ノウハウ喪失への対策と
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本学の教育研究のITシステムは、3~5年のサイクルで入れ替えを行い、そのたびに導入ベンダーへ運用業務も委託してきました。しかし、入れ替えのたびに運用管理者が変わりノウハウが蓄積されないというデメリットがありました。また、大学は一般企業と異なり、教育や研究、学生活動などが阻害されない、比較的自由度の高く、強固なセキュリティを維持する必要があります。さらに、学内のIT環境が大きく変化し、教員や学生から寄せられるPCやシステムに関する利用方法やトラブルについての問い合わせも増え、内容も多岐にわたるようになりました。従来は契約職員や学生アルバイトなどが問い合わせごとに各ベンダーへ対応依頼を行ってきましたが、それも限界に達しつつありました。そこであらゆる問い合わせに一元的に対応できるヘルプデスクの設置を決めました。 |
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カスタマイズされた提案と
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大学特有の事情についてカスタマイズされた内容でご提案いただいたこと、運用業務には新規のシステムだけでなく、既存のシステム(他ベンダーが導入したもの)も含まれますが、その管理・運用も対応可能なことなどが、富士通コミュニケーションサービス(以下CSL)を選んだ理由です。 |
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IT機器の貸し出しからトラブル対応まで、
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数名のスタッフに常駐してもらい、受付カウンターでのPCやカメラ機材などの貸出業務、ITシステム全般に関する問い合わせやトラブル対応などを委託しています。授業開始直前の教員からの突発的な問い合わせや、教員や学生が自宅PCから送信してくる依頼にも迅速かつ的確に対応してくれています。 |
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常駐スタッフのていねいな対応で満足度向上。
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CSLのスタッフが常駐してくれることで、本学スタッフとの連携が密になりました。従来、本学スタッフが担当していた業務も引き継ぐ事ができ、負担が大きく軽減されました。教員や学生への対応もとてもていねいで満足度も向上しています。一方、常駐スタッフが日々の業務や問い合わせを通じて、運用マニュアルの見直しや各種ノウハウの電子化など、ノウハウの継承にも貢献してくれています。また、自主的に課題を抽出し、改善点の提案も頂けています。今のていねいで自主的なスタッフマインドが継承されていくととてもありがたいですね。 |
学校法人 文教大学学園
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