、医療の質、運営効率、コスト等について評価できる点・問題となる点の把握が容易になります。病院経営指標などの統計資料についてあらかじめ用意された定型フォーマットにより標準的な資料が容易に作成できるのに加え、利用するデータを自由に指定して、独自の統計資料を作成することもできます。表計算ソフト「Excel」とシームレスな連携をとっているため、簡便な操作性と低価格を実現しており、作成された統計資料は自由に再加工することも可能となっております。
医療機関を取り巻く状況は、度重なる医療制度改定や医療機関の機能分化など経営環境の変化によって厳しい状況に置かれております。特に医療費の抑制による診療報酬の減少は重大であり、病院経営も一層の合理化が必要とされています。
経営の合理化、効率化には、医事会計データを利用して様々な経営指標を把握し、病院の管理・経営に役立てることは非常に重要となっております。現在、医事会計システムは、ほぼ全ての病院に導入されているものの、データを十分に活用しているとは言い難いのが現状です。
本システムは、大規模病院向け医療事務システムHOPE/Xシリーズ向けの「MedicalCabinet」の機能を、中堅病院向けに最適化すると共に「Excel」のアドインプログラムにすることで、専門的な知識を要することなく簡単に操作でき、低価格でご利用いただくことが可能となりました。本システムは、項目を選択していく対話形式で、取り込んだ医事会計データを簡単に帳票化することが可能です。また、掘り下げ機能を有しているため、統計資料の詳細な内容を表示したい場合、基となった医事会計データを容易に表示させることができます。そのほか、セキュリティ対策につきましても、データの暗号化はもちろん、利用者により個人情報の取扱いを制限する等、万全を期しております。なお、国立病院機構向け債権管理機能システムもオプションにてご利用いただけます。
本システムは特許出願中です。
今後は、標準的な経営指標を基にしたベンチマーク分析の機能の追加など、本システムの付加価値を向上させ、より使いやすく高機能なシステムのご提供に努めてまいります。
【製品&サービス】
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以上
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