プレスリリース
2002年11月12日
株式会社平和情報センター
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
(株)平和情報センター(代表取締役社長 天野孝夫:東京都新宿区、以下HIC)は、このたび、富士通エフ・アイ・ピー(株)(代表取締役社長 大島博:東京都江東区)がHICの全株式を取得することにより富士通のグループ会社となりました。
HICは、1971年(昭和46年)に平和生命保険(株)((現)マスミューチュアル生命保険(株))の電算部門が分離独立し、平和生命グループのデータセンタとして事業展開してまいりました。 しかしながら、平和生命が外資の傘下に入ったことにより親会社との関係が薄れてきており、将来の企業経営の方向を検討してまいりました。 一方、同社はこれまでFCA(富士通系情報処理サービス業グループ)の主要メンバとして富士通グループと緊密な関係にあり、情報サービス企業としてさらなる発展のため、 富士通グループ入りすることとし、富士通エフ・アイ・ピーが全株式を取得することになったものです。
HICは、生命保険、新聞、官公庁などの分野を得意としてきており、今後もSI事業およびアウトソーシング事業は富士通グループと密接に連携して推進してまいります。もう一つの柱でありますシステムパッケージ事業につきましては、 グループとの連携を基盤に、独自戦略、方針のもとに拡大に努めてまいります。
富士通エフ・アイ・ピーは、HICが得意とする分野への拡大を図るとともに、官公庁業務についてHICと連携し、有望市場であるe-Japan市場への対応を強化してまいります。 さらに、アウトソーシング事業でもタイアップしてHICが手がけてきた分野へのアプローチを強化し拡大を図るとともに、HICのシステム力を最大限に活用し、 APM(注) (アプリケーション・ポートフォリオ・マネジメント)分野などへ本格的に展開してまいります。
良きパートナーとして両社の事業について相互にシナジー効果を発揮させ発展を目指してまいります。
富士通グループは、HICのもつ独自のスキル・ノウハウをより積極的に活用して、アウトソーシングやSIなどを強化し、ソフト・サービス事業の拡大を図ってまいります。
(注) APM(アプリケーション・ポートフォリオ・マネジメント):お客様のアプリケーション開発・保守業務をお客様に代わってアウトソーシングベンダが実施するサービス。
ご不明な点は、「当社へのお問い合わせ」よりお問い合わせください。
以上
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