オペレーションエンジニア
(1)仕事内容
- 定期オペレーション
センター設備の巡回・バックアップテープの交換 - システム監視
手順書に基づいた定型的な監視作業 - 障害対応
アラートに応じた原因の切り分け・担当SEへの連絡
(2)一日の流れ(交替勤務制)
日勤の一例(08:40~19:40)
08:40~ 前日の夜勤チームから業務引継ぎ・当日の作業確認・メール確認
09:00~
<主な作業内容>
- データセンター内の設備巡回点検
- 指示書に基づいた定型業務
(例)目視による稼働システムの正常性監視
コマンド入力によるシステムの操作、データ入力
ソフトウェアによる稼働ログの採取 - サーバ機器のランプチェック、バックアップテープ交換、
- システム障害時の原因切り分け、担当SEへの連絡
11:00~15:00頃に、休憩は交代で取得
19:00~ 作業の進捗確認・メール確認
19:30~ 当日の夜勤チームへ業務引継ぎ
※夜勤(19:30~翌日8:50)仮眠休憩時間あり
(3)やりがい
お客様へ提供しているシステム・機器を直接操作し、お客様の業務・サービスの安定稼働に貢献することがこの仕事のやりがいです。実際にシステムが“本番稼働している状態”で作業を行うため、システムやネットワークがどのように稼働し、どのような場合にエラーが発生するのかといった、実践的な知識が身に付きます。
また、システム障害発生時には、チームで連携してシステムの復旧支援を行い、ダウンタイム(システム停止の時間)を限りなくゼロに近づけることで、お客様の業務・サービスを支えているという達成感を得ることができます。
(4)必要なスキル
- システムの知識(メインフレーム、サーバ操作、ソフトウェア等)
システムの基本知識を身に付けることで、業務理解がより深まります。 - コミュニケーション能力
チーム内外のメンバーと分担をして業務を行うため、自ら周りを巻き込むような積極的なコミュニケーションが必要です。
(5)ステップアップ
業務の理解を深めていけば、オペレーションエンジニアが使用する手順書や指示書の確認、障害発生時の原因確認など、復旧に向けてお客様やSEと連絡をとりながら対応する役割を担当します。 チームのリーダーとして業務の進捗管理や調整、メンバーの管理を行うポジションへステップアップします。
インフラエンジニア
(1)仕事内容
- 運用管理
データセンター内の運用作業全般担当 - 顧客サポート
指示書の発行、問い合わせ対応 - ドキュメント管理
ドキュメントの更新、発行、改善提案
(2)一日の流れ
日勤の一例(8:45~17:30)
08:40~09:15 | メール確認および当日のスケジュールを計画 |
09:15~09:30 | 朝会にてチームの作業スケジュール確認、情報共有 |
09:30~12:00 | 保守作業手順書作成、レビュー、QA対応など |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~17:00 | 会議ペンディング事項、進捗の確認、課題整理、管理資料更新 |
17:00~17:30 | 夕会にて作業進捗の報告・残業有無などの情報共有 |
※お客様のシステムに入替作業等の立ち合いで夜勤が発生する場合あり
(3)やりがい
最先端の技術に触れる機会が多くあり、業務を通じて幅広い知識を身に付けることができます。
また、障害対応を通して、原因の追究や対策を実行する際の「判断力」や、技術者としての「思考力」が磨かれ、これらの経験をシステム設計・構築に役立てることができます。
お客様と直接やりとりをする機会が多い為、求められるレベルも高く常にスキルアップが必要な仕事です。お客様業務の改善に向けて提案をするなど、会社の最前線で活躍することができます。
(4)必要なスキル
- システム運用業務の知識
システムやOSの知識、運用監視を行う為のツール操作やオペレーションエンジニアが使用する指示書、手順書を作成する知識が必要です。 - 柔軟な思考力・交渉力
障害対応や原因調査を行うにあたり様々な状況を想定し判断する柔軟な思考と、具体的な改善提案をロジカルに説明できる交渉力が必要です。
(5)ステップアップ
スキルを積んでいくと、よりお客様システムに近い仕事を担当します。
具体的には、ハードウェアやソフトウェアの保守作業、ネットワーク機器の設定変更や、セキュリティ対策として、ウイルス対策や不正アクセス対策なども行います。