プレスリリース
2006年4月11日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:太田幸一、本社:東京都江東区 レインボータウン)は、複数の事業所・工場をもつ中堅企業向けの「SLIMOFFICE Lite(スリムオフィス・ライト)」を4月に販売いたします。これにより大企業向けスタンドアロン版・Web版、中堅企業向けWeb版と幅広いラインナップとなります。
SLIMOFFICEは、事業活動によるエネルギーの使用量(電力、ガスなど)、資源の使用量(水、材料)やCO2の排出量といった環境パフォーマンスデータを収集し、収集したデータの管理・分析を支援するパッケージソフトウェアで、現在、約50企業1,000拠点でご利用いただいております。
この度販売するSLIMOFFICE Liteは、SLIMOFFICEの機能のうち、中堅企業向けに、扱える部門数や項目数などを限定することにより、導入費用がSLIMOFFICEの1/3程度とコストを大幅に抑えたものとなっております。また、導入しやすいように業種別のテンプレート(注1)を用意するなど、中堅企業を対象とするWebを使用した同様のソフトウェアでは、SLIMOFFICE Liteが国内初となるものです。
SLIMOFFICEは、対象部門が百を超える大企業を中心に導入が進んでいました。一方、部門数が数十規模の中堅企業では、データの収集を行う際、専用のソフトウェアではなく、安価な表計算ソフトを利用するケースが大部分でした。しかし表計算ソフトでは、データ収集担当者にとって、各部門へのデータ催促や提出されたデータのチェックなど、データ集計・解析にいたるまでの作業負荷が高いものとなっていました。
そこで、富士通エフ・アイ・ピーでは対象部門数が数十規模の企業でもSLIMOFFICEを導入しやすいように、取り扱う部門数と項目数を限定して(30部門以下)導入費用を大きく下げ、あわせて業種別テンプレート(注1)を提供して管理項目などの初期設定作業が従来より簡単に行えるようにした「SLIMOFFICE Lite」を開発いたしました。
「SLIMOFFICE Lite」の導入により、データ入力の催促やデータエラーのチェックなど自動化できる部分はできるだけシステムに任せ、環境担当者は集めたデータの分析やその中から抽出される課題・問題点に対する改善提案/活動など、自社事業活動の環境への負荷低減への取り組みに注力することができます。
企業の社会的責任への関心が高まる中、2005年2月に京都議定書が発効され、大企業から始まった環境への取り組みも拡大していく傾向にあります。
今後当社では、「SLIMOFFICE」のデータ収集機能と「環境報告書作成ツール」との連携、環境経営を支援するための分析機能や指標の導入など、企業の環境経営と社会的責任の遂行をより強力に支援してまいります。
また、チーム・マイナス6%活動を従業員家庭にまで広げるための社会貢献として、SLIMOFFICEをベースとしたCO2削減アドバイスソフト(注2)をエンタープライズ版SLIMOFFICEのユーザに無償で提供する予定(06年度)でおります。
摘要 | サーバ | クライアント |
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CPU | Pentium4 1.5GHz以上推奨 | Microsoft Internet Explorer 5.5または6.0が稼動する環境 128MB以上推奨 |
メモリ | 512MB以上のRAM、700MB以上推奨 | |
HDD | 10GB以上
(データ保存年数により変動します。) |
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OS・Webサーバ | Windows 2000 Server、IIS 5.0 または Windows Server 2003、IIS 6.0 | |
必須ソフト | Microsoft MSDE、
Microsoft Excel(2000またはXP) |
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その他 | CD-ROMドライブ |
【製品&サービス】
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ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。