プレスリリース
2001年8月23日
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
-運用管理コストを大幅に低減。「清水建設(株)」殿ほかゼネコン各社に導入-
富士通エフ・アイ・ピー(株)(本社:東京都江東区 レインボータウン、社長:池田隆夫)は、このたび全国規模で支社・現場を持つ施主、ゼネコン、コンサルを対象とした土木設計ソフトの広域事業者向けASPサービス「FCENA/Select eWide」を開始いたしました。
当社は、40年以上に渡って土木/建築分野のシステム開発に取り組んで来ており、平成6年には業界初のWindows版土木設計パッケージとして「FCENAシリーズ」の販売を開始いたしました。FCENAシリーズは、現在30種類のパッケージを販売しており、約2,000社にご利用いただいております。また、昨年10月にはFCENAシリーズのASPサービスとして、中小規模の事業者、JV、建設現場における一時的なソフト利用ニーズにあわせて1ヶ月単位でソフトをご利用いただくスタンドアロン型の「FCENA/ASPサービス」の提供を開始いたしました。
このたび提供するFCENA/Select eWideは、全国各地に支社・現場が点在する、施主、ゼネコンコンサルの広域事業者が、継続的に、同じ設計ソフトを、多数利用する場合に適したサービスです。インターネットを最大限に活用することにより、情報システム部門を煩雑なソフトの管理から解放するとともに、全国どこの事業所からでも同一かつ最新のソフトの利用を可能とするものです。
FCENA/Select eWideは、FCENAのLAN/WAN環境での利用管理技術を元に、土木業界初のインターネット対応ライセンス管理システムを基盤としたダウンロード型ASPサービスです。利用するソフトはあらかじめダウンロードしておき、利用開始時と終了時だけインターネットに接続し、ライセンスの収受を行ないます。これにより、ライセンス許諾数の範囲内であれば、いつでもどこでも利用できます。ソフトの利用時はインターネット接続が不要なため、回線のトラフィックに影響されず、スタンドアロンと同じパフォーマンスを実現します。さらに、全社レベルでネットワークライセンスを共有できること、基本の1年契約を結んでいれば、スポット的に利用したいライセンス(1ヶ月単位)を追加できることなど、業務量に合わせた最適なコスト管理が可能となります。また、ASPサービスのため、導入企業は専用サーバの設置やネットワークインフラの整備を一切行うことなく導入できること、また、従来は手作業で行っていた利用者へのソフト配布やバージョンアップ作業が簡素化されることで、運用管理コストを大幅に削減できます。
これら最適なライセンス数の設定によるコスト低減と運用面の簡易さなどが評価され、これまで当社の11種類の土木設計ソフトを全国に配布してスタンドアロン型でご利用いただいている清水建設(株)殿他4社に9月より本サービスをご提供することとなりました。さらに、他のゼネコンなどにおいても、FCENA/Select eWideは高く評価されており、相次いで導入が予定されております。
サービス名 | 契約単位 | ソフトウェア
使用料(月額) |
ライセンス形態 | インターネット接続の必要性 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
契約時 | 初期利用時 | 通常利用時 | ||||
FCENA/Select eWide | 1年間 | パッケージ価格の約2~5% | ネットワーク共用ライセンス | × | ○ | ○
(起動・終了時のみ) |
FCENA/Select eSpot | 1ヶ月 | 同 約7~10% | スタンドアロン | × | ○ | × |
報道関係:総務部
電話: 03-5531-5111
営業関連:企画推進部
電話: 03-5531-5120
以上
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