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Japan

【体験記】本州最東端、宮古教室(第29回)

第29回の家族ロボット教室は、2014年10月4日 土曜日に宮古市産業まつりの体験イベントとして岩手県宮古市の宮古市民総合体育館(シーアリーナ)で開催しました。宮古市での開催は3回目になります。宮古市は県庁所在地の盛岡市からおよそ90km東に位置し、本州最東端のとどヶ崎があります。10月の開催で寒さを予想しましたが、日中は天気がよく半袖で十分なほどの快晴でした。

今回のロボット教室は、岩手県宮古市の 「宮古市大産業まつり」 の体験イベントとして開催されました。 宮古市産業まつりは、今年で20回目の開催で、活気があり、大変賑わっていて宮古市のエネルギーが伝わってきました。

教室には、午前14組、午後13組、計27組のご家族に参加いただきました。 当社からは、川崎、長野から計7名が岩手入りしました。 また、岩手県庁、岩手県立大学、一関高専からも8名の方に応援頂いた他、以前岩手県庁の窓口を担当頂いた方や、富士通の岩手支店の方々が陣中見舞いに来てくださいました。盛岡から宮古まで、車で片道2時間以上かかる中の陣中見舞、本当にありがとうございました。
私はトレーナーズ講習は随分前に受けたものの、教室への参加は今回が初めてでした。宮古の教室にトレーナーとして参加することが決まってから、事前の勉強会に参加したり、宮古への移動中に資料を読み直したりしたものの、日ごろあまり子どもに接する機会がないこともあり、うまく接することができるのか、サポートできるのか、正直なところ不安がいっぱいでした。

午前の部、私の担当したお子さんは、ロボットの組立てはうまく進みましたが、プログラムに苦戦する様子が見受けられました。お子さんに不安を感じさせないよう、他のトレーナーの動きを参考にしながらサポートしました。自分でプログラムしたものが動きだすと、目を輝かせて喜んでいたのが非常に印象的でした。
午後のレースでは午前とは違うコースを使うことになりました。最初は 完走できない子もいましたが、ご家族やトレーナーと一緒に取組み、最後は全員が完走できました。 子どもたちはとても素直です。

ロボットが動くことをすごく喜んでくれる様子をみて、やってもらっていることは決して簡単ではないものの、サポートする側はあまり難しく考え過ぎず、担当したお子さんの様子にあわせて真摯に接することが一番なのだと思いました。今回の教室で特に印象的だったのは、修了証書授与のときのひとこと感想で、 「富士通に入りたい」 と言ってくれた子が二人もいたことです。将来、富士通グループで一緒に仕事ができたら嬉しいですね。ぜひ頑張ってもらいたいです。
今回、NHKと毎日新聞の取材が入りました。岩手県では当日のお昼から何回か、 「親子でロボット作りに挑戦」 というタイトルで報道されたそうです。 報道を通して、当社の活動や教室の存在を多くの方に知ってもらうことで、参加者がますます増えることを期待したいと思います。

家族ロボット教室の活動目的のひとつに 「被災地の現状と、震災に対する対策、心構えを伝承する」 というものがあります。私の実家は福島県の中通りにあります。地震自体の被害は少なかったのですが、沿岸部の方たちの避難所となっており、少なからず震災の影響を受けている地域です。ただ、私自身実家を離れて長く、震災当日も川崎にいたため、いまひとつ被災地の現状を実感していませんでした。今回、被災地に赴いて、街中にまだ残っている震災の爪痕を見たり、家族ロボット教室を通して現地の人たちと交流する機会を持つことで、私自身の「伝承」の一歩が踏みだせたのではないかと思います。
家族ロボット教室も、次回で30回。これからも 「伝承」 を胸に、様々な形で活動に参加していきたいと思います。

今後の予定

  • 2014年12月13日 土曜日: 滝沢市 岩手県立大学
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