PRESS RELEASE

FMVのAIアシスタント「ふくまろ」が3.0にバージョンアップ
音声認識にマイクロソフト社の最新音声技術を採用、
処理性能が大幅に向上

2020年7月31日

富士通クライアントコンピューティング株式会社

    富士通クライアントコンピューティング株式会社(本社 : 神奈川県川崎市、代表取締役社長 : 齋藤 邦彰、以下FCCL)は、富士通パソコンFMVに搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ(以下ふくまろ)」の最新版を本日よりMicrosoftストアにて提供開始します。
    最新版ではサービス基盤に日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:吉田 仁志、以下マイクロソフト)の「Microsoft Azure」を採用、同社の最新音声技術によって、音声認識の精度向上およびレスポンスを飛躍的に改善し、よりスムーズにふくまろと会話し各種検索やパソコンの操作が行えるようになりました。
    FCCLは、今後もマイクロソフトと最新技術で連携をはかり、様々な技術協力を推進していく予定です。

最新機能紹介

FCCLがマイクロソフトの最新音声技術を採用

    マイクロソフトの最新技術「Microsoft Azure」を採用し音声認識機能を大幅に強化しました。「Microsoft Azure」は同社がグローバルに提供するクラウドプラットフォームで、豊富かつ柔軟な拡張性や通信の安定性などのメリットを兼ね備えています。今回「Microsoft Azure」の採用により「ふくまろ」をより快適に利用いただけるようになりました。

いろんな声を聞き取りやすく

    年代や性別ごとにサンプル収集および解析を行うことで、「ふくまろ」の呼びかけへの反応速度や認識精度が大幅に向上しました。

その他の機能

    ロック画面時にも一部機能※1が利用できるようになりました。音楽の再生・停止や天気・時間の確認、「ふくまろ」との雑談などが、手がふさがっている場面でもパソコン本体のロック解除をすることなくお使いいただけます。また、音楽を再生する際に、アーティスト名に加えて、曲名の呼び掛けのみで再生することができます。

「ふくまろ」機能紹介イメージ画像

マイクロソフトからのエンドースメント

    マイクロソフトは、富士通パソコンFMVに搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」最新版の提供開始を大変歓迎いたします。Microsoft Azure音声認識サービスは、Cortanaと共存できるマルチプルボイスアシスタント(multiple voice assistants)設定により、よりスムーズな会話をサポートします。また、音声データや個人情報をプライバシー設定により保護します。マイクロソフトのテクノロジーを使った「ふくまろ」音声アシスタントにより、Windowsプラットフォームの導入を一層躍進させるものと期待しております。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 デバイスパートナーソリューション事業本部長 梅田 成二

「ふくまろ」について

    「ふくまろ」は、“暮らしと笑顔をアシストする新しい家族”をコンセプトに、AI技術を活用して開発されたFCCLオリジナルのAIアシスタントです。音楽や写真などのコンテンツ再生、カメラを活用した外出時の「お留守番機能」、IRコマンダー※2を通じた家電や照明の操作などができ、パソコン利用や日々の生活をお手伝いします。
    最大の特徴は、愛らしいフォルムと癒し系のキャラクター。ゲーム感覚で英単語が学べる「ふくまろレッスン」も搭載し、家庭で過ごす時間が増えたお子様の学習にも役立ちます。「ふくまろ」との会話や豊かなアニメーションを通じ、AIが“家族の一員”として当たり前に存在する未来をかたちにしました。

「ふくまろ」使用イメージのイラスト

アプリ概要

「いつもアシスト ふくまろ」

  • バージョン
    3.0
  • 言語
    日本語
  • 対応機種※3
    Windows 10 version 2004 以降搭載のFMV
    詳細および対象機種一覧については、サポートページをご確認ください。
  • ダウンロード
    Microsoftストア
    すでにFMVをご利用中のお客様は、アプリをアップデートいただくことで最新機能をお使いいただけます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • ※1
    YouTube/Radiko/インターネット検索などの未対応機能については、ロック画面を解除してからご利用ください。
  • ※2
    家電製品の操作や温度の通知には、別売のIRコマンダーが必要です。操作に対応する家電製品はサポートページをご覧ください。
  • ※3
    Windows 10 version 2004より古いWindows 10をお使いの場合は、アップデートを実施してください。
    2015年~2017年発表の一部モデルでは、利用にあたり「利用権(120円/6ヶ月)」の購入が必要となります。

以上

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