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富士通コネクテッドテクノロジーズ、
国立長寿医療研究センターと健康長寿社会に向けた共同研究を開始

~ 身体活動量などを用いた認知症発症リスク予測のモデル化に向けて ~

2020年7月14日

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社

    富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 髙田克美、以下FCNT)は、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター(所在地:愛知県大府市、理事長 荒井秀典、以下長寿研)と健康長寿社会の実現に向けた共同研究を本年より開始いたしました。
    この共同研究では、日常生活における身体活動と認知症発症リスクとの関係について調査・測定・検証を行うことで、身体活動量などの情報を用いて認知症発症リスク予測のモデル化に取り組みます。
    FCNTでは、このモデルを利用した機能をスマートフォンに搭載し、お客様に広く提供することで、デジタルヘルスケア技術を活用した健康長寿社会の実現に貢献することを目指します。

概要

    FCNTは、これまでもデジタルヘルスケア技術を活用し、世界初(注1)となる携帯電話での歩数計をはじめ、カメラによる心拍数測定、脈波センサーによる血管年齢・体のストレス測定など、お客様の健康維持・促進をサポートする機能を携帯電話やスマートフォンに搭載してまいりました。
    今後の高齢化の進展に伴い、健康寿命(心身ともに自立し、健康的に生活できる期間)の延伸がますます重要になると考えられます(注2)。厚生労働省によると、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると見込まれており(注3)、社会の大きな課題となっています。
    このためFCNTは、運動、知的活動などの非薬物療法が認知症やフレイル予防に効果的であるかどうかを科学的に検証するため、実証研究の実績が豊富な長寿研(注4)と、認知症発症リスクの予測に関する共同研究を開始し、リスク予測のモデル化に向け取り組んでいます。

共同研究の目的と内容

    本研究では、歩行や歩速など様々な活動の量・強度・種類・頻度に着目して、日常生活における身体活動と認知症発症リスクの関係をモデル化します。
    モデル化により身体活動量に対する認知症発症リスクを可視化することで、健康長寿社会の実現に向けて、お客様の健康行動を増進する仕組みを開発することを目的とします。
    また、目的達成に向けて、以下を実施します。

1.身体活動量・強度等の各種活動量情報の取得(長寿研/FCNT)

  •     身体活動から活動量を算定するための活動量算定エンジンにより、歩行や歩速などの身体活動量・強度および様々な活動の種類・頻度などの活動情報を取得します。

2.活動情報による、認知症発症リスクの予測モデルの創出(長寿研)

  •     取得した活動情報の分析を行い、認知症発症に関連する活動情報の特徴を特定します。また、特定した特徴をもとに、身体活動と認知症発症リスクの関係をモデル化します。

3.認知症発症リスクの予測モデルを用いたアプリケーションの開発(FCNT)

  •     構築した認知症発症リスクの予測モデルを用いて、身体活動量の観点で見た認知症発症リスクを提示するアプリケーションを開発します。

今後の展望

    本研究にて開発した認知症発症リスクの予測アプリケーションをスマートフォンに搭載し(注5)、広くお客様の認知症発症予防の一助としていただくことで、健康長寿社会の実現に貢献することを目指します。

関連Webサイト

注釈

  • (注1):
    2003年発売モデル ムーバF672i(愛称:らくらくホンIII)に世界で初めて「歩数計」機能を搭載
  • (注2):
    厚労省 e-ヘルスネット、健康日本21を参考
  • (注3):
    厚労省 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)を参考
  • (注4):
    長寿研 組織紹介を参考
    • 老年学・社会科学研究センター(島田センター長)
    • 予防老年学研究部(李先生、共同研究スタッフ)
  • (注5):
    2020年秋冬モデル以降で実用化予定

商標について

  • 「ムーバ」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。

以上

報道関係者お問い合わせ先

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社

広報窓口

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