PRESS RELEASE

「ふくまろ」がChatGPTの活用で進化 ~Microsoft社の最新生成AI技術を採用し、より自然な会話が可能に~

2023年11月20日

富士通クライアントコンピューティング株式会社

富士通クライアントコンピューティング株式会社(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:大隈健史、以下FCCL)は、FMVに搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ(以下ふくまろ)」の最新版を、11月13日よりMicrosoftストアにて提供開始しました。

「ふくまろ」最新版は、Microsoftの最先端の生成AI技術である「Azure OpenAI Service」を通じてOpenAIのChatGPT3.5を活用し、ユーザーとのより自然で魅力的な会話を可能にしました。これにより、「ふくまろ」は幅広い話題を扱い、対話の文脈を理解した受け答えが可能になり、ユーザーは「ふくまろ」との深い対話を通じて、日々の暮らしをさらに快適に楽しむことができるようになります。ぜひ家族の一員として進化した「ふくまろ」を体験ください。

FCCLは、最先端のコンピューティング環境を提供し、人や社会に寄り添うことで、デジタルデバイドの解消に貢献していきます。お客様一人ひとりがより豊かで快適なライフスタイルを実現できるよう、常に努めてまいります。

2018年1月に登場した「ふくまろ」は、“暮らしと笑顔をアシストする新しい家族”をコンセプトに、AI技術を活用して開発されたFCCLオリジナルのAIアシスタントです。おはようからおやすみまで一日の中で家族に話しかけるように会話したり、パソコンのシャットダウンやYouTubeの再生など「ふくまろ」に話しかけて操作を行なったりと、毎日の生活に役立つパートナーです。
これまでの課題は、雑談・会話の際にユーザーの問いかけに対する回答が不自然であったり、前後の会話がうまくつながらずユーザーを残念な気持ちにさせてしまったり、もっと家族の一員として近づけないものか、を解決することでした。
今回、Microsoft社の「Azure OpenAI Service」を搭載したことで、「ふくまろ」がより自然に会話をすることが可能になり、FCCLが発表当初よりかかげている“もうひとりの家族”になることにさらに近づき、なごやかなコミュニケーションができるようになりました。
FCCLは「ふくまろ」のサービスを通して、お客様のデジタルデバイドを解消し、コンピューティングパワーで暮らしを豊かにしていくことを約束します。


【人と社会に寄り添う FCCL Computing Field】


【より自然な会話が可能になった「ふくまろ」】

Microsoft「Azure OpenAI Service」について

「Azure OpenAI Service」は、Microsoft Azureのクラウドプラットフォーム上で提供される高度な人工知能(AI)サービスです。OpenAI社が開発した「GPT-4」や「ChatGPT」など、自然言語処理モデルを使用できます。これらのモデルは、テキストを生成・要約したり、セマンティック検索をしたり、自然言語からコードに翻訳したりするなど、さまざまなタスクに適応できるサービスです。

Microsoft Corporation デバイスパートナーセールス担当バイスプレジデント Mark Linton氏のコメント

Fujitsu Client Computing Ltd.(FCCL)をはじめとするMicrosoftのパートナーは、Azure OpenAI Serviceを自社のソリューションに統合し、お互いの顧客がより多くの成果を上げられるような革新的な体験を創造しています。FCCLのWindows 11 PCに搭載されたふくまろAI音声アシスタントは、高度なAIモデルと自然言語処理能力に活用することで、より正確かつ効率的にお客様のことを理解し、素早く応答することができるようになりました。

「ふくまろ」について

「ふくまろ」はマシュマロとピスタチオが大好き、小玉のスイカくらいの大きさでおっとりした子。語尾も一人称も「まろ」。好きなことは、寝ることとおしゃべりをすること。FCCLでは家庭用のパソコンで利用されることを踏まえ、家族のだれからも愛される見た目でふくまろをデザインしました。新しいサービスを利用するハードルを下げるため、あえて少しできなさそうな見た目とし、毎日見てもあきない、愛らしいキャラクターにしています。
Xアカウント(@fukumaro_maro)では、日々豊かな表情を見せてくれるキャラクターとして人気を集めています。

商標について

記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上