ITマネジメントサービス「PowerMSP」の提供開始について

富士通エフ・アイ・ピー株式会社（社長：大島博、本社：東京都江東区青海、レインボータウン）は、このたびお客様情報システムの運用を一括して行うITマネジメントサービス「PowerMSP」の提供を開始いたします。

当社は、1989年に神奈川県川崎市に各種安全対策を施したアウトソーシング専用ビル＜東京センタ＞を竣工し、業界でいち早くアウトソーシングサービスに取り組んできており、国内の先駆的アウトソーサとしてホスティングサービス、ハウジングサービスを中心に約200社にサービスを提供しております。
また、アウトソーシングサービスは、当社の事業の中核として位置づけ拡大を図ってきておりますが、より付加価値を増大しサービスの充実を図るため、このたびITマネジメントサービス「PowerMSP」を開始いたします。

一般に、企業におけるシステムの運用コストは、ITコストの約70%を占めると言われています。企業のITインフラがマルチベンダ化・肥大化・複雑化をたどるなか、24時間365日の安定稼動や最新技術への追従、セキュリティ対策など、ビジネスが要求する運用レベルは一段と高くなってきており、これらを自社でカバーするにはあまりにも負担が大きくなってきています。

このような背景のもと、お客様のアウトソーサに対する期待は年々多様化・高度化してきておりますが、当社では、これまでもアクセス数を予測し難いWebアプリケーションのレスポンスマネジメントやシステム構築・運用のみならず利用者に対するヘルプデスクサービスなど広範囲なサービスを提供してきました。
「PowerMSP」ではこれらの経験を活かして、情報システム部門に負担のかかる経常業務を幅広くカバーするサービスを行います。稼動監視・障害対応からシステムの改善提案など信頼性の高い運用を低コストで実現する「サーバマネジメント」やSAP社R/3の運用を行う「R/3マネジメント」をはじめ、重要度がますます高くなっているセキュリティ対策や煩雑な作業を伴うIT資産管理を行う「アドバンストサービス」まで、豊富なメニュー体系で総合的なサービスを提供いたします。

「PowerMSP」は、監視だけでなく、発見された一次トラブルへの対応や、二次トラブルへの対応までカバーし、トータルサポートが可能です。これにより、お客様はダウンタイムの短縮やセキュリティレベル向上、運用コストの削減が図れ、新しい取り組みなどコア業務への集中を可能にします。

「PowerMSP」はアウトソーシングセンタ＜東京センタ＞内に、お客様のシステム情報や障害復旧手順などを一元管理する集中管理システムを備えたMSPセンタを設置し、24時間365日監視します。障害発生時には、常駐する専任のMSP-SEとお客様担当SEが連携し、障害の切り分け・一次対応・完全復旧へと迅速に対応可能な体制を整えております。

販売価格は、サーバ1台の24時間365日監視（死活監視、お問い合わせ窓口、トラブル時電源オンオフ、セキュリティ情報提供）で45千円／月(税別)からとリーズナブルになっております。なお、本サービスによる売上は今後2年半で40億円を見込んでおります。
富士通エフ・アイ・ピーは、お客様の最良のビジネスパートナーとして挑戦と新たな取り組みを続けてまいります。

1. 設置場所 … (1)当社センタ内 (2)お客様事業所内
2. 対象機器 … 以下のプラットフォームに対応

• サーバ監視（1台） 45千円／月～ （初期費用別途）

• 2003年10月～
  （サーバマネジメント、R/3マネジメント、Web性能マネジメント、ヘルプデスク）
• 2003年11月～
  （セキュリティマネジメント、ORACLEマネジメント、ITアセットマネジメント）

• 本社：東京都江東区青海2丁目45番
• 社長：大島 博
• 設立：1977年
• 資本金：20億円
• 従業員：2,422名 （2003年3月31日現在）
• 売上高：786億円 （2002年度）
• ホームページ：http://www.fip.fujitsu.com/

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