プレスリリース
2005年2月9日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
~内部情報漏洩対策システム「CWAT」の販売、およびそのリモート保守に「ActiveChase」技術の共有~
富士通エフ・アイ・ピー株式会社(社長:太田幸一、本社:東京都江東区 レインボータウン)は、このたび、株式会社インテリジェントウェイブ(社長:安達一彦、本社:東京都中央区、以下IWI)と提携し、IWIの内部情報漏洩対策システム「CWAT(シーワット)」の販売・導入支援サービスを2月より開始いたしました。
富士通エフ・アイ・ピーは「CWAT」の販売・導入支援サービスを行うとともに、リモート障害分析サービス「ActiveChase」(注)の技術をIWIに提供するものです。
これにより、「CWAT」の顧客サイドで発生するアプリケーションやシステム環境の問題をリモートで効率よく解決します。
2005年4月には個人情報保護法が全面施行され、顧客情報などの個人情報を取り扱う企業は適切な保護とセキュリティ対策が求められています。近年の情報漏洩は、大半が内部からの漏洩といわれているなか、個人情報はもちろん社内機密情報などの漏洩は、企業にとって大きなリスクとなります。
IWIの「CWAT」は、端末の操作、ネットワークの両面をリアルタイムに監視し、情報漏洩を未然に回避します。
富士通エフ・アイ・ピーの「ActiveChase」は、お客様端末のハードウェアやソフトウェアなどのシステム環境情報、操作ログ、システム動作が自動的に記録・収集されるため、問題が発生した時点の操作状況から、問題箇所の特定と原因分析を迅速に行ない、お客様に負荷をかけることなく問題の早期解決を図ることができます。
このたびの技術提携により、従来、アプリケーションやシステム環境の問題が発生した際、複雑さによってお客様側に何度も出向いて収集していた情報をリモートで1回で収集し、 問題解決に関わる時間を大幅に削減します。お客様のシステム環境でしか発生しないような問題にも迅速に対応し、「CWAT」をご利用のお客様に効率的な保守サービスを提供いたします。
今後、富士通エフ・アイ・ピーは、「CWAT」を活用した内部情報漏洩対策サービスの提供を拡大してまいります。
これまで培ってきたシステム監視・運用技術を活用して、CWAT導入後のシステムの監視・運用をお客様に代わって行うMSPサービスや、CWATに必要な実環境を全て提供するASPサービスにより、お客様に負担の少ない内部情報漏洩対策サービスとして提供してまいります。 こうしたセキュリティ関連サービス・メニューをさらに拡充し、アウトソーシングサービスの強化を図ってまいります。
(注) 富士通エフ・アイ・ピー社の ActiveChase(アクティブチェース)は、イスラエルのIdentify社のソフトウェアAppSightを用いたリモート障害分析サービス。
カテゴリ | 価格 |
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監視モニタ | 500,000 円~ |
ネットワーク監視 | 550,000 円~ |
端末監視 | 9,800 円 / 台 |
【製品&サービス】
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ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。
CWATは IWI社の登録商標、ActiveChaseは富士通エフ・アイ・ピーの登録商標です。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。