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Japan

【体験記】リアスの風が吹く陸前高田(第11回)

2012年最後のロボット教室を12月1日 土曜日に岩手県陸前高田市で開催してきました。
三陸の海風を防いでいた7万本の松原はすでになく、奇跡的に残った一本も永久保存に向け今年の夏に切り取られており、開催地の陸前高田小学校からは広田湾が一望できます。

今回の教室に参加した当社メンバーは、6名です。準備終了後は、昔を懐かしみつつ風の子を見習って体育館の遊具で身体を温めていましたが、果たして効果があったかどうかは謎です。
今回は一関高専さんが共催となって一関から陸前高田までの交通手段を確保してくれました。岩手県と岩手県立大学の方々もいつも通りサポートしてくださいました。さらに今回はインドにある当社の協力会社から来日していた2名が見学で参加してくださいまして、とても大人数での開催となりました。

午前の部は6組の家族が参加してくれました。この日の朝の気温は1℃、前日の準備にに引き続き体育館は相変わらずの寒さでしたが、最後の方には全員レースに白熱していて大分寒さも忘れたかと思います。私は初参加だったこともあり最初はとまどいもありましたが、同じテーブルを一緒にサポートくださった一関高専の先生やまわりの先輩アシスタントの様子を見ながら、これまでトレーナー講習で学んできたアレコレを実践することができました。
担当した子に「もっと早くするにはどうしたらいい?」と聞かれ簡単なヒントを出したところ、あっという間にタイムが3秒近く縮まって教えた方もびっくり。改めて、良くも悪しくも人に何かを教えることの難しさや醍醐味を知りました。

午後は太陽も上って気温も少し上昇、ロボット教室には8組の家族が参加してくれました。
午後のレースには9秒台をたたき出す子もいて結構レベルの高いレースだったのではないかと思います。一人だけレース開始前にプログラムを書き換えた子が完走できず、悔しそうな声を上げていましたが、最後には「またやりたい。今度は完走したい」と言ってくれました。是非次の機会を設けてあげたいと思いました。

陸前高田は三陸沿岸で特に津波の被害が大きい場所でした。冒頭でも述べたように松原はなくなって海がすぐ目の前に広がっています。
実際に国道45号線のすぐ横には簡易防波堤そしてその向こうは海という状態です。夜は街頭もなく真っ暗、自動販売機の光と、遠くに漁船の灯りしか見えません。高田市はやっとガレキを片付け終わった状態です。
まだ震災は続いている。そう感じたロボット教室でした。

今後の予定

  • 2013年1月26日 土曜日:奥州(水沢江刺)
  • 2013年2月23日 土曜日:花巻
  • 2013年3月23日 土曜日:遠野
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