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Japan

【体験記】皆が地域の未来を想う、滝沢村教室(第21回)

2013年11月30日 土曜日、21回目の家族ロボット教室に行ってきました。今回は、日本で一番大きな村と言われる滝沢村にある岩手県立大学に共催頂き、岩手県立大学「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」のシステム実習室をお借りして開催しました。当社からは、社長、常任顧問を含め総勢8名で参加しました。また、いつも通り、岩手県立大学、一関高専、岩手県の方々にお手伝いいただきました。

家族ロボット教室は初参加の私ですが、岩手県入りも生まれて初めてでした。北関東にすら足を踏み入れたことの無い私にとって、岩手県は未知の世界。11月の岩手県は大変寒く、当日も雪が降っているという前情報を聞き、戦々恐々としていました。高い雪壁の間を歩く想像をしている間に、盛岡駅に到着。最北到達記録を大幅に更新しました。盛岡では多少雪がちらついているものの、積雪はなく一安心。遠くの山が冠雪しているという程度でした。また、盛岡市は岩手県西部に位置し、街中で震災の爪痕を感じる、ということはありませんでした。しかしながら、前日の29日に沿岸部に訪れた当社社長の話では、現在も瓦礫の山が連なり、整備が進んでいないという状況だったそうです。

教室開催前夜、家族ロボット教室が始まって以来初めてという忘年会兼懇親会に参加しました。ロボット教室に関わる方々と初対面し、岩手の美味しい料理とお酒を頂きました。その後、宴もたけなわといった頃、当社常任顧問が家族ロボット教室に対する想いを語ったことを皮切りに、地元や震災復興へのスピーチ大会がスタート。県庁職員の方を筆頭に、私と同年代か年下の学生の方々全員が、地元の産業や後進の育成のために何ができるか、としっかりした考えを持っていらっしゃることに驚きました。このような事は、私が考えても仕方が無いことで、今よりもっと成熟してからの話だと、勝手に思っていました。しかしながら、小さな想いも積もれば物事を動かせると、自分の考えを改める良い機会となりました。

教室開催当日、午前中8組、午後8組のご家族に参加頂きました。教室では簡単な説明の後、ロボットを組み立て、車検を受けることから始まります。その後、各自が作ったソフトウェアをダウンロードして走らせます。初めてロボットが動いた時には、自然とみんなが笑顔になり、私もうれしく思いました。3時間という長丁場の中、子どもたちは終始真剣で、ロボットを速く走らせることに夢中になっていました。中には、レースで完走できず悔しさで涙を浮かべている子がいました。

その子は教室終了後、私たちが教室を片付ける時間を使って粘り強く改造を繰り返し、しっかり完走させてくれました。その子の頑張る姿と、最後までやり抜きたいという思いをしっかりとサポートすることが私たちの活動の原点なのだと強く感じました。

CSR(社会貢献活動)という言葉には、Responsibility(責任)という文字が入っており、時に義務的、受動的に聞こえてしまうことがあります。岩手県で感じたのは、年齢に関係せず皆が主体的、能動的であったことです。自分にできることを見つけ行動する、活力ある様相でした。しかしながら、これだけの力をもってしても、物事を変えることは容易いことではなく、多くの皆さんの力を必要としています。私も微力ながら自分ができることを見つけて貢献していきたいと思います。

今後の予定

  • 2014年1月25日 土曜日:久慈市
  • 2014年2月22日、23日 土曜日、日曜日:陸前高田市

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