機能・動作環境
機能
さまざまなデータ形式に対応
ホスト(汎用機・オフコン・UNIXなど)のCOBOLデータとCSV形式ファイルとの交換、プリント形式ファイルとの交換、Windows COBOLデータとの交換をはじめとし、ソースプログラムの交換、バイナリデータの交換など、さまざまな形式のデータ交換を高い精度で実現しています。
パソコン間でのデータ交換も可能です。プリント形式ファイル、デリミタ形式ファイル、ランダム形式ファイル間でのデータ編集/加工などが可能になっています。
豊富なコード変換機能
EBCDIC⇔ JIS8/ASCII 変換はもちろん、富士通のJEFをはじめNEC、日立、日本IBMなど、ほとんどのホスト漢字の変換が可能です。拡張漢字も本格サポートしています。 日本におけるホスト(汎用機・オフコン・UNIX)のほとんどをサポートしているといっても良いでしょう。
さらに、COBOLのゾーン形式・パック形式、BCD形式数値、日付データ、2進形式数値データもサポートしています。 UNIXで一般的に使われているEUCコードをサポート、ベンダー固有の拡張漢字の変換も可能です。
また、Unicodeのサポートにより、ホストtoホストや、ホストto他システムなどのデータ交換が高品質で実現可能です。
数多くのホスト漢字をサポート
- 富士通(JEF(12ポイント)、JEF(9ポイント))
- 日立KEIS
- IBM漢字
- NEC漢字(JIPS(E)、内部コード(E)、JIPS、内部コード(J))
- 三菱MELCOM漢字
- 東芝標準漢字
- 日本ユニシスLETS-J(旧日本ユニバック系)
- カシオ標準漢字
- 新JIS(83年版)、旧JIS(78年版)
- EUC
- シフトJIS
- Unicode(UCS2/UTF-8)
- その他
※ F*TRAN+はWindows®のコード⇔JIS78年版の変換をする際に、第一水準・第二水準入替え文字の22組分を入替えずに変換します。入れ替えて変換する場合は、22組を拡張漢字テーブルに登録する必要があります。
Windows COBOLをサポート
ホストCOBOLデータとWindows COBOLデータの相互変換が可能。Windows COBOLは以下の製品をサポートしています。
メーカー 製品名 富士通 PowerCOBOL97(85) / NetCOBOL 日立 COBOL85 NEC COBOL85 マイクロフォーカス Net Express(MICRO FOCUS COBOL) AcuCOBOL
COBOL選択画面
拡張漢字を本格サポート
ホストが汎用機・オフコンの場合
- 主なホストベンダー(富士通、日立、NEC、東芝、三菱、日本ユニシス、日本IBM)の拡張漢字テーブルを標準提供しています。Unicodeサポートに合わせて、富士通、NEC、三菱電機、日立、EUCの拡張漢字テーブル(ホスト ⇔ Unicode)を提供しています。
- 拡張漢字テーブルは、画面からユーザーが自由にカスタマイズできます。 拡張漢字テーブルに定義されない漢字は、2通り(ゲタ変換、クエスチョン変換)の変換方式の中から1つを選んで変換できます
- 変換漏れ漢字のログ表示機能をサポート。
ホストがUNIX・Windows®の場合
- UNIXの場合、主なホストベンダー(富士通、日立、NEC、日本IBM、サン・マイクロ)の拡張漢字テーブルを、Windows®の場合、シフトJISの拡張漢字テーブルを提供しています。 EUCの拡張漢字テーブル(ホスト ⇔ Unicode)およびUnicodeの拡張漢字テーブルを提供しています。
- 拡張漢字テーブルは、画面からユーザーが自由にカスタマイズできます。 拡張漢字テーブルに定義されない漢字は、2通り(ゲタ変換、クエスチョン変換)の変換方式の中から1つを選んで変換できます。
- 変換漏れ漢字のログ表示機能をサポート。
簡単操作で、確認作業も思いのまま
Windows®画面からマウスによる操作で簡単に使用できます。一度実行した変換作業をスクリプトファイルとして登録できますので、確認作業や自動実行も簡単です。複数の設定を保存し、簡単に切り替えて使用することも可能です。
ユーザーアプリからも使用可能
コマンド行方式をサポートしていますので、定型処理のバッチファイル化も簡単に実現できます。OLEオートメーションに対応。F*TRAN+を部品として利用することができます。OLEオートメーションを利用することで、VB、Access、Excelなどとの連携において高い親和性を実現できます。
強力なレコードレイアウト設定機能
面倒なレコードレイアウトもマップ設定機能により、簡単に設定できます。最大2000の項目設定がマウス操作だけで簡単に行えます。マルチレコードレイアウトもサポート、複数のレコードレイアウトを持つファイルの変換も可能です。
“定数挿入”、“見だしレコード類の生成・付加” などの高い加工・編集機能を提供しています。
さらにCOBOLのCopy句の読込み機能により、マップ設定作業の大幅な短縮を可能にしています。
自動運転、高速変換が可能
ログ出力機能の大幅強化と、プロセスの多重実行を実現したことで、サーバーOSでの自動運転や高速変換が可能です。 複数の変換をバッチなどで実行する場合に、ログを出力しない設定にする事で、高速な変換が可能になります。
動作環境
OS※ | F*TRAN+ V8.0 Server | Microsoft® Windows Server® 2008 Standard
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise Microsoft® Windows Server® 2012 Standard Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Standard Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials Microsoft® Windows Server® 2019 Standard Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials Microsoft® Windows Vista® Business Microsoft® Windows Vista® Enterprise Microsoft® Windows® 7 Professional Microsoft® Windows® 7 Enterprise Microsoft® Windows® 8.1 Microsoft® Windows® 8.1 Pro Microsoft® Windows® 10 Home Microsoft® Windows® 10 Pro Microsoft® Windows® 10 Enterprise |
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F*TRAN+ V8.0 Desktop | Microsoft® Windows Vista® Business
Microsoft® Windows Vista® Enterprise Microsoft® Windows® 7 Professional Microsoft® Windows® 7 Enterprise Microsoft® Windows® 8.1 Microsoft® Windows® 8.1 Pro Microsoft® Windows® 10 Home Microsoft® Windows® 10 Pro Microsoft® Windows® 10 Enterprise | |
メモリ | 256MB以上(推奨)(OSにより異なる) | |
HDD | 20MBの空き容量が必要 | |
CRT | 1024×768以上(推奨) | |
環境 | CD-ROMドライブ(インストール時必要) | |
対象パソコン | DOS/V機 (PentiumIII以上推奨) |
※ 64bit OSについてはWOW64上でのみ動作します。
※ 対応仮想環境は以下の通りです。
- VMware Workstation 8
- VMware Workstation 9
- Hyper-V
※ Windows® 10機能アップグレードの対応状況については、こちらをご覧ください。
F*TRAN+ V4.0との相違点
F*TRAN+ V4.0との相違点をこちらに記載しています。