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Japan

【体験記】熱くも穏やかな港町、久慈(第22回)

第22回目となる家族ロボット教室は、2014年1月25日 土曜日に岩手県久慈市の久慈地区合同庁舎6階にある岩手県県北広域振興局大会議室を会場として開催しました。久慈での開催は2回目で、1年半ぶりになります。教室は午前 11組、午後 9組の合計20組のご家族にご参加いただきました。当社から6名と、いつもお世話になっている岩手県、岩手県立大学、一関高専から合計8名の皆さんに応援に来ていただき、総勢14名が講師・アシスタントとして臨みました。
前日には会場入りし、子どもたちが怪我しないことを第一に考えて、全員で会場の設営に取り掛かります。特にノートPCのACアダプターや電源の延長コードなどは、引っかかって転ぶことの無いように全て養生していきます。また、ロボットを走らせるためのコースを設置する場所へ、プログラミングを終えた子どもたちがすぐに出ていけるように、机の上のノートPCやロボットの配置にも気を配ります。子どもたちに楽しんでもらうためには、安全が何より大切であることを実感しました。

迎えた翌日は、この地域としては暖かいという天候にも恵まれました。私は、普段にも増して笑顔と柔らかい口調を心がけながら、教室開始までの間に挨拶や案内を続けました。午前中に担当したご家族は、以前にNXTを使ったことがあったとのことで、ロボットの組み立ては親子でサクサクと進められていたのが印象的でした。しかし、プログラミングの段階に入ると同じようには進まず、どの設定やパラメータを変更すれば、どう動くのかという試行錯誤を繰り返していたようです。また、光センサで黒い床を検知するとバックする動作を実現させる課題では、どうやったら短い間隔で床の色を確認しつつスムーズに動けるのか、を追及しようとするこだわりが感じられました。

午後には、前回も参加してレースで2位となったご家族を担当しました。前回のことはもう覚えていないということでしたが、途中から思い出してきたのかロボットの組み立てはスムーズに進んでいたようです。プログラミングについては、親子でパラメータを変えて試走を繰り返してはメモをとり、早く走れるパラメータの組み合わせを探していました。その試行のおかげか、レースにおいて1位になることができ、とても満足そうでした。

レースでは、タイム差が1秒以下の接戦となることが多く、わずかな差が順位に影響する場面もありました。しかし午前・午後ともに、修了証書授与後の感想で「楽しかった」という一言が多く聞けたことで、とてもホッとしています。中には、再チャレンジしたい旨を伝えていた子もいたようで、次回久慈で開催するときの活躍が楽しみです。

教室前日には、準備前の隙間時間を利用して、会場近隣の施設を2箇所見学しました1つは、津波の被害を受けつつも、多くの方々からの支援により久慈駅前での再開にこぎつけた 「もぐらんぴあ まちなか水族館」 です。館内では、さかなクンから寄贈された様々な魚をはじめ、久慈近海の魚、ドクターフィッシュ、そして津波の被害を生き抜いたアメリカカブトガニとクサガメが展示されていました。また、もう1箇所である 「道の駅くじ やませ土風館」 では、久慈秋祭りに使われるという巨大な山車を見学し、久慈という街が持つ熱さを感じました。そんな街の子どもたちが、自身の将来を考えるときに、今回の 「楽しかった」 記憶によって選択肢が1つ増えることになるようであれば、サポートした身としてはとても幸いなことなのだと思います。

今後の予定

  • 2014年2月23日 日曜日:陸前高田市
  • 2014年3月15日 土曜日:北上市
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