廃棄物情報管理システム「CLENALIFE」シリーズの発売開始について

富士通エフ・アイ・ピー(株)(本社:東京都江東区(レインボータウン)、社長:池田隆夫)は、このたび環境分野の新しいパッケージとして、廃棄物に関する行政支援を目的とした廃棄物情報管理システム「CLENALIFE(クレナライフ)」の販売を開始いたしました。

大量生産、大量廃棄の社会構造が生み出す副産物として様々な種類の「ごみ」、膨大な量の「ごみ」が世の中に溢れています。これらの「ごみ」を確実かつ的確に処理することは行政の重要な役割であり、ごみの減量問題も含めて健全な社会生活を営むために早急かつ強力に推し進めなければならない重要課題です。
さて、「ごみ」は、大きく分類すると主に一般家庭から排出される「一般廃棄物(生ごみ、紙くず、ペットボトル、缶等々)」と企業から排出される「産業廃棄物」とに分かれます。
「一般廃棄物」は一般家庭からでるいわゆる生活ごみを可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ等に分類して「ごみステーション(ごみ集積場)」に出し、行政が収集・処分しています。また、一般家庭から排出される大型ごみ(いわゆる粗大ごみ)については、一般ごみと同様にごみステーションに出すステーション方式と、粗大ごみを出す際に行政に回収を依頼する戸別回収方式などがあり、自治体によってその収集方式が異なっています。
「産業廃棄物」の収集/処分は一般廃棄物と異なり、ごみの排出事業者(企業)が責任をもって収集/処分することが義務付けられています。
排出事業者が自ら収集・処分が行えない場合は、廃棄物を適正に処分することができる業者(自治体から廃棄物の収集・処分を許可された許可業者)に委託して処分することができる制度も設けられております。

こうした、「ごみ」を管理するためには一方では様々な種類の膨大な情報を管理する必要があり、情報管理も行政にとって大きなテーマとなっております。今回販売する「CLENALIFE」シリーズは、一般廃棄物の処理業務を支援する『ごみステーション管理システム』、『戸別収集受付システム』と産業廃棄物の処理業務を支援する『産業廃棄物処理業者管理システム』で構成されており、広く廃棄物行政を支援できる品揃えとなっております。

『ごみステーション管理システム』は、電子地図上に、一般家庭から出る可燃ごみ(生ごみ等)、不燃ごみ、資源ごみ(ペットボトル、缶等)を集める集積場(ごみステーション)に加えて、そのごみステーションの属性情報(取扱い廃棄物、収集スケジュール、管理元自治会等々)を登録することにより、ごみステーションの状況を地図上で一目で見ることが可能となります。

『戸別収集受付システム』は、市民からの粗大ごみ収集依頼に対する受付事務作業の効率化、および排出場所の詳細地図による回収作業の効率化を図るとともに、収集依頼内容の変更など市民からの問い合わせに対し、確実かつ迅速な対応を支援いたします。
また、オプションとして、24時間粗大ごみ収集受付を可能にする粗大ごみインターネット受付システム(WWWサーバ導入型、アウトソーソング型ともにサポート)を提供いたします。

『産業廃棄物処理業者管理システム』は、産業廃棄物にかかわる収集・運搬業、各種処理業(中間処理、最終処分、その他)および再生利用業者の情報をデータベース化することで、これらの情報をまとめて管理することができます。また、見たい処理業者の情報が瞬時に検索できるため、確実かつ迅速な日常業務の遂行が可能となります。さらに、各種処理業者からの実績報告は、事前に配布した共通の実績報告フォーマット(EXCEL版)を利用するため、実績集計作業の大幅な軽減を図ることが可能になります。

1. 基本ライセンス
   • ごみステーション管理システム \2,000,000円より
   • 戸別収集受付システム \2,500,000円より
   • 産業廃棄物処理業者管理システム \1,000,000円より
2. オプション
   • CTI連携機能 \1,000,000円
   • インターネット受付機能 \1,000,000円
   • プッシュ電話受付 \1,000,000円
   • オペレータ運用支援 \ 500,000円
   • 回収ルート策定機能 \1,000,000円
   • 苦情管理機能 \ 500,000円

1. ステーション管理システム・戸別収集受付システム

2. 産業廃棄物処理業者管理システム

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