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【体験記】東北の熱い一日(第8回)

2012年7月28日 土曜日、「震災復興支援 家族ロボット教室」を岩手県久慈市で開催しました。
第8回となる教室の会場は、「道の駅くじ やませ土風館」の観光交流センター「風の館 多目的ホール」をお借りしました。これまで沿岸部の開催は参加者が少なかったのですが、岩手県庁さんが県教育委員会経由で久慈市の対象小学生1400名に開催案内を配布したこともあり、午前・午後合わせて25組が教室に参加され大盛況でした。
今回も、岩手県立大学の先生・学生さん、一関高専の先生、岩手県庁の方々、そして当社メンバ、がそれぞれの役割を果たし、一丸となって教室を開催する事ができました。

3階建の吹き抜け天井まで届く山車やませ土風館は、観光客だけでなく、地元の方の利用も多い施設で、教室でお借りした多目的ホールの隣に秋祭りの山車が展示されており、3階建の吹き抜け天井まで届く山車の大きさに圧倒されました。9月16日~18日にかけてこの地区で6~7台の山車が繰り出され盛大なお祭りが開催されるそうです。東北は三大祭りが有名ですが、久慈市でもやはりお祭りがあり、皆さんの元気を取り戻そうとしているようです。
久慈市は、青森県に隣接した岩手県北部の海沿いに位置し、これまで開催してきた家族ロボット教室で最も北での開催です。久慈市は海岸から高台までのエリアが狭いようで、震災被害の残っているところはあまり目立ちませんでしたが、八戸からJRで久慈まで間には瓦礫置き場になったままの場所もありました。やませ土風館で地元の方に伺った話では、震災時土風館付近(久慈市の中心部)は高台だったので津波の被害はほとんどなかったそうで、震災前の日常を取り戻している様に感じました。

まちなか水族館しかし、沿岸部では津波による被害がありました。「まちなか水族館」は久慈駅にほど近い商店街の中にひっそりと営業していました。久慈市の北部海岸付近にあった日本初の久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」は津波で壊滅的な被害を受け、飼育していた3000匹の海洋生物は20匹を残してほぼ全滅状態となり営業を停止。職員も全員離職となりましたが、その後、行政から緊急雇用対策事業による支援を受け委託という形で期限付きですが、「まちなか水族館」として再スタートしたそうです。
建物は元家具屋さんのため、電力不足や空調設備不足へ対応しながら苦労して営業を続けている状態ですが、全国の水族館、関連施設や一般からの援助などもあるそうで、職員の方が嬉しそうに説明してくれました。完全ではありませんが復興がすこしずつ進んでいるようでした。

ロボット教室開催地として最も北と言う事で、猛暑の川崎から避暑気分で移動しましたが、東北も梅雨明けし当日の気温は30度を超えとてもとても暑い! しかも、暑い時期は一年の中でそれほど多くないためか、冷房設備がほとんどなく、JR八戸線は気動車で扇風機のみ。窓からの風を頼りにエアコンなしの電車に久しぶりに乗りました。
宿(きのこ屋)は海岸の高台にあり、湯治場のような雰囲気でしたが、こちらもエアコンなし。さすがに明け方は涼しくなりましたが、寝苦しい一夜でした。

岩場の中の漁港宿から海岸へ降りると、岩場が続き小さな漁港になっていました。漁師さんが出航の準備をしており、こちらも日常を取り戻している様子でした。 近くの駐車場には「くまに注意」の看板があり、カモシカもたびたび行き来しているそうで、自然がたくさん残っている所でした。

暑さでバテ気味のスタッフでしたが、子どもたちは元気です。午前13組、午後12組、計25組のご家族がロボットの組み立て、プログラム作成、そして、作ったロボットとプログラムで楽しそうにレースで競いました。 午前の部では、レースで全員完走し教室の目標をクリアしました。 午後の部では、2組ほど途中リタイヤになってしまいましたが、感想を聞くと「レースは残念だったけど、レース前の試走では最後まで走れたので楽しかった」との事でほっとしました。 参加されたご家族・お子さんともに満足された事がアンケートからもうかがえました。

今後の予定

  • 2012年9月9日 日曜日:盛岡市アイーナ
  • 2012年10月27日 土曜日:大槌町中央公民館
  • 2012年12月1日 土曜日:陸前高田市立高田小学校
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