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  4. IoT 実現に向けた無線センサーネットワークの評価キットを提供開始

PRESS RELEASE

[製品・サービス]

2015年8月6日
富士通エレクトロニクス株式会社

IoT 実現に向けた無線センサーネットワークの評価キットを提供開始

~富士通のスマートネットワーク技術をモジュール化~


富士通エレクトロニクス株式会社注1は、富士通株式会社注2の スマートネットワーク技術 FUJITSU Intelligent Society Solution WisReed (以下、WisReed) を搭載した920メガヘルツ特定小電力無線モジュール (以下、WisReed通信モジュール) を開発し、 WisReed通信モジュールと評価ツールをセットにした無線センサーネットワーク評価キットの提供を8月末から開始します。

本評価キットにより、農地・生育環境モニタリング、環境監視、施設管理・制御、構造物モニタリングなどのIoTを手軽に体験でき、さらにWisReed通信モジュールを追加することで、 大規模な無線センサーネットワークを構築することができます。

なお、WisReed通信モジュールは、農匠ナビ1000注3による 「農業生産法人が実証するスマート水田農業モデル」 プロジェクトにおいて、 共同研究機関である農業生産法人4社の計1,000圃場 (330ヘクタール) を対象にした実証実験の水田センサーの通信モジュールに採用され、現在稼働中です。

無線センサーネットワーク評価キット

無線センサーネットワーク評価キットは、WisReed通信モジュール5台と評価ツールで構成されています。

WisReed通信モジュールを5台利用することで、ゲートウェイノードと末端のセンサーノードとの間に最大で3台のノードを配置することができ、アドホック通信を手軽に体験できます。

また、経路表示ツールを使用することで、目に見えない無線の通信経路を簡単に確認することができます。


[無線センサーネットワーク評価キット製品構成]

  • WisReed通信モジュール 5台 (ゲートウェイノード 1台、センサーノード 4台)
  • 経路表示ツール (ソフトウェア)
  • 付属品 (アンテナ、電池ボックス、センサーI/Fケーブル 各5、PC I/Fケーブル 1本、RSIL I/Fサンプルプログラム、マニュアル)

*ソフトウェア、プログラム、マニュアルはCD-ROMにて提供。電池は付属しません。


WisReed通信モジュール外観 経路表示ツールの経路表示機能画面
WisReed通信モジュール外観 経路表示ツールの経路表示機能画面       拡大Open a new window

添付資料: 「WisReed通信モジュールの主な仕様」 へ
添付資料: 「経路表示ツール」 へ

富士通のスマートネットワーク技術 「WisReed」

富士通のスマートネットワーク技術 「WisReed (ウィズリード)」 は、自動的にネットワーク網を構築可能な 「アドホック通信技術」 により、導入・運用コストを大幅に削減できます。

さらに、独自のアルゴリズムによって、1つのゲートウェイに対する機器の接続可能台数を大幅に増やすことができ、大規模なセンサーネットワークの構築を可能にします。


[WisReedの特長]

1.高いデータ到達率を実現
Depth-First Forwarding (DFF; IETF注4RFC 6971準拠) により、高いデータ到達率を実現します。
2.大規模ネットワークの自動構築
ゲートウェイ1台で、1,000ノード以上(*)の大規模なアドホックネットワーク網を自律的に形成することで、従来に比べ、必要なゲートウェイ数を大幅に削減する事が可能です。
*用途・通信メディアによります
3.ネットワークの高速自己修復
ネットワークや機器の障害発生時あるいはトラフィック増大時にも、個々のノードが自律的に他の迂回経路を選択し、通信を修復・維持します。
4.無線・有線 両ネットワーク方式に適用可能
無線LAN (Wi-Fi) や特定小電力無線など、様々なメディアを選択でき、お客様の要件に適合したネットワークを実現します。

出荷時期

製品・サービス名 販売価格(税別) 出荷時期
無線センサーネットワーク評価キット 16万4,000円 2015年8月末より

WisReed通信モジュール単体のご購入等は、下記へお問い合わせください。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 富士通エレクトロニクス株式会社:
本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 柏木 茂雄
注2 富士通株式会社:
本社 東京都港区、代表取締役社長 田中 達也
注3 農匠ナビ1000:
代表機関・研究代表者  九州大学大学院農学研究院  教授 南石 晃明
注4 IETF(Internet Engineering Task Force):
インターネットで利用される技術の標準仕様を策定する標準化団体

関連Webサイト

以上

添付資料

WisReed通信モジュールの主な仕様

項目 仕様 備考
無線部インターフェース IEEE802.15.4g準拠
920MHz帯 (920.6MHz~923.4MHz)
送信出力16mW (最大20mW)
アンテナ外付け (SMA)
電源仕様 外部から+5.0V給電 DCジャック:MJ-272DJ
入出力インターフェース LED STATUS LED×1 (STA)
通信LED×2 (TX,RX)
LED点灯制御はソフトによる
外部I/F センサー入力端子 (センサーI/F)
2.54mmピッチ10P(5×2)ピンヘッダ
PC接続端子 (PC I/F)
2.54mmピッチ6Pピンヘッダ
外形寸法 35mm(W)×20mm(H)×60mm(D) アンテナコネクタ(SMA)除く
温湿度条件 動作温度:-20℃~+70℃
動作湿度:結露無きこと

WisReed通信モジュールのソフトウェア構成図 WisReed通信モジュール接続部
WisReed通信モジュールのソフトウェア構成図 WisReed通信モジュール接続部

センサー機器とのインターフェース

WisReed通信モジュールに搭載されているRSIL(*)は、センサー機器に対しレジスタ操作ライクなデータインターフェースを提供するミドルウェアです。

センサー機器側は、RSILが提供するデータインターフェースを使用してレジスタを操作するという手続きを行うだけで、データの送受信や装置の設定が簡単に行えます。

図1に、センサーノードとゲートウェイノード間のRSILを利用したデータ送受信イメージを示します。


図1 RSILを利用した通信イメージ
図1:RSILを利用した通信イメージ

*RSIL (Register Synchronization Interface Library) :

WisReed通信モジュールに搭載している、センサー機器に対しレジスタ操作ライクなデータインターフェースを提供するミドルウェアの略称

経路表示ツール

評価キットに同梱する経路表示ツールで、トラフィック状況やホップ数を視覚的に見ることができます。

経路表示ツールは、トラフィックが集中しているノードや、各経路のホップ数がひと目でわかるため、無線アナライザなどの装置を使用することなく、簡単にネットワークの最適化を行うことができます。


[経路表示ツールの機能]

  • 経路表示
  • トラフィックの統計情報の表示
  • ノード間通信の統計情報の表示
  • ノードの詳細統計情報の表示

[経路表示ツールの動作環境]

項目 環境
ハードウェア CPU 1GHz以上の32bitまたは64bitプロセッサ
メモリ 1GB以上
ハードディスク 1GB以上の空き容量
ソフトウェア 対象OS Windows7
JAVA実行環境 Java1.6以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

富士通エレクトロニクス株式会社
第ニソリューションセンター
ソリューションAE部
Email Email: fei-wisreed@cs.jp.fujitsu.com

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