プレスリリース
2006年5月25日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~アプリケーションベンダ向けAODビジネス支援~
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:太田幸一、本社:東京都江東区 レインボータウン)は、このたびアプリケーションを、AODサービス(注1)として提供するための支援サービス「AODプラットフォームサービス」を、2006年第2四半期に提供いたします。
「AODプラットフォームサービス」は、アプリケーションベンダ(注2)を対象としており、(1) アプリケーションのAOD化を支援する「構築支援」、(2) ITインフラの運用・管理を行う「ITマネジメント」、(3) AODビジネスを展開する上で必要となる利用者管理、請求業務等を行う「ビジネスオペレーション」の3つのサービスをワンストップで提供し、AODサービスの早期立ち上げと運用の効率化を支援するものです。
当サービスは、当社がEDIやアウトソーシングサービスを多くのお客様に提供している中で培ってきた、ネットワークやデータセンタでの運用ノウハウを基にしております。また当社の得意とする製薬・医療・流通分野のアプリケーションにつきましても、既にこのプラットフォーム上へ搭載しており、今後もさらに拡充してまいります。
近年、企業のIT投資の形態は、アプリケーションを「買って使う形態」から「必要に応じてサービスとして使う形態」へと変化しつつあります。アプリケーションベンダはこのようなニーズに対応するため、アプリケーションをサービスとして提供するAODサービスを早期に立ち上げる必要に迫られています。また、運用するにあたり、24時間365日のノンストップ運用や、さまざまな脅威(ウイルス、不正アクセス、個人情報漏洩等)に対する安心・安全対策も必須となっております。
当サービスの利用により、アプリケーションベンダは、自社でシステムを構築・運用する必要がないため、短期かつ低コストでのサービスの立ち上げが可能となり、ビジネス機会を逃すことなく、AODサービスの収益拡大が見込めます。さらに、日々の運用・保守業務から解放されるため、アプリケーションの開発や販売といったコア業務に専念することが可能となります。
また、当サービスに加え、当社のSI技術を活用することにより、AODサービスのビジネスプランをお持ちの企業ともアライアンスビジネスを展開してまいります。
さらに、当社の強固な安全対策を施されたデータセンタにおいて運用されるため、信頼性と利便性のあるサービスが24時間365日提供可能となります。なお、今後とも災害対応・安全性の確保にはより一層努めてまいりますが、この一環として当社が全国13カ所に展開しているデータセンタ間でのグリッド化も検討を進めてまいります。
将来的には、利用者のニーズに合わせて、多種多様なAOD化されたアプリケーションを提供するビジネスの場「AODマーケットプレイス」としての事業展開も視野に入れております。
ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。
以上
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